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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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モンサンミッシェル訪問!

パリマラソンを走るため8日からフランスに来ていますが、8日は友人のお宅に宿泊したことからブログの作業を控えましたので、昨日深夜にチェックインしたパリのホテルから9日分の記事を(遅ればせながら)アップいたします。

成田発の飛行機は8日の夕方にパリに着きましたが、私はその足でフランス北西部のブルターニュ地方に移動し友人宅に押しかけるという強行軍の日程をこなし、翌9日、世界遺産に登録されて日本人の観光客にも人気が高まっている中世の修道院・モンサンミッシェルを訪ねることができました!

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パリのターミナルの一つ、モンパルナス駅から乗った高速列車のTGVは午後8時発(左)。空港バスが渋滞に巻き込まれるなどしたため予定より1時間半も遅い列車になり、モンサンミッシェルに近いレンヌに到着したのは10時すぎ。駅まで迎えに来てくれた友人夫婦の車に乗って、郊外の町・リフレにあるお二人の自宅へと向かいました。

この友人は、私と中学・高校が一緒だった同窓生で、フランス在住約20年の徳子さん。徳子さんとフランス人の夫、レミさんは、夜中に押しかけた私を、地元ブルターニュ名産のリンゴや、塩分が多めのバター、フォアグラなどを使った料理と、美味しいワインでもてなして、夜中の2時ごろまで一緒に飲んでくれました!
翌朝、寝坊した私が起きたときは、在宅していたお子さま2人は既に学校に行ったあと。出勤直前のレミさんと、かろうじてあいさつできたという体たらくです。ともあれ、前日の曇り空とはうって変わって快晴の空の下、お宅を背景にお二人の写真を撮らせていただきました(中央)。

すてきなご自宅の中や、お子さまたちまでブログで紹介させていただくのは失礼ですので、おまけは徳子さん宅に平気で出入りしているお隣の猫ちゃんです(右)。毛むくじゃらのおでこを足にすりつけられると、留守番中である私の愛猫・チーコのことが思い出され、早くもホームシックです。

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英仏海峡の海岸に接する島にある、あこがれのモンサンミッシェルには、徳子さんの車に乗ってほんの小一時間で到着しました。
遠浅の砂浜に囲まれた島の上に、デコレーションケーキをのせたようにして修道院がそびえ立つモンサンミッシェルには、陸から地続きになった砂州の上の道路を通り、すぐそばまで車で行くことができます(中央)。
しかし、この道路や駐車場は、景観上の問題などから2年後までに閉鎖されて、新たに専用のミニ鉄道が敷かれ、トロッコ列車のような観光用のオープン列車が走る計画だということです。

修道院では、荘厳な建物の中や、すばらしい景色のテラスなどを行き来しながら頂上部近くまで上ることができます。てっぺんの尖塔の上には、8世紀の初め、地元の司教に修道院を建てるようお告げを下したとされる大天使ミカエル(ミッシェル)の黄金色の像が取り付けられていますが、よく写真で見る像の顔を撮影できるのは、航空写真のみ。建物の上部まで来て、この像を見上げると、真っ青な空に飛行機雲が横切っていきました(左)。

干満の差が激しいという遠浅の海は、干潮に当たって、遠くまで砂浜が広がり、馬や徒歩で対岸から渡ってくる人も見えたほか、砂浜の上に尖塔の陰が映っていました(右)。

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大天使ミカエルの黄金の像は、近くで見ることがかないませんでしたが、建物の内部には、背中に立派な羽をつけたミカエルの別の像が飾られていました(左)。

修道院の中で私が特に気に入った場所は、最上階に中庭を囲む格好でつくられた回廊。内外両側にそれぞれ2重に並んだ柱の上部には精緻なレリーフがほどこされ、斜めに差す太陽の光が、美しい陰影を描きます。外側の海を見下ろす柱のそばでは、多くの観光客らが記念写真を撮っていました(中央。ポーズを撮る女の子たちが危なっかしく見えますが、実は柱の間には安全のためガラスが張られていました)。

ドーム型の高い天井がある礼拝堂では、ちょうどミサが開かれるところで(右)、男女混成による賛美歌の合唱では、広い室内に透き通るような声が響きわたり、異教徒の私にとっても、心が洗われる感じがしました。

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さて、「走った!撮った!」が中心のホームページに付属したブログとはいえ、旅行となれば、美味しい食べ物の紹介も欠かせません。
モンサンミッシェルでは、テレビやガイドブックで紹介されている老舗ホテル「ラ・メール・プラール」に併設されたオムレツ専門のレストランに入りました(左)。

店頭で実演しながら料理される、ここのオムレツは、これでもかというほど泡立ててまぜた卵を、暖炉の火で豪快に焼いて次々につくられます(中央2枚)。

軟らかで絶妙の舌触りは、卵のおいしさを引き立ててくれます。見た目にもジャンボサイズなのですが、泡立てているおかげで、口に入れた際にしぼんでしまうのは、ちょっとばかり寂しい。この「暖簾に腕押し」的な感覚は、私がかつて仕事していた群馬県(上州)の名物「焼きまんじゅう」を彷彿とさせます。お値段も、有名店ならではの強気な設定ですが、観光客としては、それが分かっていて、足元を見られてしまうのですよねえ。
まあ、美人ウェイトレスの笑顔に免じて、とりあえずは満足ということにいたします(右)。

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オムレツと一緒にいただいた飲み物は、ブルターニュ特産のシードル(左)。ジュースのような日本のシードルと違って、アルコール分は約5%とビール並み。立派なお酒です。そのあたりを分かっていなかった私は750ミリの大きなボトルを1本注文。ドライバー役の徳子さんにお勧めできないことに飲み始めてから気付き、ほとんどをいただきました。すみません。でも、味わいも日本のシードルよりずっと深くてフルーティー。ほろ酔い気分になりましたが、これは大満足でした!

続いて、これまた地元名産の生ガキ。肉がプクプクと太った日本の養殖ガキと違って、肉は小さく薄く、これまた寂しそう。でも、新鮮でツルツルの食感、味わいともに、すばらしいものでした!

おまけは、パリに向かうTGVに乗る前、レンヌの駅前でいただいた食事向けのクレープ(右)。ホタテなど魚介類をネギと一緒に煮込んだ具が入っていて、これまた美味でした(なんだか、おいしさを表現する言葉が単純で、実態に届いていない感じですが)。ちなみに、この黒っぽい色のクレープ、そば粉でつくってあるということです。

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パリに戻る前に、前日は素通りしたレンヌの町も散歩しました。町中は歴史的な建造物が多く残されて、エキゾチックな雰囲気です。モンサンミッシェルでも多く見かけた、木製の骨組みが外壁に見えるブルターニュ独特の建物が、レンヌにも多く残されていました(右)。

今は、フランスでは復活祭の休暇の真っ最中。キリストの「復活」をイメージするニワトリや卵のデコレーションが、ショーウインドーでは目立ちます(左)。

ポカポカの陽気は夕方まで続き、繁華街のあちこちに設けられたオープンテラスの店のテープルは、若者らでにぎわっていました(中央)。

さて、今回の旅行では、「走った!撮った!」用のカメラで、このブログでもメーンに使っているリコーの「CX3」に加え、同じくリコーの上位機種である「GXR」、それにペンタックスの軽量モデルの一眼レフ機で、オリジナルのカラーリングを楽しめる「K-x」(私の愛機はホワイト!モンサンミッシェルでオーストラリアの女性から「キュートね!」と受けました)も動員して撮影を楽しんでいます。

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