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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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東山一勇気さん「きりえ個展」!

私が所属するランニングサークル「明走会」の大先輩である東山一勇気さんの「きりえ個展」が開催中です!
開催期間はあと2日、12日までとなりましたが、このほど会場におじゃました際の報告をいたします!

5月19日の記事でもご紹介した通り、東山さんは60歳代にしてバリバリ現役のウルトラランナーです。
フルマラソン以上の距離を走るウルトラマラソンの代名詞となっている「サロマ湖100kmウルトラマラソン」を既に10回完走して「サロマンブルー」の称号を与えられている東山さん。
最近は明走会「トレイルラン部」の中心メンバーとして、野山を走るトレランの練習会を企画されるほか数々のトレラン大会にも出場。年代別上位の常連です。

そんなスーパーランナーの東山さんが長年続けられている、もう一つの玄人はだしの趣味が「きりえ」。
各国を旅行された際の風景などを題材にした作品を一挙に公開しているのが今回の個展です。
東山一勇気 きりえ個展 「世界の都市や街並み」-と題する個展は、JR両国駅近くの「日本きりえ協会」の展示コーナーが会場。明走会メンバーの受付係とともに、東山さんご本人が来場者の応対をされています。

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「ランニングは動、きりえは静」。そうおっしゃる東山さんによる展示作品のほとんどは、世界各地の建築物や街の風景、それに山や花といった「静的」なものが題材となっています。
その中で目を引く「動的」な作品が「トレイルランナー」。東山さんご本人がモデルだそうです(左)!

きりえと言えば、切り抜いた黒い紙を白地を背景に見せる「黒白」の絵が基本です。
しかし、ご覧のように、色の付いた紙を背景にあしらったり、彩色を施すなどした「カラー」の作品もあります。
そんなカラーの作品をもう1点。イタリアはフィレンツェの川に架かる橋「ポンテ・ベッキオ」です(中央)!

写真も絵画も、きりえも、題材が立体的なものであれ、それを2次元の平面に表現するものです。
その中で特に、きりえは、基本が「不要な部分」を切り落とした黒い紙1枚で構成することから、最も平面的でシャープな線や造形で成り立っています。
でも、そうした制約があるからこそ、大胆なデザインや色づかいができるわけで、極めてクリエイティブでかつアーティスティックな表現がなされるように思います。
「シャッターを押せば写る」写真とは、根本的に違うものだと思います。

私も子どものころ、毎年の年賀状をつくるのに極めて細かい版画を彫っていて、美術作品を生み出すことに、あこがれがあるのは確かです。しかし、せっかちな自分は、どうやら自らの世界を内側につくることに没頭するより、外側の世界や多くの人に触れて、そのこと自体を表現する方が向いているようです。
写真はしょせん、誰でもたしなめる俳句と同じで、いわゆる「第2芸術」に過ぎないと思うのですが、それでもそんな写真を撮ったり、(多くは取材を基にした)文章を書いたりする方が、結局私には「肌に合う」ようです。

きりえに話を戻すと、東山さんが1枚の作品を仕上げるのに費やす時間は、長いときは3カ月とのこと!
それほどのエネルギーを注ぎ込んでいるからこそ、作品が発している力も圧倒的に大きいのでしょう。
すごい!とは思いますが、やはり飽きっぽい私には、とてもとても真似はできません。
地道な努力と継続が最も大きな力になるランニングの成績においても、いつもむらなく堅実で、しかも驚くほど高いパフォーマンスを発揮されている東山さんの強さを、きりえ作品を見ていて納得できる気がしました。

東山さんの個展「世界の都市や街並み」は11日(金)が午後5時まで、最終日の12日(度)は午後4時まで、JR両国駅から数分の「日本きりえ協会」(墨田区両国2-13-8西澤ビル3階)で開かれています。
http://www.jpkirie.com/kaiinkirieten.html

ランナーの方々も、そうでない方々も、どうぞ足をお運びください!

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