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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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「走った!撮った!パリ」3(~約20km)

「走った!撮った!パリ」の第3回目も、引き続きパリの東にある市民の憩いの場・ヴァンセンヌの森で撮った写真が中心となります!

なにしろ、手元のコースマップを見たところ、10キロ付近で入るヴァンセンヌの森の中で走る距離は、なんと8キロ余りもあるのです。しかも、マラソンで走るのは、その端から端ではなく、一部の「内周」といったところ。ランナーのメッカ・皇居の外周歩道が5キロといっても、それは森の中などほとんど走れず、車のすぐそば-という日本の私たちにとって、パリの環境はうらやましい限りなのです。
それでは、そんなパリのランナーの多くが練習コースにしているヴァンセンヌの森の様子から、ご覧ください!

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スタートからは10キロ近くも進んでいますが、前にも後ろにも密集したままのランナーは、いつまでもばらけません(中央)!
そもそも参加者は3万人以上ですし、前の方からスタートした私自身が、写真を撮りながらランナーの密度が濃い後方に飲み込まれていわけですから。しかし、立派な立木が並ぶ道路わきの土の「歩道」も走ることができて、窮屈に感じることは全くありません。ヴァンセンヌの森の中には動物園や劇場、競技場などもあるのですが、地図によると、この右側の柵の先の方には、競馬場があるということです。

コースがV字型にターンするコーナーの内側で、コースに沿うようにV字の隊列を組んで応援してくれていたのは、中世の城から出てきたような格好の楽団(左)!
みなさんが顔を真っ赤にして吹いている、とぐろを巻いた形の管楽器は、そう、ホルンです!狩りにつきものの角笛に由来するというホルンは、元は国王の狩猟場だったというヴァンセンヌの森には似合うはず。よく見ると、みなさんが吹いていたのは、バルブの付いていないシンプルな形の「ナチュラルホルン」と呼ばれる古いタイプのホルンで、19世紀前半までのスタイルだということです。

次のコーナーに現れたのは、そろいの赤シャツを着てドラムをたたいていた女性たちのバンド(右)!
みなさんがコースの方を向いて演奏しているため、背後からランナーを絡めた写真を撮ろうとすると、女性たちの顔が後ろ側しか見えません。そこで、ドラムの音に消されないような声で「エクスキュゼ・モア(すみません)!マドモワゼル!」と叫び、ちゃっかりと美人のドラマーに目線をいただきました。
よく見ると、彼女とその左奥の方のドラムには、ホルンの形を思わせる巻き貝の模様が。アンモナイトのようでもあり、エスカルゴのようでもありました。

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ヴァンセンヌの森で次々に現れた応援パフォーマンスの極めつけは、パリといえばこれ!のご存じフレンチカンカン(左)!!
モンマルトルの丘のふもとにあり、120年の歴史を誇る赤い風車の劇場・ムーランルージュ(フレンチカンカン発祥の場)の舞台から降りてきたようなダンサー姿の女性ら。そのうちのお一人は、豪快に足を振る上げるという定番のポーズを決めてくれました(勢い余って手足の先がフレームアウトして失礼しましたが)!
後ろの女性が踊りを休んでいたのは、自由の国・フランスのアバウトなところでしょうか。それよりも、みなさんがそろってランニングシューズばきのところが、ご愛敬!応援グループの多くがランナーらしいことがうかがわれます。

もうひとつ、森の中で披露されていたパフォーマンスは、太鼓のリズムに合わせ、北アフリカか中東風の衣装で両手をユラユラと振って踊っていた美女たち(右)!
手が顔にかかって撮影は難しかったのですが、なんとかお二人のポーズと笑顔がきまりました!!

1時間近くも「走った!撮った!」を楽しんだヴァンセンヌの森を抜けて、再びパリの市街地に。郊外の方とあって、沿道に立派な家が目立つあたりで、お父さまと娘さんと思われる2人が、歩道わきの台の上から声援を送ってくれていました(中央)!
カメラを向けると、示し合わせたかのように2人が一斉に手を挙げて、ポーズをきめてくれました!!

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郊外型の住宅が続く一角で、次に目にとまったのは、ミニスカートのお嬢さんら美女2人(左)!!
お母さまと娘さんでしょうか、ごきょうだいでしょうか。ともあれ、2人そろって笑顔もポーズもばっちりきめてくれました!!

続いて、商店が並ぶ一角で目を奪われたのは、花屋の店先で、金属製の手提げのバケツをスプーンでたたいて応援してくれていた奥さま(右)!
このあと、ご自身が手首に下げてられたカメラで「お店の看板と一緒に私の写真も撮ってね」と頼まれました。そう、お店もご本人も街の風景に溶け込んでいらしたものの、日本人の方のようでした。

その後、道幅が広くなった道路の頭上にわたしたクレーンの上から応援してくれていたのは、制服姿の消防隊員たち(中央)!!!
「私たち消防士が、ついていますよ」と、横断幕に激励の言葉も掲げ、笑顔で拍手してくれた隊員ら。クレーンの下の歩道わきにも、仲間のみなさんが陣取って、盛んに声援を送ってくれていました!!! 「メルシー・ボークー!!!」でした。

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