“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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夜間ジョグで月見&花見!!

写真展の「謝恩会」を開いた一昨日の夜は、「花冷え」というには寒すぎる真冬のような冷え込みでしたが、昨夜は寒さが少し揺るんだように感じました。そこで通勤路の近くで夜間のジョギングを敢行。すると、さらに咲きそろってきた桜の「夜桜」見物に加えて、ちょうど満月に当たって「月見」も楽しむことができました!!
そこで、開いて間もない、清らかな桜の花に、まんまるの月をあしらった写真を2枚。おまけとして川面に光を映すマンション群の夜景を掲載させていただきます。

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写真展「謝恩会」に30人!!!

写真展を応援してくれた旧知の友人や駆けっこ仲間に感謝の気持ちを伝えるための「謝恩会」を昨夜、東京・内幸町の韓国家庭料理の店「まだん」で開き、年度末の月曜にもかかわらず、なんと30人にお集まりいただきました!!! みなさん、ありがとうございました!!!

韓国出身の美人ママ金淑子(キム・スクジャ)さん(上段中央の写真の右端・下段中央)が切り盛りするお店では当初、別のお客さんもいらしたことから、記念写真を撮るころには既に遠方の方など一部の出席者が早退してられましたが(申し訳ございません!)、集合写真4枚を一挙公開いたします!!!! 飲み会の記念写真というものは、その場にいなかった者にとっては、つまらないものだとは思います。でも、だらしない性格で、みなさん1人1人になかなか写真を送れない私にとって、ブログは写真を一斉にお届けできるこの上ない手段ですので、これを利用しないわけにはいきません。しかも、撮る方も撮られる方も酔っぱらってきた場の集合写真を後から見ると、だれかしら顔が隠れていたり、ヘンな顔をしていたりしているもので、1、2枚だけを選ぶのが不可能なのです。お許しください。

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そもそも、開催から2カ月近くもたった写真展の謝恩会を今さら開いても、みなさまにかえって迷惑がられるだけじゃないだろうかという迷いはありました。既に私が所属するランニング・クラブ「明走会」の月例会や、会を母体にして運営している「東京夢舞いマラソン」の会合などの際、お会いした方々には何度もお礼を申し上げてもいます。それでも、写真展の最終日や直後には、後片付けなどに追われて、きちんとした打ち上げを開けなかったことは、飲んべえの私にとって、大きな心残りだったのです。

また、旧知の友人でスタッフとして手伝っていただいた方々を、受け付けなどで応援してくれた駆けっこ仲間に紹介したいという気持ちもあって、年末ぎりぎりの滑り込みとなりましたが、謝恩会を開かせていただいたという次第です。

旧知の友人の中では、既に写真展の会期中に掲載した記事で紹介している「作品レイアウト」担当の浅川アリコさん(早退組でした。すみません!)やBGM担当のアマチュア音楽家・佐々木啓介さん(上段右の写真の右下。お顔がでかくなって、すみません!)が謝恩会に駆け付けてくれ、私が強引に引き合わせた格好の駆けっこ仲間たちと一緒に楽しんでくれました。駆けっこ仲間のメーンスタッフとしては、デザイナーの金森尚さん、私のイラストを描いた柴山英昭さん(今月発売の月刊「ランナーズ」誌上で、ブログでも紹介した東京マラソンの際の「新兵器」である「ハイタッチカウンター」の記事が出ています)、このホームページを制作した榎本浩一さん(それぞれ本日の写真でどこにおられるかは、お探しください)も参加してました。

また写真展を機に明走会のメンバーに仲間入りした新人では、日本新聞協会の美人記者・麻美子さん、通信社の美人記者・千歳さんも参加。それに写真展の会場で知り合った私の会社近くの大会社に勤務する美人ランナー・まゆみさんも招待させていただきました。

中でも、まゆみさんは写真展をとても楽しんでくれて暖かいメッセージを届けてくださったうえ、ミクシーなどで友人らを誘いまくってくれた「功労者」のお一人。突然お呼びたてするのは気が引けて、迷っていましたが、直前になってひょんなことから、お仲間うちで「大酒豪」の「宴会部長」として知られるということをおうかがいし、当日になってお誘いさせていただきました。私以外とは全くの初対面でしったが、そこはランナー仲間同士。すぐにみなさまとうち解けていただけました。

さらに「夢舞い」の大御所である事務局長の津田昌利さん(上段左の写真の右手前。なんと70ウン歳の現役トライアスリートです!)や、創始者で理事長の大島幸夫さん(下段の集合写真の奥、私の右)、明走会「トライアスロン部」会長で、切りえ作家の東山一勇気さん(上段左の写真では津田さんの右2人目。6月には切りえの個展を開催されます!)、それに文京区議会の前議長で、「直走会」を率いる橋本直和さんご夫妻(下段右の写真の右奥-といった大大先輩のみなさま方まで参加してくださって、感謝感激でした!!!

ということで、みなさま、重ねがさね、ありがとうございました!!
応援を受けていながら昨日参加していただけなかったみなさまも、ありがとうございました!!

写真展「謝恩会」を本日開催!

大盛況をおさめた私の写真展「走った!撮った!世界のマラソン」の開催から間もなく2カ月。年度末を迎えている本日、制作や受け付けスタッフ、応援してくれた駆けっこ仲間などの皆さまに感謝の気持ちを伝えるための「謝恩会」を開催することにしました。場所はオープニング・パーティーの2次会でも利用させていただいた東京・内幸町にある韓国家庭料理の店「まだん」です。皆さまにはメールなどでご連絡させていただいたはずなのですが、私のいい加減な性格のため、行き届いていない可能性もあります。もし「あんなに応援したのに連絡がない」という方がいらっしゃいましたら、ぜひメールなどでお伝えください。飛び入りのご参加も、お店にスペースのある限り大歓迎いたします!

というわけで、これまで毎日最低1回の更新を続けてきたブログが、飲み過ぎによって途切れないように本日も未明のうちに、とりあえずこの記事を書いている次第です。
かといって写真がないのも寂しいですので、昨日朝、「寒の戻り」といった感じの冷え込んだ空気の中、近所の親水公園を散歩して撮影した3枚を、本日の埋め草として掲載いたします。

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左から順にまず、先日、子どもたちが自転車に乗ったまま突っ込んで遊んでいた人工の池と、そこから流れる小川沿いの歩道を散歩する人たち。ここ数日の寒さのためか、桜のつぼみは開くのを思いとどまっている様子でしたが、犬を連れた女性が着込んだパーカーのオレンジ色が、いまだ寒々とした景色に映えていました。

中央は、1週間前にもここで撮影したスノーフレークの花。あのとき、花びら1枚ずつについた緑のハート型の模様に気をとられて花を正面から見そびれていました。そこで本日は、カメラを地面近くからあおって(上方に向けて)花びらの中をのぞき込むことに。するとこれまた白い花びらとお似合いの黄色い雄しべを、ちらりと見ることができました。

そして右は、小川が流れ込む運河が小さな湖のように広がったところ。ここでは白鳥の形をした足ふみボートが並んで、お客が来るのを待っているようでしたが、その手前のブイに並んで乗って羽を休めていたのは白鳥ならぬユリカモメ。かれらも寒そうで、首をすくめたり、自分の羽に突っ込んだりしている姿が目立っていました。こんな気候では、ユリカモメたちが北の空に帰って行くのは、まだ先のことのようです。

この写真は、愛機であるリコー「CX3」に搭載された高倍率ズームレンズの望遠端、35mmフィルムを使う一眼レフのカメラなら焦点距離300mmに当たる画角で前後の風景を圧縮して切り取っています。かつては、こんな望遠のレンズは重さが1キロ以上もあって、持ち出すのには覚悟がいったものですが、それがシャツのポケットに入るコンパクト・デジカメ(コンデジ)に組み込まれているとは、ほんとうに便利になったものです。
スノーフレークの写真だって、1センチにも満たないこんな小さな花を撮影する場合、かつては専用の「マクロ(接写用)レンズ」の出番でしたが、これまた同じコンデジで撮れてしまいます。しかも、フィルム用の一眼レフを使っていたころは、山で背の低い花の写真を撮るときは、腹ばいに寝そべるのが普通で、大きい荷物を担いでいれば一苦労しましたが、今のコンデジなら座ったまま液晶モニターを見ながらピントを合わせることも簡単です。

もちろん、デジタル時代の今も、一眼レフのカメラの方が厳密に言えば画質はずっと良好ですし、私もいまだに気合いを入れて撮るときは一眼レフを持ち出します。でも、写真というものは撮りたい瞬間にカメラをもっていて、すぐにシャッターを押すことができなければ、同じチャンスは巡ってきません(写真だけじゃなく、人生のすべての瞬間がそうなんですが)。
ですから、走りながら撮るマラソンの写真はもちろん、日常のメモにも、ときには仕事でも、携帯性と機動力、そして速射性にすぐれたコンデジは、私としては決して手放すことができないというわけです。

一足早くハタンキョウの花見!

昨日の話題になりますが、小平市の友人宅に呼ばれて、白いハタンキョウの花を愛でる一足先の花見を楽しんできました!

この友人は、朝日新聞の船橋支局に勤めてられる先輩記者の吉井亨さん。私が1990年代の初めに札幌に勤務していたころ、出張先だった根室の通信部にいらして、仲良くさせていただきました。
このところ長らくお会いせず、年賀状のおつきあいになっていましたが、写真展を開くに当たって小平の実家に案内をお送りしていました。ところが、ご本人が案内をご覧になったのは会期終了の後で、メールで「残念!」と伝えられるとともに「裏の空き地にあるハタンキョウの木々が真っ白い花を開かせる」として「花見」に誘っていただきました。

実は吉井さんからの花見のお誘いは以前にも何度かいただいていたのですが、取材で知り合われた各界や地元の名士の方などを呼ばれる席にお邪魔するのは気がひけたこともあって、機会を逸していました。しかし今回は、朝日新聞にも紹介記事を掲載していただいた写真展のご報告をしたい気持ちもあり、「桜じゃなくてハタンキョウ?ってどんな花だったっけ?」と興味もわいて、韓国の友人からもらったラズベリー(覆盆子=ポップンジャ)ワインを持って押しかけさせていただきました。

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お宅に近づくと、ハタンキョウの花の姿を見る前から、その甘い香りに包まれました。「サッカー場大」の空き地に何本も並んでいたハタンキョウは、本当に真っ白な花が満開になり、晴れ上がった空に、こずえを伸ばしていました(左と中央の写真)。でも、その木の下には花見をする人は誰も見当たらず、携帯で連絡したところ、空き地と通路を隔ててすぐの家の窓から、吉井さんの突き出した手が振られていました。そう、まさに最高の借景。ご自宅のリビングに居ながらにして、この見事な花を、わがもののように愛でながら食事とお酒を楽しめるという、うらやましいシチュエーションだったのです。

この空き地は津田塾大の所有地ということ。草木が生えるままにまかせ「武蔵野」の景観が保たれています。ハタンキョウの白い花の下には、紫の花があちこちに咲いているのが見えます。「いろんな花が咲いているんですよ」とおっしゃる奥様の言葉にも促されて、ひとしきりごちそうとお酒をいただいた後、しばし中座させてもらい、金網を越えて空き地の中を歩きました。家の中からは確認できませんでしたが、春の野山や里に咲く花の主役ともいえるスミレも、柔らかい光を浴びて咲きそろっていました(右)。

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紫色系の花々のうち、室内からもその存在が見えて、正体が分かっていたのは、群落をつくって咲き乱れていたショカツサイ(左から2番目)。菜の花やダイコンと似た形の花をつけることからムラサキハナナとかハナダイコンとも呼ばれ、桜の花に先立って日向に咲く外来の花で、一昨日は皇居のお濠ばたにも咲いていました。ショカツサイの名前は、原産地である中国の三国時代の軍師・諸葛孔明が広めたと伝えられ、彼の名を冠しているということです。

ショカツサイの写真を挟んで左は、笠をかぶって踊る女性の姿に似ているというオドリコソウ(の仲間・ヒメオドリコソウのようです)。また右は、実の形が犬の陰嚢(ふぐり)に似ていることから名付けられたイヌフグリ(の仲間・オオイヌノフグリのようです)。

そして一番右は、ご存じ春の野の味であるツクシです。ぽつりぽつりとしか見られなかったのは、花見に先立って吉井さんが両手でやっとつかめるほども摘んでしまわれたから。そう、苦くて美味しいツクシのお浸しを、おいしいお酒と一緒にたっぷりいただきました!!

花見には吉井さんご夫妻やご子息のほか、第二の故郷・フィンランドへの旅をつづった「ユーラシア漂泊」などの著書がある筋金入りのバックパッカーで作家の小野寺誠さん、朝日新聞の社友で「知恵蔵」の初代編集長であり「アサヒカメラ」の元副編集長でもある堀内正範さん、映画「日本の青空」などを手がけた脚本家の池田太郎さん、ニコンで「ニコンサロン」を担当され、写真家でもある田中昭史さん、月刊「からだにいいこと」編集長の佐久間省吾さん-という豪華な顔ぶれの方々がお集まりでした。

さて、この後は蛇足の思い出話ですので、お読みになる方は覚悟のほどを。

吉井さんと最初にお会いした際、私は当時の勤務地である札幌から根室に取材のため出張していました。
その取材対象といいますのは、日本のサケマス船団が、なんと北朝鮮の旗を掲げて公海(おおやけの海)で違法操業をしてロシアの国境警備隊に拿捕(だほ)されたという事件。海を隔てて北方領土や大陸・朝鮮半島と接する北海道ならではのミステリアスな出来事でした。その真相を取材するには、船を出した船主たちに話を聞く必要があるということで、そのうち何人かが住んでいながら私の勤務先が足場をもっていない根室に乗り込んだのです。

「荒くれた海の男が、よそ者を相手にしてくれるわけがない」というのが、漁業関係の取材をしたり根室の事情を知った同僚らの大方の見方でしたが、そう言われても仕事は仕事です。それに、そんな突拍子もないことに船主たちが手を染めた事情も知りたくてたまらない。しかし、案の状、そのうちの一人に会いに事務所を訪ねたところ、「おめえなんか知らん。話す必要ななんかねえ」などと怒鳴られて門前払いをくらい、差し出した名刺を手ではたき落とされてしまいました。

それでも、取材の王道は「知りたい」「事情を理解したい」「それを伝えたい」という気持ちを誠意を持ってぶつけることしかありません。ということで、私は彼やもう一人のキーパーソンであり、やはり初め、門前払いをくらわされた別の船主の事務所などを繰り返し訪ねました。6月でしたが北の果て・根室はストーブが必要なほどの寒さ。冷たい風が吹き、霧や小雨も多い不純な天候のなか、私はママチャリを借りて坂の多い根室の町をぐるぐる巡りました。

そんなふうにして取材先に日参したあげく、船主の方々に徐々に心を開いていただくことができました。仲良くなれば今度は人情のあつい海の男ですから、家に上がっての食事もさせていただけます。最初にお会いした船主の方は、原生湿原への散歩に連れて行ってくれ、一緒にワラビ採りをするほど懇意にしてくれました。
また別の船主の会社専務の方は、釈放されて函館に戻ってきた船を迎えに行く際、札幌の私を誘って一緒に車で連れて行ってくれました。

もちろん、少しずつではありますが、肝心の事件に絡む話も聞き出すことができました。船主の一人は北朝鮮側に招かれて海を渡ったこともあるという話や、それより以前に、自らもソ連に拿捕されて収容所に入れられた際の秘話まで酒を飲みながら話してくれました。根室に足場を置く新聞各社や外から押しかけた報道陣の中で、その船主の方々に対する取材に成功したのは、結局のところ、わずかに朝日の吉井さんと私だけでした。私の記事は地元紙の紙面まで飾ることになり、「この生意気なよそ者は誰だ」と思われたはずの吉井さんですが、競争相手でもあり年少の私の仕事を評価され、むしろ喜ばれて、食事に誘ってくれるなど懇意にしてくださったというわけです。

今振り返って、私と吉井さんが共通していたのは、取材相手の船主の方々を悪者扱いすることなく、誠意を持って対したということです。「北朝鮮なんかとつるんで悪事を働くとは何事か」「日本の恥をさらす人騒がせな犯罪者め」というような世間一般の見方に耳を貸さず、「とにかく本当の事情を知りたい」「先入観抜きで言い分を聞きたい」という姿勢あってこそ、受け入れてくれたのだと思っています。

写真展ゲスト5-増田明美さん!!!

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このところ続けておりました写真展オープニング・セレモニーのゲスト紹介は本日、最終回を迎え、ご存じスポーツジャーナリストの増田明美さんに登場していただきます!!!

私が増田さんとお会いしたのは、東京マラソンの実現を呼び掛けるために始まった歩道を走る「東京夢舞いマラソン」の活動を通じてのことです。私は取材を機に「夢舞い」の活動に加わりましたが、増田さんは「夢舞い」が主催したシンポジウムでパネラーを務めたり、大会でゲストランナーとして走ったりしてくださいました。しかも、そんな際の打ち上げにも参加されたうえ、十八番の演歌歌手・都はるみの物まねまで披露されるなど、その気さくなお人柄は、とても元超一流選手で名マラソン解説者でもある著名な方とは思わせません。

さらに、私がテレビ局に出向していたときに続いて、戻ってきた勤務先の通信社でも「東京で市民マラソンを」をテーマにしたテレビ向けの企画をまとめた際も、増田さんは取材の依頼を快諾。「夢舞い」でインターネット中継を試みたときも、専用ページにメッセージを贈ってくださいました!

ですから、「夢舞い」の活動と同様に、「東京マラソンの実現につながれば」と思って私が始めた海外マラソンの撮影が写真展という形で実を結ぶことが決まった際、応援をお願いする方として真っ先に頭に浮かんだのが増田さんでした。増田さんはマラソン・駅伝シーズンでお忙しいなか、私がCDにコピーしてお預けした展示写真のすべてを隅々までご覧になり、オープニングに先だってフライヤー(チラシ)や会場展示用のすばらしい応援文を寄せてくださいました。

なかでも、展示用の応援文(このサイトでもご覧になれます)は、私が当初、原稿の文字数をきちんとお伝えしていなかったことから、いったんいただいた短めの文章を膨らませてくださるようお願いしたのですが、それにも応じていただきました。
会場のデザインを担当した金森尚さんが提案した応援文用のパネルは「A0」という特大のサイズで、当初の文章ではどうしてもレイアウトができませんでした。増田さんの文章は、いつも練りに練られていて、新聞連載用のエッセイを依頼する通信社の担当者も「他の人と違って、手直しする部分が全くない」と言うほどです。でも、この際は「頭を下げるしかない」と金森さんと相談し、日本国中で誰もできない増田さんへの「書き直し」の依頼を大胆にもさせていただくことになりました。
こちらの心配をよそに、増田さんは次の日には再び長さも内容も完璧な原稿を寄せてくださいました。増田さんの文章は簡潔明瞭で、詩的でリズムがあって、思いやりと愛情に満ちあふれていて、まさに視聴者をとりこにするマラソンの名解説を凝縮したようなすばらしさでした!!!

そしてそして、さらにすばらしかったのが、オープニングでのごあいさつでした!!!
ごあいさつに続いて、増田さんから私にご質問をいただく形でミニトークもしてくださいました。ご覧ください!

【増田明美さん】
みなさん、こんばんは。辰巳さん、おめでとうございます。すごい写真にパワーを感じます。

私、大島(幸夫)さんのやられていた(東京)夢舞いマラソンのときに辰巳さんにお会いして、それからのお友達なんですけども、そのときもそうだったんですが、すごい明るい方なんですよ。走ってても、飲んでても、普段も。なにかね「万年ランナーズハイ」っていう感じの方で。
多分、私はこの写真の明るさっていうのは、辰巳さんが持っていらっしゃる明るさかなっていうふうに思ってたんですね。そうしたら大島さんが「愛だ」ってことを言われて、あ、それもあるなと思いながら、本当に楽しませていただきました。

今ね、みなさんマラソンや駅伝ってテレビで見ることお好きですか。走るだけじゃなくて。見る方も好き?あ、良かった良かった。今、この見るスポーツの視聴率っていうんですか、見るスポーツが低迷しているんですよね。で、東京マラソンのように3万人とか4万人とか走って、走るランナーはたくさん増えてるんだけども、見るスポーツがちょっと伸びとどまっているというふうに聞いててね。
で、「どうしてかなあ」と関係者と言っているんですけども、私、ここにおじゃまして、分かりました。これだけ辰巳さんの写真にあるように、これだけ走る人が楽しそうで、それから応援する人もハッピーで、で、ボランティアで支えている方も楽しそうじゃないですか。そうするとね、みな出ていっちゃうのね。「うちにいないんだな」って。
なんか、そういうことも分からせてくれる、ほんとうに素敵なお祭りを感じる写真展で。

あの、辰巳さんは世界のマラソンだけでなく、山の方もすごいんですよ。山の中も、もう(1日に)12時間ぐらい山にいらっしゃるんで、「次は山の写真かな」と思いながら(私「それもありますが」)、またどうぞ頑張ってください。ほんとうに今日はおめでとうございました。ありがとうございました。

【増田明美さんと辰巳のQ&A】
Q:どうして(写真の中に)きれいな女性が多いんですか。いっぱい。被写体を選ぶときってやっぱり…。
A:いやもう自分の心に感じたものを、最も深く感じたものを撮ります。きれいな女性がいるときは…撮ってしまいますね。

Q:応援も、久米島のおばあちゃんが、トマトの「缶から」をたたいていましたよね。ああいうのって瞬間に目に入ってくるんですか。けっこうスピードもかなり速いじゃないですか辰巳さん。
A:写真を撮りながら走るときは、ちょっとゆっくりめに走ります。で、やっぱり写真を撮ろうとしているときは「あそこで(応援の人たちが)騒いでいるな」「こっちでハイテンションの人がいるな」というのを、実は見ています。そこで急に立ち止まるんですけども、まあ(ランナーが)たくさんいらっしゃって、向かい側にいる人がなかなか撮れないこともあります。急に立ち止まると危ない場合もありますから、立ち止まってもいいところで、かつおもしろい人を、やっぱり走りながら見るようになっています。

Q:辰巳さんのマラソンっていうのは、どっちがメインなんですか。どちらかといえば自分が走る方がメインなのか、常に被写体を探している方がメインなのか。
A:これは真面目に走るマラソンと、写真を撮りながら楽しんで走るマラソンを2つに分けてやっています。海外の場合は真面目に走っても、もったいないですから、景色も人もたくさんなわけで、もう「海外は楽しむマラソン」と割り切っています。沖縄もそうですね。

【追記(辰巳)】
こんなにも応援してくださっている増田さんなのですが、私は増田さんに対して、たいへんな不義理をはたらいております。そのことを、ここで告白させていただきます。
増田さんの近著である児童文学風の小説「カゼヲキル」(全3巻)を、私は毎回贈っていただき、とても楽しく読ませていただきました。そして知人らに「おもしろいよ」と勧めはしてきたものの、私の仕事を考えるとやはり、書評や記事を書くべきでした。そんな当たり前のことを忘れて一読者として、ただ読みふけるのではなく。

というわけで、みなさま、まだお読みでない方は、ぜひ手にとられてください!!!

ストーリーは、長距離の選手になり、マラソンでオリンピックを目指す少女の成長をつづったもの。日本女子長距離界の黎明期の輝く星で、日本最高記録12回、世界最高記録2回、それにオリンピック出場という経歴を持ち、その後もスポーツジャーナリストとして多くの著名な選手を深く取材された増田さんの経験すべてを注ぎ込んだ渾身の力作です。平易な言葉づかいで書かれていますが、子どもはもちろん大人でも楽しめて、引き込まれるように一気に読んでしまいます。では、もう一度、みなさん、おもしろいですよ。「カゼヲキル」!!!