FC2ブログ
“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

最新トラックバック

カレンダー

04 | 2010/05 | 06
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

月別アーカイブ

FC2カウンター

全記事表示リンク

高尾トレラン、春らんまん1

富士登山競走に向けてのトレーニングの手始めとして本日、高尾山にトレラン(トレイル=山道=ランニング)に出かけ、カメラを片手に花などを撮って、春らんまんの低山を満喫してきました!

とはいうものの、例によって早起きができず、走り始めたのは午後1時半ごろ。真面目にトレランをする方々のように高尾山から奥高尾の縦走路を陣馬山まで往復することはできません。それどころか、写真を撮るのに時間をくうなどして、陣馬山にさえたどり着かず。その手前の峠から神奈川県側に下山して、「陣馬の湯」と呼ばれる栃谷鉱泉で汗を流して帰るという軟弱コースを、トロトロ走ってきただけなのです。

それでも、山は山。いつの季節に、どの山に入っても裏切られることはありません。春の花が最も咲き乱れる時期は過ぎたとはいえ、撮った写真を見ると、それなりにお気に入りのショットが多く、2日に分けて紹介させていただくことにいたします!

BL0502高尾1-1R1000742  BL0502高尾1-2R1000754  BL0502高尾1-3R1000755

ハイキング客でごったがえす京王・高尾山口の駅で下車。長蛇の列ができているケーブルカー&リフト乗り場を横目に登山道に入ります。私のお気に入りは沢づたいの「6号路」と呼ばれるコース。夏でも涼しく、沢沿いの花を楽しめます。薬王院をやりすごすため、休みの日には混雑を避けることもできます。その6号路の入り口付近の右手に並んでいるのが、石のお地蔵様と七福神(左)。山行きの安全を祈り、一礼と一枚。

4月の半ばごろまでなら、沢づたいの林床に白いシャガの花が咲き乱れていますが、この時期には花はほとんど落ちたあと。1本の茎から2本の白い花が咲くニリンソウの群落を見かけたものの、対になった2輪のうち1輪はことごとく落ちていて絵になりません。
一方、頭上の落葉樹は若葉が伸びて「緑陰」をつくりつつあり、逆光に透けるこずえは、どこもかしこもきれいです(中央)!

昨シーズンに咲いたあと、枯れて枝に残っているヤマアジサイの花も、やはり逆光で、きれいに輝いていました(右)!

BL0502高尾1-4R1000921  BL0502高尾1-5R1000796  BL0502高尾1-6R1000828

高尾山の春といえばスミレ。中腹から上の日向には、まだ花の咲きそろった群落を見ることができました。
高尾山には何種類ものスミレが咲くのですが、本日見かけたのは、最もスタンダードなタチツボスミレばかり。背景はあまり美しくないものの、花も葉もきれいにそろっていたのは、杉の落ち葉の間から生えていた一株でした(左)。

山頂手前の尾根道では、大きな群落があって、写真の被写体としてうまく並んだ花を探すのに迷いました。
本日、右手に握っていたカメラは、リコーの最上位機種であるGXR。フィルムに当たるセンサー(撮像素子)とレンズが一体化したユニットになって、このユニットを交換できるというカメラ業界初のシステムが特徴です。今のところ2種類あるユニットは、広角系の標準ズームレンズ付きと、花などを接写できる標準マクロレンズ付き。

ここで、伝家の宝刀ともいうべきマクロレンズ・ユニットを付けて、屋外で初めて撮影したのが、次の2枚です。
中央は、美しいボケを生かして1輪を狙い、右は縦位置でおさまる1株を狙いました!
ご覧の通り、ピントの合ったところはシャープで、ボケたところは柔らかいという絶妙の描写なのですが、慣れていないためか、オートでもマニュアルでもピントが合いづらく、コンパクトなカメラの軽快さがそがれる感じもしました。

BL0502高尾1-7R1000759  BL0502高尾1-8R1000831  BL0502高尾1-9R1000885

高尾山の山頂周辺の森は、杉やヒノキなどの針葉樹と広葉樹が混交した自然林となっています。なかでも杉の大木は薬王院付近の尾根づたいに多いのですが、谷沿いの6号路でも、ときおり根元の広がった立派な大木を見かけます(左)。

山頂の混雑ぶりは、これまで数え切れないほど訪れているうちでも最高で、渋谷あたりの繁華街のようでした(中央)!
いつもは手洗い場で冷たい水を補給するのですが、混雑のためか断水中。自動販売機の水やお茶も売り切れで、ペットボトルを買おうとすると、茶屋の前には長い列が。
それでも500ミリのお茶を200円で購入。バックパックの背中に入れてあるハイドレーション・システムの水筒(ここから出て胸元まで引っ張ったパイプを使って、走りながら飲める仕組み)の水に足して、陣馬山に続く「奥高尾」の、人の少ない縦走路に逃げるようにして向かいました。

人は少ないものの、奥高尾では杉の植林地も混ざり、里山の雰囲気です。
そんな杉の植林地を背景に、杉の幹同様に横並びになったヤマブキの花が目にとまりました(右)!

BL0502高尾1-10R1000840  BL0502高尾1-11R1000874  BL0502高尾1-12R1000855  BL0502高尾1-13R1000862

奥高尾の縦走路に入って間もなく、西側に望む山並みを背景に、オレンジ色のツツジがまとまって咲いているところで、年配の男性がカンバスに油絵を描いてられました(左)。
うかがってみると、まる1日で絵を描きあげるとのこと。絵の中の山並みの向こうには、真っ白な富士山が描かれていますが、実際には霞んで何も見えません。
空気の澄んだ朝のうちには、見えていたということのようです。
山も朝から来る方が良いとは分かっているものの、走って快速登山ができるうえ、近場の山とあっては、ついつい午後から行動を始めることも多いのです。

高尾山頂からしばらく進み、尾根が広くなっている一丁平というところは、4月中旬に山桜が咲き乱れる名所なのですが、ここの花はことごとく散り終えていました。ただ、その先で、まだ咲いている山桜を、ところどろこで見かけました(左から2枚目)。

足下には、若葉の季節に咲く花々も見られました。
左から3枚目は、イカリソウ。ご覧のとおり、船のイカリのような形が特徴的です。
そして右はヒトリシズカ。源義経の妾だった静御前が舞っている姿にたとえて、こんな名前がついています。

それでは、明日もまた、春らんまんの高尾の報告を続けさせていただきます。

スポンサーサイト