FC2ブログ
“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

最新トラックバック

カレンダー

03 | 2010/04 | 05
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

月別アーカイブ

FC2カウンター

全記事表示リンク

フランス落ち穂拾い1(レンヌ)

「走った!撮った!パリマラソン」の「本編」の写真は、選択・編集作業を始めたものの、思うように進ちょくしておらず、14日付けの記事として掲載を始めることができません。そこでフランス旅行の「落ち穂拾い」として、レンヌとパリでの散策の際に撮った3枚ずつを14日および15日付けの記事として掲載し、またまた苦しまぎれの「つなぎ」にさせていただきます!

なにしろ、14日からは会社で通常通りの勤務に戻っているうえ、14日夜には「東京夢舞いマラソン」の実行委員会のミーティング(それと飲み会)、15日夜にも会社の飲み会が入っています。ですから、400枚以上も撮影したパリマラソンの写真から約100枚をピックアップしたところまで作業を進めたものの、それをさらに何分の1かに絞り込み、編集にかかるまでには至らないというわけです。

ちょうど、現地で急いで行ったブログ作業のなかで、パリやレンヌで散策しながら撮影したものの、掲載を見送った写真の中に、それなりにおもしろいものが残っていたことに気づき、もっけの幸いということで「落ち穂拾い」にしようという妙案が浮かんだわけです。
片道10時間以上と高額の航空券代を費やして行った旅行ということで、お許しください!

というわけでまず、9日夕にパリに戻る列車に乗る前、レンヌの街を歩いた際の3枚です。

BL0414レンヌ1R1000095  BL0414レンヌ2R1000105  BL0414レンヌ3R1000112

まずは、街中の何カ所かで見かけた市民共有の貸し自転車(左)。レンヌ市によるサービスのようです。
日本でも「コミュニティー・サイクル」などと名付けた同様の試みを、欧州各国に習って各地の自治体が行っているようですが、地域に根付いたという話を聞いたことはありません。一方、フランスではパリでも、同様の自転車を中心街で見かけました。

日本では、道路の整備にかかわる行政や規制が、いつまでいっても車中心のコンセプトから抜け出せないことが、日本と欧州の差をつくっているものだと思われます。それは、東京マラソンすら数年前にようやく実現したことなど、道路を歩行者や自転車が中心になって利用するケースが、日本では圧倒的に少ないことを見ても分かります。
ランナーの練習場所をとっても、ブローニュの森など大都会のど真ん中に広大な緑の公園があるパリに比べて、東京の都心にある皇居の周回歩道は、お濠と車道に挟まれて狭いまま。これほどランニングが盛んになっても、歩道の拡幅や夜間の照明の整備が検討されることはありません。
というわけで、歩道を走る大会である「東京夢舞いマラソン」の活動も、人間中心の道路づくりを呼びかける力になれないものかと、私は考えているわけです。

脱線が長くなりましたが、中央の写真は、レンヌ中心部の広場に面した国立劇場。広場の反対側には市庁舎が建っていて、石畳の大きな広場は、ご覧のように歩行者と自転車の「天国」。地方都市とはいえ、昔ながらの広場をこうして保存して利用し、中心街への車の乗り入れを規制している様子を見ると、やはり日本の都市と比べて人間中心の思想が根付いていることを感じさせます。

右は、中心街から駅に向かう際に見かけたビルの壁面と街路樹。伸びていく木のこずえがビルに接触しないように壁面と平行してきれいにせん定されています。まるで盆栽を見るようで、むしろ日本的な感じもします。とはいえ街路樹を取っ払ってしまった銀座の風景を思い出すと、緑が残されているだけで、街の中の自然を保とうという心意気がずっと感じられます。

スポンサーサイト