
本日は本来お休みでしたが、友人が講演を行うタバコ問題のシンポジウムに、仕事を兼ねて出かけました!
このシンポは「2010年世界禁煙デー記念シンポジウム」。5月31日の世界禁煙デーを前に、厚生労働省や日本医師会、「たばこと健康問題」のNGO協議会などが開いたものです。
東京・千駄ヶ谷の会場となったホールは、対談のゲストとして人気アイドルグループ・AKB48のメンバーらが参加したこともあって、約300席が満員の大盛況でした。
世界禁煙デーを制定した国連保健機関(WHO)が掲げる今年の標語は「ジェンダー(男女の差)とたばこ~女性向けのマーケティングに重点をおいて~」。これを受けた厚労省による「禁煙週間」(5月31日~6月6日)のテーマは「女性と子どもをたばこの害から守ろう」。
両者のニュアンスが微妙に異なる点は気になるところですが、共通しているのは女性を、タバコの様々な害から守ろうということ。
喫煙や他人のタバコによる副流煙の被害は、母体としての女性にとっても女性の美容にとって深刻です。
そうであるにもかかわらず、喫煙率の低下を盛り返そうとするタバコメーカーは、女性をターゲットとした商品の開発や宣伝・広告に力を入れています。
こうした問題に以前から取り組みながら、「タバコは美容の大敵!」と名付けたウェブサイトを運営されている友人の平賀典子さんが、シンポジウムのメーンの講師に抜てきされ、「ぜひ来場してほしい」とおっしゃるものですから、休みも何もあったものではありません。
久々にビデオカメラや三脚を抱えて、ビデオ撮影を含めた取材に駆けつけさせていただきました。
なにしろ典子さんは、私の写真展の際、ギャラリーが休館の火曜日に間違って足を運ばれ、そのあと仕事を工面して再度、来場してくださったということもありますので。

女性の問題がテーマだけに、シンポジウムのボランティアも会場に訪れた人も女性が目立ちました(左)!
講師の典子さんはご覧の通りの美人。タバコ問題に取り組む市民グループのメンバーの間ではマドンナ的な存在です(中央)!
自分自身が大の嫌煙家で、テレビ局に出向していたころ以来、タバコ問題の取材を数多くこなしてきた私は、典子さんとは、かれこれ10年近いおつきあいです。
私の写真展に4度いらしたバレエ講師の植野元子さんが以前、新橋の飲み屋街で唯一お酒が飲める禁煙の店を閉店しようとしたとき、仲間の女性が交代で店番をできないかと中心になって画策されたのが、典子さんでした。
(私は、その話を記事に書き、スポーツ紙などが大きく取り上げましたが、残念ながら店は閉店しました。)
私は以前、ランニングクラブ「明走会」の月例会と同じく、タバコ問題グループの月例会にも「ネタ集め」を兼ねて毎回、顔を出していました。
明走会もタバコ問題の会も、共通しているのは、皆が仕事を離れて1つの目標に向かっているため、雰囲気が前向きで楽しいこと。そして、お酒の場になっても、誰1人タバコを吸わず、煙たくないことです。
そりゃあそうですよね。どちらも健康が何より大事だと思っている人たちが集まっているわけですから。
典子さんの講演は、大充実のウェブサイトに沿って、タバコの害を知らせる海外のCM映像なども折り込み、とても分かりやすい内容になっていて、参加者らから好評でした!
タバコを長年吸う人は、シワだらけで不健康な顔「スモーカーズフェース」になるなどの怖い内容の一方で、「タバコは老化を促進するサプリ」といったユーモアのきいた表現もあり、つい引き込まれてしまう講演でした。
その内容は、「47ニュース」の動画ニュースでも紹介しました(平賀さんのインタビュー付きです)!
http://www.47news.jp/movie/general/post_5186/
平賀さんご自身のウェブサイトも、どうぞご覧になってください!
http://tobacco-biyou.jp/
そして、対談「一緒に学ぼう!たばこの害」で登壇したAKB48のメンバーは佐藤夏希さん、秋元才加さん、松原夏海さんの3人(右)!!!
たばこの害をめぐって医師の内田健夫さんの話を聞き、受け答えする3人の表情は真剣そのもの。
「百害あって一利なしのタバコを、なぜ国が禁止しないのですか」(秋元さん)などという素直で鋭い発言も、何度も飛び出して、なかなかたのもしく思えます!
「タバコはやめましょうと訴えて、影響力のあるアイドルグループを目指します」という佐藤さんの決意には、会場から大きな拍手がわき起こりました!!!
韓流ブームで稼いだヨン様ことペ・ヨンジュンさんが大金を慈善活動に寄付したり、香港の大アクション俳優、ジャッキー・チェンさんが、タバコ撲滅キャンペーンの先頭に立ったりするのに比べ、日本の芸能人の多くは、どうも社会的な活動に乗り出すことに及び腰のように見えます。
特にタバコについては、いまだに「格好いい」「演出効果として必要」などとして芸能界ばかりか、文化人らの間でも擁護論が、まかり通っているという現実があります。
職場や交通機関での禁煙は進んだものの、お酒が飲める店の大半は健康増進法に反して「ガス室」のまま。
こうした、まだまだ立ち後れた日本のタバコ対策の現状を思うと、典子さんやAKB48のメンバーらの活躍や発言は、とても心強く思えます。やはりこの問題でも、頼りになるのは女性のようです!
このシンポは「2010年世界禁煙デー記念シンポジウム」。5月31日の世界禁煙デーを前に、厚生労働省や日本医師会、「たばこと健康問題」のNGO協議会などが開いたものです。
東京・千駄ヶ谷の会場となったホールは、対談のゲストとして人気アイドルグループ・AKB48のメンバーらが参加したこともあって、約300席が満員の大盛況でした。
世界禁煙デーを制定した国連保健機関(WHO)が掲げる今年の標語は「ジェンダー(男女の差)とたばこ~女性向けのマーケティングに重点をおいて~」。これを受けた厚労省による「禁煙週間」(5月31日~6月6日)のテーマは「女性と子どもをたばこの害から守ろう」。
両者のニュアンスが微妙に異なる点は気になるところですが、共通しているのは女性を、タバコの様々な害から守ろうということ。
喫煙や他人のタバコによる副流煙の被害は、母体としての女性にとっても女性の美容にとって深刻です。
そうであるにもかかわらず、喫煙率の低下を盛り返そうとするタバコメーカーは、女性をターゲットとした商品の開発や宣伝・広告に力を入れています。
こうした問題に以前から取り組みながら、「タバコは美容の大敵!」と名付けたウェブサイトを運営されている友人の平賀典子さんが、シンポジウムのメーンの講師に抜てきされ、「ぜひ来場してほしい」とおっしゃるものですから、休みも何もあったものではありません。
久々にビデオカメラや三脚を抱えて、ビデオ撮影を含めた取材に駆けつけさせていただきました。
なにしろ典子さんは、私の写真展の際、ギャラリーが休館の火曜日に間違って足を運ばれ、そのあと仕事を工面して再度、来場してくださったということもありますので。



女性の問題がテーマだけに、シンポジウムのボランティアも会場に訪れた人も女性が目立ちました(左)!
講師の典子さんはご覧の通りの美人。タバコ問題に取り組む市民グループのメンバーの間ではマドンナ的な存在です(中央)!
自分自身が大の嫌煙家で、テレビ局に出向していたころ以来、タバコ問題の取材を数多くこなしてきた私は、典子さんとは、かれこれ10年近いおつきあいです。
私の写真展に4度いらしたバレエ講師の植野元子さんが以前、新橋の飲み屋街で唯一お酒が飲める禁煙の店を閉店しようとしたとき、仲間の女性が交代で店番をできないかと中心になって画策されたのが、典子さんでした。
(私は、その話を記事に書き、スポーツ紙などが大きく取り上げましたが、残念ながら店は閉店しました。)
私は以前、ランニングクラブ「明走会」の月例会と同じく、タバコ問題グループの月例会にも「ネタ集め」を兼ねて毎回、顔を出していました。
明走会もタバコ問題の会も、共通しているのは、皆が仕事を離れて1つの目標に向かっているため、雰囲気が前向きで楽しいこと。そして、お酒の場になっても、誰1人タバコを吸わず、煙たくないことです。
そりゃあそうですよね。どちらも健康が何より大事だと思っている人たちが集まっているわけですから。
典子さんの講演は、大充実のウェブサイトに沿って、タバコの害を知らせる海外のCM映像なども折り込み、とても分かりやすい内容になっていて、参加者らから好評でした!
タバコを長年吸う人は、シワだらけで不健康な顔「スモーカーズフェース」になるなどの怖い内容の一方で、「タバコは老化を促進するサプリ」といったユーモアのきいた表現もあり、つい引き込まれてしまう講演でした。
その内容は、「47ニュース」の動画ニュースでも紹介しました(平賀さんのインタビュー付きです)!
http://www.47news.jp/movie/general/post_5186/
平賀さんご自身のウェブサイトも、どうぞご覧になってください!
http://tobacco-biyou.jp/
そして、対談「一緒に学ぼう!たばこの害」で登壇したAKB48のメンバーは佐藤夏希さん、秋元才加さん、松原夏海さんの3人(右)!!!
たばこの害をめぐって医師の内田健夫さんの話を聞き、受け答えする3人の表情は真剣そのもの。
「百害あって一利なしのタバコを、なぜ国が禁止しないのですか」(秋元さん)などという素直で鋭い発言も、何度も飛び出して、なかなかたのもしく思えます!
「タバコはやめましょうと訴えて、影響力のあるアイドルグループを目指します」という佐藤さんの決意には、会場から大きな拍手がわき起こりました!!!
韓流ブームで稼いだヨン様ことペ・ヨンジュンさんが大金を慈善活動に寄付したり、香港の大アクション俳優、ジャッキー・チェンさんが、タバコ撲滅キャンペーンの先頭に立ったりするのに比べ、日本の芸能人の多くは、どうも社会的な活動に乗り出すことに及び腰のように見えます。
特にタバコについては、いまだに「格好いい」「演出効果として必要」などとして芸能界ばかりか、文化人らの間でも擁護論が、まかり通っているという現実があります。
職場や交通機関での禁煙は進んだものの、お酒が飲める店の大半は健康増進法に反して「ガス室」のまま。
こうした、まだまだ立ち後れた日本のタバコ対策の現状を思うと、典子さんやAKB48のメンバーらの活躍や発言は、とても心強く思えます。やはりこの問題でも、頼りになるのは女性のようです!
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