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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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春本番。近所でカメラン!

「走った!撮った!パリマラソン」の最終回をまだアップしていませんが、本日はうららかな陽気に誘われて、近所でカメラ片手のジョギング=カメランを楽しんでしまいました!
ということで、パリは明日までおあずけして、すっかり春本番となったわが江戸川区の葛西臨海公園あたりで撮影した写真を、なんと12枚、どーんとアップさせていただきます!

「カメランは進まない」と以前に書かせていただいた通り、本日も8キロほどをジョギングする間に200枚近くを撮ってしまいました。夕方の刻々と変化する光に「写欲」をくすぐられてしまったわけですが、撮ったら撮ったで、コンピューターの肥やしにするよりはと、編集してしまったというわけです。

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私が近所でジョギングする8キロのコースは、海辺にある葛西臨海公園に加えて、それより少しだけ陸地に入った江戸川区総合レクリエーション公園(自分では略して「レク公園」と呼んでいます)を通ります。
本日はレク公園から走り始め、まずは春と秋に様々な種類のバラが咲き乱れるバラ園に入りました。しかし、さすがにバラの季節にはまだ早い。代わりに花壇に咲きそろっていたチューリップを撮影。花は盛りを過ぎていて、「グループ・ショット」は絵にならず、逆光できれいに透けた花びらを狙いました(中央)!

バラ園には、丸いオブジェから水が出る噴水があります。太陽を背にすると、しぶきの中に虹が見えますが、水の勢いが良すぎて写真ではよく分かりません。それでこれまた逆光で輝くしぶきを撮影しました(左)!

バラ園を過ぎて「花の橋」と呼ばれる陸橋を渡ると、シカやウサギが「動物会議」を開いているような銅像が広場に並んでいます。季節によっては周りの花壇に色とりどりの花が咲き乱れますが、なぜか今は「端境期」。それでも1枚撮っておこうと、シカの後ろに回ったところ、ちょうど、その「視線」の先を家族連れが歩いて行きました(右)!

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バラ園を過ぎると、ジョギングコースは人工の小山がある、その名も「富士公園」に入ります。
フランスに行っている間に桜の季節は終わりましたが、花の時期が遅い八重桜は、ここでもまだ満開。小山のふもとにある野球場のそばにも立派な木が青空を背景にピンクの花の塊を幾つもつけていました(左)!

富士公園には、数々のハーブが植えられていますが、その中で、ちょうど花期を迎えていたのはラベンダー。トウモロコシのような形のつぼみから吹き出すように咲き始めた花が、やはり逆光で輝いていました(右)!

小山の頂上では、ちょっとした眺望が楽しめます。先客の女の子2人が、ちょうど記念撮影をしようと準備していて、うち1人がジーンズの上着を脱いだところで、後ろから失礼して「速写」させてもらいました(中央)!

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葛西臨海公園では、いつもは海岸沿いの小道を端から端まで走るのですが、本日はその内側にある野鳥のサンクチュアリをのぞくことにしました。
周りを林や草むらに囲まれた人工の池では、多くの水鳥たちが浮かんでいましたが、ただ浮かんでいるだけでは、なかなか絵になりません。そのうちに、突然空に舞い上がったサギのつがいを、レンズを望遠側にしてすかさず撮影(中央)!コンパクトカメラながら、2羽が並んで飛翔する姿を写し止めることができました。

そうこうするうちに、太陽が傾き、池のほとりに茂る枯れたススキの穂をあしらって夕日も1枚(右)!

海岸に出ると、地平線を覆った雲の中に夕日が沈む瞬間を、都心のビル街のシルエットを入れて撮ることができました(左)!

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日が沈めば、今度は月です。群青色の空を探すと、本日の月は既に天の高いところに。地上の景色をからめて撮ることはかなわず、臨海公園といえばこれ!の大観覧車のゴンドラと一緒に撮影(左)!かなり膨らんだ下弦の月、ゴンドラに乗った人たちからは、もっと近くに見えたのでしょうか。

臨海公園を後にすると、コースは湾岸の国道と高速を陸橋でまたぎます。日曜のこの時間帯になるといつも、東京ディズニーランドなどから帰る車が渋滞して、赤いテールランプの行列が見られます(右)!

陸橋をまたぐ手前で、橋の上を見ると、行き交う人たちがライトに照らされてきれいに見えました。背景になる向こうの空が、その先にある葛西ゴルフ場のライトで照らされ、人がさらに浮き立って見えるのです。
しばらくすると、公園で集めてきたのか、大きなゴミ袋いっぱいに空き缶を入れて両手にさげた男性が橋を渡ろうとしました。さっとカメラを向けると、さらに自転車に乗った母親と男の子が(中央)!
「それぞれの家路」という感じの、ちょっと雰囲気のある「社会派」風の写真になりました。

【追記】
写真の説明は以上なのですが、ちょうど社会派風の写真を紹介したついでに、一昨日に見せていただいた本物の社会派の写真展のご紹介を。
その写真展とは、医師で写真家、そして「国際協力師」でもあって、NPO法人「宇宙船地球号」を率いられる山本敏晴さんの「ルーマニアの記憶…大切なものは何?…」というタイトルのものです。
といっても、新宿のペンタックスフォーラムで開かれているこの写真展、実は明日が最終日で、しかも午後4時まで。お近くに仕事場がある方は、お昼休みにでも訪れてみてください。

写真を通じて、外国への理解を深めてもらおうと努力している山本さんは、国際協力活動などで訪れた世界各地の国々でヒューマン・ドキュメント的な写真を数多く撮影。
カンボジアやケニア、そしてルーマニアでは、子どもたちに「大切なもの」の絵を描いてもらったうえ、その絵から浮き彫りにされる社会問題などを、写真でフォローするという手法で作品をつくり、写真展を開いたり写真集をつくったりされています。
今回のルーマニアをテーマにした写真展では、「主人公」の高校生たちのポートレイトと、かれらが描いた本物の絵、それに環境など様々な問題をフォローする風景などの作品が、幾つもの組写真として展示されています。
生徒たちの描いた絵もすばらしいのですが、山本さんの写真もまた、絵としても美しく、訴えたいことがストレートに伝わってくる、すばらしい写真ばかりでした。

実は、山本さんは私の写真展「走った!撮った!世界のマラソン」にも来場してくださいました。そのときが初対面だったのですが、そのあと、ご自身のブログで私の写真展のことを、とても好意的に取り上げてくださいました。
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65350016.html

そのときは、そんなすごい方だと知らず、きっちりごあいさつもできませんでした。今回の写真展に行ったのも、ご紹介させていただいたのも、こんなに遅くなり、申し訳ございませんでした。
と、おわびを申し上げつつ、今ごろになって、お礼も申し上げます。ありがとうございました!!!

「走った!撮った!パリ」7(~約39km)

パリマラソンから2週間を迎えようとするなか、「走った!撮った!パリマラソン」の報告記事は、本日を含めてあと2回となりました!
作業がなかなかはかどらず、私にとってはマラソンを走って撮るよりも長く感じているほどです。ご覧になってくださるみなさまも、そろそろ「35キロの壁」をお感じでしょうが、ゴールはすぐそこ。もう少しだけ、おつきあいください!
ということで今回は、パリの中心街に近いブローニュの森の風景が続きます!

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ブローニュの森の中にあるオートゥイユ競馬場の入り口近くで、そろいのオレンジのベストを着て並んでくれたのは、救護所のスタッフの方々(中央)!
突然歩き出して近づく私の姿を見て、何人かが「具合が悪いのか」などと声をかけてくれました。しかし私が「みなさんの写真が撮りたくて」と話すと、こうして並んで、そろって笑顔を見せてくれました!
お顔が暗くならないよう、ごく弱めにストロボをたきましたが、ベストの反射材が周囲とは不釣り合いに光ってしまいました。お許しください!

35キロ地点を過ぎたころに追いついたのは、青い着ぐるみの男性ランナー(右)!
パリマラソンでは仮装するランナーそのものが少なめで、着ぐるみのランナーはほとんど見かけないなかで、目立っていました!着ぐるみが重たく暑いこともあってか、足どりも重たそうでしたが、カメラを向けると元気な笑顔を見せてくれました!

その直後に遭遇したのが「序章」の記事(11日)でも紹介した「ボジョレー・ヌーボー・マラソン」をPRしていたグループによる「給ワイン所」。ワイン色のサングラスをした「ボジョレー美人」が、ボトルを手に微笑んでくれました(左)!
この給ワイン所はチーズなどのつまみもあって居心地満点。ついつい何杯もいただき、一口飲んでは走っていくランナーに何人も会って杯を交わしたあと、おいとましました。ごちそうさまでした!

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ブローニュの森の中心部に入ろうとするところで、大きな歓声を上げて応援する男女のグループに出会いました(右)!
ちょうどワインが入ったばかりの私も、「メルシー!」と大声でこたえて近づくと、みなさんもいっそう盛り上がってくれました!

森の中にあって貸しボートも浮かぶというアンフェリウール湖のほとりでは、トラックの荷台をステージにして、ロック・バンドがライブ演奏をしてくれていました(左)!
マラソン後半の疲れた足に活を入れるには、ワイン同様、音楽も効きます。ありがとうございます!

森の中央部には、ゆるやかなスロープもあって、振り返ると後続のランナーたちを見渡せました(中央)!
後半になって足が疲れて「いっぱい」になると、ちょっとした上り坂もきついもの。歩き出すランナーもいます。新緑の森では、白っぽい花をつける木々も見えました(後方の右手)。

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ボジョレーのグループに続いて、またまた森の中に給ワイン所を設けてくれていたのは、序章や「朝食ラン」の記事(10日)でも紹介したアルザス地方のグループ!
ハイジのような民族衣装がお似合いの「アルザス美人」は、超美味だった(おそらくアルザス産の)白ワインのボトルを手に、ワイン以上に癒し効果の高い満面の笑みをつくってくれました(右)!

ここでもまた、ワインを何杯もいただきながら、やってくるランナーたちと交流できました。
アルザスの男性と一緒にワインのグラスを挙げている美女2人は、アメリカから来て、初マラソンに挑戦中とのこと(中央)!!
間近になったゴールを前に、少し気の早い乾杯をして、初フルの(ほぼ)完走祝いをさせていただきました!

続いて森の沿道に現れたのは、ヴァンセンヌの森でも応援してくれていた、黄色いTシャツを来たランナーのグループ(左)!
私もまた、明走会の黄色いTシャツに、おきなわマラソンでゲットした黄色い帽子姿。2度目ながらつい立ち止まってカメラを向けると、みなさんも仲間意識を感じてくれたのか、盛り上がってくれました!

「走った!撮った!パリ」6(~34km)

明走会の月例会の報告が入ったため、また1日のブランクがあいた「走った!撮った!パリマラソン」ですが、本日は再びコースに戻ります!
コースは、約8キロにわたって続いたセーヌ川沿いの道を、31キロ手前のミラボー橋付近で離れ、間もなく市街地の西に広がる2つ目の森林公園・ブローニュの森に入っていきます。ということで、今回はパリ西部の市街地と、ブローニュの森のさわりの部分で撮影した応援やランナーの様子です。

前回に続き今回も、写真の編集と記事冒頭のリード部分は前夜に作業していたのですが、残りの説明は夜遅くに追加する可能性が高くなっていますので、とりあえず、ここまでの記事と写真のみアップさせていただきます。
この段階で訪問してくださったみなさま、たいへん申し訳ありませんが、とりあえず写真を中心にお楽しみください!

それで、ここからが続きです。やはり、作業の時間は日付けを越えてからとなり、失礼します。
写真の説明を、ざっと加えさせていただきます!

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パリマラソンは、世界でも指折りのお祭りマラソンですが、ロンドン・マラソンのように仮装で走るランナーは多くありません。ということで、ちょっとしたかぶり物や飾り物をしたランナーが目につくことになります。
コースがセーヌ川を離れる手前で、目にとまったのはフランスの小旗を2本、ヘッドバンドにつけて走っていたランナー(右)!
写真でもちらと見えていますが、実は後方にアメリカの小旗も1本ついています。追いついて前におじゃますると、Tシャツには「ミッシェル」さんのお名前がプリントされていて、ナンバーカードの名前よりも目立ちます。多くの人が自分の名前をつけて走るニューヨーク流で、きっとお仕事などでアメリカと関係をお持ちなんでしょう。

着ぐるみのランナーや応援の人もまた少ないなか、続いて出会ったのが、リスの着ぐるみで応援している方(左)!
顔まで隠れる着ぐるみは表情が見えないので、絵にはなりにくく、カメラを向けるべきかどうか躊躇してしまいます。でもこれも一期一会。そっとカメラを向けると、このリスさん、のけぞるようにして手振りをつけ、ばっちり絵になるポーズをしてくれました!

さらにしばらく先の住宅街では、旗を持った応援の女性と一緒に記念写真を撮ってもらおうとしていた男女のランナーを見かけました(中央)!!
良く見ると、この応援の女性は、「走った!撮った!パリ」の4回目(19日)の記事でも登場してくれています!
前回お見かけしたのは、10キロほど手前。メトロを使うなどして先回りをして、同じ人たちを再び応援されていたということ。日本の国際マラソンなどでも、選手の仲間がこんなふうに先回りをしては沿道の何カ所かで応援することがあります。この女性も、「応援のプロ」なんですね。

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セーヌ川沿いからブローニュの森に向けての緩い上り坂にあるY字路の角に陣取って応援してくれていたのは、白や赤の衣装に身を包んだブラスバンドの楽団(右)!
手前の男子のサングラス、その後ろの女性のウィッグが青で、ここでもコーディネーションはフランス色です。
後方には手を休めているメンバーも見えますが、このあとすぐ全員による演奏になりました。

坂の途中で追いついたランナーは、フレンチカンカンのドレス姿。いそいそと追い抜いて、振り返ってみると、うわ!これがなんと男性(中央)!
これまた撮影するかどうか躊躇しましたが、サングラスをかけたままニッコリされ、みいられるようにしてつい、シャッターを切ってしまいました!

坂を登りきったあたりで、道路わきから消防士が使うようなホースでシャワーの水がまきちらされていました。多くのランナーが滝のような水しぶきを浴びていましたが、その様子を撮っても、水の勢いが良すぎてランナーの顔がよく写りません。
そこで、シャワーの元をたどると、消防士よろしくホースを抱えてランナーらに水を浴びせていた男性は、甘いマスクのイケメンでした(左)!

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パリマラソンのコースは、前半に通過する市街地の東側にあるヴァンセンヌの森に続いて、32キロあたりからゴール直前までの約10キロは西側にあるブローニュの森の中に入ります。つまり、大都市のマラソンといいながら、半分近くは広大な森林公園の中を走るということです。
また、ゴールがスタートと同じく凱旋門のそば(反対側)ということは、パリ市民がいかに自然に恵まれているかということ。うらやましすぎて、ため息が出てしまします。

さて、ブローニュの森の外縁にさしかかると、応援のボードを掲げた女性が目にとびこんできました(左)!
ご主人か彼氏に向かって「パトリック、マッサージ受けてよ」と言っているのでしょうか(学生時代に勉強したフランス語をほとんど忘れた私の訳は怪しいのですが)。ともあれ、青い空を背景に、赤と黒のボードが鮮やかに映えていました。

続いてシャッターを切ったのは、おとぎの国のような帽子をかぶって給水してくれていた美人のボランティアたち(中央)!
右後ろに見える自転車の男性は、森から出てきたのでしょうか。

同じエイドステーションで、特においしかったのがオレンジ。気温が上がって水分を欲していたうえ、コースの終盤にさしかかって空腹も感じていたからでしょう。4等分されたオレンジを、幾つもいただきました。
あまりにおいしくて、ついカメラを向けると、ちょうどボランティアの黒人女性が、すてきな笑顔で片手を挙げてくれました(右)!

明走会講師に鯉川なつえさん!!

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昨夜は、私の所属する国内最大級のランニングクラブ「明走会」の4月の例会が開かれ、恒例のミニ講演会の講師として、元エリートランナーで、現在は順天堂大学でスポーツ健康科学部の准教授および陸上競技部の監督を務められている鯉川なつえさんがいらっしゃいました(左)!!

ミニ講演会のテーマは、鯉川さんが本にも書かれている「4(フォー)スタンス理論」について。講演の時間はわずか30分足らずとあって、理論の詳細をうかがうことはとても無理なのですが、その導入の部分を分かりやすく話していただきました。お酒をいただき、写真も撮りながらお話をうかがいましたので、私が理解できた内容は正確ではないかもしれませんが、おおよそ次の通りです。

4スタンス理論における4つのスタンスとは、ランナーなど運動する人の身のこなし方のクセを4つのタイプに分けるものです。運動をする際に主に重心がかかる足の部分を調べれば、ある人がどのタイプに属するのかが分かるそうです。その足の部分とは、①つま先②かかと③(足の)外側④内側-の4つ。まずは①か②かで一つ目のタイプ分けができ、さらに③か④かで分けることができるということです。

運動をする人は、1人1人がそれぞれ、これらのうちいずれかのタイプに当てはまります。ランナーなら、自分がどのタイプなのかを理解することで、自分に適した走り方やトレーニングの仕方が分かるというわけです。
鯉川さんは短い講演の中で、この4つのスタンスについて、ご自身の競技生活や指導の経験で得たエピソードも交え、実に分かりやすく説明してくださいました。また4つのスタンスは、上半身の動きのクセにも現れるということで、例会の会場では、鯉川さんにならって、自分のスタンスを見極める簡単な運動を、メンバーらが体験していました(中央)。

講演を聞いた結果、私は自分のスタンスについて①と②のどちらかといえば、①の「つま先」に重心がかかるタイプらしいと分かりました。靴を選ぶ場合は前足部の柔らかいものを好むということで、まさにその通りでした。また、坂道では上りよりも下りでスピードを出しやすいということもあり、これまたその通り。「富士登山競走」で連敗を重ねるのは仕方がないのか」と、今年も制限時間内の完走を逸した際に向け、うまい言い訳を見つけることもできました。

ただ、この4スタンス理論によると、自分のスタンスは子どものときから決まっていて、トレーニングで矯正できるものではないらしいのです。「それを言われちゃ、おしまい」じゃないですか、とも思います。でも、それはそれで、自分のクセを知ったうえでトレーニングの方法を考え、能力を伸ばす余地も知るというのは、至極現実的な方策のようにも思えます。
自分の性格についても生き方についても、「こういうふうに治さなければ」と、どれだけ悩んだか分かりませんが、結局のところ「昔から何も変わっていない」と思えることの方が、私にとってはこのところ多いのです。悩んだり努力したりしたことが大いなる無駄だったとさせ思えます。まさに「三つ子の魂百まで」だと実感しているわけです。

というわけで、走りについての自分にしみついたクセを理解し、自分にぴったりのトレーニング方法を見つけるカギを与えてくれそうな「4スタンス理論」。この際、鯉川さんの本を読んで勉強してみようと思っています。

これで本日の記事は終了したつもりでしたが、埋め草というわけではないですが、もう1枚アップしていた写真の説明をしていませんでした。明走会の方や、これまでブログを読んでくださった方には、お分かりでしょうが、ツーショットの2人は、明走会の幹事で、例会で司会役を務めてくれている森口信義さんと宮崎紋子さんです!!
それぞれ頭にかわいいかぶり物をしているのは、5月に会の中で行う駅伝大会や、7月に会として参加する富士北麓の「24時間リレー駅伝」に向けて、参加者を募るためでした(これらの駅伝では仮装もまた楽しみの一つとなっていますので)。
森口さんは「4スタンス理論」に以前から非常に共感されています。また妻の「国際級ランナー」さつきさんが、鯉川さんと同じ順天堂大のご出身で、そうした縁があって今回、鯉川さんにラブコールを送り、講演が実現したのでした。

「走った!撮った!パリ」5(~約28km)

「走った!撮った!パリマラソン」は本日からようやく後半に入り、第5回目を迎えます。今回は前回でさわりを紹介したセーヌ川沿いの写真が満載となります!

セーヌ川はパリの市街地を東西に貫いて「ヘ」の字型を描いて流れています。マラソンでは、そのうち約10キロにわたって河畔や堤防の上を走り、川沿いの風景を存分に楽しむことができるコース設定となっています。

それでは、とりあえずは、パリに行かれたことのある方もない方も、このセーヌ川に沿った応援やランナーの様子を、お楽しみください。
写真の説明は、のちほど加えさせていただきます。といいますのも、私は本日、休日勤務の代休をいただきながらも、ブログ作業に十分な時間をさくことができず、日の暮れたこのあと、所属するランニングクラブ「明走会」の月例会に出掛けるからです。
飲んべえの私が、日付けの変わる前に記事を仕上げてアップする望みは限りなく小さいのです。ご勘弁ください。写真の説明は追って加えますので、ご期待ください!
説明なしで写真を見るのも、それなりに楽しめるものですので、それぞれの場面の状況などを想像していただければと思っております!

ということで、ここからが日付けが変わったあとの追加分です。
マラソンのコースは23キロ地点の手前でセーヌ川の河畔に下り、川の中州であるサン・ルイ島やシテ島に渡る橋を次々にくぐっていきます。

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セーヌ河畔でも応援のパフォーマンスは見られ、河畔に下りて間もなく、サン・ルイ島に渡る橋のたもとでは、タンクトップの女性らによるドラムのバンドがランナーらを迎えてくれました(右)!
ごらんのように、橋の上にも、びっしりと応援の人たちが並んでいます。

また別の橋の手前では、大きなブラジルの国旗を振って応援している男性が(左)!
世界中から観光客が押し寄せるパリとあって、パリマラソンも、やはり観光地で開かれるローママラソンと同様に世界各国から観光も兼ねてランナーが集まっています。男性の背後、橋の上にはオーストラリアの国旗が掲げられているのも見えます。

欄干やアーチ部分に幾何学模様が施され、その間には立派なレリーフまでついている立派な橋は、16世紀に建造されたというノートルダム橋(中央)。
その名の通り、橋を渡った左側のシテ島にはノートルダム大聖堂があるのですが、島の反対側に位置しているため見えなかったようで、大聖堂の写った写真は残念ながらありません。
アーチの間からは、さらにくぐっていく橋を見渡すことができ、この橋の上にも次の橋の上にも、たくさんの応援の人たちが並んでいました。

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ノートルダム橋をくぐる手前では、橋の対岸に歴史的建造物が建ち並ぶ様子が見えました(左)!
そのうち右の方に、とんがった塔が並ぶのが見える建物は、13世紀に建てられ、王宮として使われたあとは牢獄にされたというコンシェルジュリー。マリー・アントワネットが入っていたという独房も残っています。
中央奥の尖塔は、やはり13世紀に建てられた教会であるサント・シャペルのもの。橋の左側に見えているのは市立病院のオテル・デューです。
これら背景に見える歴史的建造物と原色のウエアのランナーたち、それにコスチュームから髪の毛までピンクの女性たちによる応援グループは、一見不釣り合いに思えながら、なかなか絵になっています。
私は、このあと、橋をくぐったところにあった給食所で、コンシェルジュリーなどの景色を撮ろうとして、右側のコースわきにそれようとしたところで、バナナの皮を踏んで見事に滑り大転倒。愛機のCX3を地面にぶつけて作動不能にさせてしまいました。そのため、このあとの写真はウエストポーチに入れていた「代打」のCX2で撮っています。

大転倒をしてヒザやヒジに打撲を負い、カメラをダメにしたショックにもうちひしがれていたところ、目の前を大股で通り過ぎていったのは、洋風の竹馬に乗ったランナー(中央)!
まさかと思いますが、これがなかなか速いのです。何度も追いついては、また離され、また追いついては写真を撮ったのですが、逆光のため、そしてあまりに背が高いため、写真におさめるのは一苦労でした。
コースは、何度も橋のアーチをくぐるほか、このあとトンネルも何本かくぐりました。竹馬ランナーの頭が天井にぶつからないか心配でしたが、彼はスタスタと大股の歩みを止めず、これらの難関を見事に次々とクリアー。とうとう先に行ってしまいました。
Tシャツの文字を拡大して見たうえ調べて分かりましたが、この竹馬ランナーは、白血病患者を支援する慈善団体のメンバーで、団体のPRを兼ねてのパフォーマンスだったようです。

コースが河畔を外れ、川沿いの道路に上がったあたりで、沿道から横向きにシャワーの水が噴射され、太陽を背にすると、水しぶきの中に虹がかかるのが見えました(右)!
晴天で、それなりに気温が上がってきたこともあり、何人ものランナーらがシャワーに近づき、しぶきを浴びていきました。

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セーヌ川沿いの道路わきで、ランナーの男性と応援の女性が軽く抱き合ってキスをするシーンが目にとまりました。こういう場合はたいてい、カメラを向けても「時既に遅し」で肝心のシーンが撮れないものです。
そこで、ダメもとで「もう一度キスしてくれませんか?」と頼んだのですが、やはりかなわず。男性は女性を指さして「こいつ、僕の妹なんだよ」と当惑の表情。でも、女性の方は、うっとりとした眼差しで男性を見つめたままでした(左)。「お兄さま、格好いい」と思ってられたのでしょうか。右の画面の外にいて女性の腕に手を触れているのは、男性がその前にやはりキスを交わしていた年配の女性。お二人のお母さまだったのでしょうか。

ゆっくりとしたペースとは裏腹に、威勢の良い掛け声を何度も発しながらイタリアの国旗を掲げて走っていたのは、イタリアから来たという男女のグループ(中央)!
私が後ずさりで走りながらカメラを向けると、ガッツポーズや笑顔でこたえてくれました!
このグループとは、このあとゴールまで抜きつ抜かれつを繰り返し、お互いにすっかり顔なじみになることができました。しかし、このすぐあとには、後ろ向きになって撮影を繰り返しているうち、沿道で応援してくれていた中学・高校の同窓生である徳子さんのご一家や、明走会の駆けっこ仲間の先輩である喜吉憲さんに気付かず(みなさんも、まさか後ろ向きに走っているとは思わなかったのでしょう)、しばらく行きすぎて戻るという失態も演じました。

「走った!撮った!パリマラソン」5回目のラストの写真は、各地のマラソンの後半に沿道で見られるマッサージのコーナー(右)!
このあたりで私は既に、ゴール予想タイムが5時間以上と、かなり後ろの方のランナーたちと一緒に走っていたこともあってか、マッサージのコーナーは「大繁盛」。自分もマッサージを受けたい誘惑にかられましたが、長時間待たせていた応援の徳子さんたちと出会う直前だったため断念。代わりに撮影させてもらいました。
もちろん、失礼がないように、そして目線もいただけるように、バカの一つ覚えなのですが「エクスキュゼ・モワ(ごめんなさい)!」と叫んで。すると、ご覧の通り、ランナーもボランティアの美人も笑顔がきまりました!!