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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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「総理を夢見る男」に写真提供!

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ランナーとしても知られる宮崎県の東国原知事の動向を、地元の取材記者が3年以上にわたって克明に記録・検証した渾身のドキュメンタリーの本「総理を夢見る男 東国原英夫と地方の反乱」(梧桐書院)が本日、全国の書店に並び、地元・宮崎をはじめとする各地の関係者の間などで話題を呼んでいます(左)。

この問題の書の第5章「敵か?味方か?愛憎のメディア戦略」に掲載されている東国原知事の写真は、私が撮影・提供したものです(中央)!
この写真は、知事とともに私も参加した2008年12月の「青島太平洋マラソン」の際、一足先に走り終えた私がゴールテープを切る知事を撮影。知事のブログなどについて書かれたこの章に併用する写真が「なかなか見つからない」と筆者の1人から聞いて、コンピューターの中から掘り起こし、提供させていただきました。

このときのゴールタイムは私が3時間30分台、東国原知事が40分台。その10カ月前に第2回の東京マラソンを走ったときも、私より一足先にゴールした知事をコース上で何度もお見かけし、写真を撮らせていただいています。
東京での写真は、40キロ近くで撮影したものを今年2月の写真展で展示していますが(もちろん、このサイトの「ギャラリー」ページでも見られます)、それに先立ち、築地付近でしばし併走させていただいた際の写真もこの際、公開させていただきます(右)!

知事は、どちらの写真でも沿道に手を振っていますが、その前後でも手を振りっぱなしで、カメラを持ちっぱなしで写真を撮りまくっている私よりもさらにたいへんそうでした。築地の写真で知事の右を併走しているのは、元エリートランナーの木村泰人さん。競技の指導者としても著名で、現在は「ボディワーククリエイティブ」社で「メディアプロデューサー」を務められ、皇居ランナー向けに新たに設置するロッカー&シャワー施設の企画に携わってられます。木村さんも実は、私と同じく大所帯のランニングクラブ「明走会」にも所属されています。

さて、話題を本に戻しますと、この「総理を夢見る男」は、共同通信社宮崎支局の歴代の記者たちが力を合わせてつづったものです。
メディアの寵児ともいえる東国原知事は、新聞や雑誌をにぎわし、公私ともにテレビへの出演も多く、自らのブログでもメッセージを発信し続けてられます。しかし、記者会見や県議会、インタビューなどで知事を日々取材している記者の視点から客観的・網羅的に知事を描いた書物は、これが初めてで、各方面から注目を集めています。

取材・執筆に携わった記者によりますと、この書は、構想が持ち上がってから既に約3年が経過し、その間、情報や記述内容を次々に更新していく作業は大変なものでした。執筆を担当した記者は8人に上り、「みんなの努力が実ってうれしい」ということです。記者はそれぞれ、実際に取材した部分の執筆を分担したほか、取材の合間の「こぼれ話」ともいうべきコラムも書いていて、そこからは宮崎に対する熱い愛情をくみとることができます。

官製談合疑惑で逮捕された前任者のあとを受けて「タレント知事」として登場し、「東国原シアター」を演出してきた東国原知事。その軌跡を克明に追うばかりでなく、「総理を夢見る」知事が抱く野望も見事にあぶり出しているこの書は、「自治体関係者や、地域格差の問題に関心がある人など、すべての方に自信を持ってお勧めできる」とのこと。
ランナーとしての知事に共感している人たちにとっても必見です!!!

本の紹介が長くなりましたが、ここで、東国原知事のゴールシーンを撮影した2008年の「青太(あおたい)」こと青島太平洋マラソンの写真も、ついでに紹介させていただきます!
私は2007年の青太も走っていますが(このときのタイムは3時間16分台)、08年はコースが一新されていました。都心を走る東京マラソンに触発された知事が「宮崎のマラソンでも目抜き通りを走らせる」という悲願を実現。それまで避けて通っていたコースが、中心街を貫くことになったのです。
お祭りマラソンの愛好者としては、これは一大ニュース。私は国内ではあまりやらない「走った!撮った!」をカメラ片手に敢行しました(とはいえ、ベテランランナーの知事や猫ひろしさんよりも先行してしまいましたので、写真の枚数は少なく、出来もイマイチです)。

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ということで1年半も前の「走った!撮った!青太」。写真の説明をごく簡単に。
左は、ご覧の通り市街地の給水所で、元気よく水を手渡してくれるボランティアの女の子たち!

中央は、東国原知事の活躍で一躍観光名所になった宮崎県庁の前にある並木道を走るランナー!
南国とあって、生い茂っている大木は常緑樹のクスノキ。知事の意向だと思いますが、この県庁前は2度も往復する趣向となっていました(よく見ると行き来するランナーが2列ずつ、4列をなしているのが分かります)。

そして右は、宮崎市の中心街を南北に貫く一番の目抜き通り、橘通りを走るランナー!
電信柱の高さをはるかにしのぐ中央分離帯の並木は、宮崎県の木であるフェニックスです。一昨年のこのときは、マラソンが初めて目抜き通りを通過したこともあってか、沿道の応援はさほど多くありませんでしたが、昨年はもっと増えていたのではないでしょうか。

最後に蛇足をひとつ。実はマラソンの大会名になっている青島も以前は、フルマラソンのコースがそばを通らず(短い距離の部では通ったのですが)、新コースになってようやく走りながら見ることができるようになりました。つまり、新コースは、前年に比べて断然、魅力的なものに生まれ変わったのです!

3年間の軌跡だけで1冊の大著になるほどの東国原知事。批判をお受けになることも少なくないようですが、ランナーの気持ちを分かってくださる知事であることは間違いありません。ランナーのためになされた功績もまた、間違いなく大きなものがあると言えます。

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