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マッカーサー道路、着々と

私の会社がある東京・汐留(東新橋)から、会社が以前にあった虎ノ門にかけて、広い帯状にビルが消えて、大規模な道路工事が進んでいることは、近くを歩くたびに見て知っていました。
しかし出勤した際、職場がある14階の窓から眺めて、その進み具合にあらためて驚きました。

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ビルが一掃されて、ビルの谷間がまっすぐに伸びるさまは、ゴジラが歩いたあとのように見えます(左)。

「これは、あらためて下からも見てみたい」と思い立って、お昼の食事に出た際に工事現場を訪れてみると、私の会社に向かって帯状の更地がドーンと伸びていました(中央)。

工事現場のわきの道路は、当然のことながら片側だけにビルの壁面が続いています(右)。
現場に掲げられた看板を見ると、「道路トンネル工事を行っています」の説明が書かれています。
これまで、なんとなく「幹線道路や鉄道と交差する部分だけがトンネルになるのだろう」と思っていましたが、調べてみると、実はこの付近にできる道路は、ずっとトンネルになるのだと分かりました。

建設中のこの道路は「東京都市計画道路幹線環状第2号線」の一部で、通称は「マッカーサー道路」。
「外堀通り」のバイパスとなるこの部分は幅40メートル、長さ1.35キロにもわたる、都心部では前例のない巨大な地下トンネル道路となり、2013年度末に完成するそうです。

道路の建設計画は古く1946年にさかのぼり「東京戦災復興都市計画道路」としてスタートしました。
しかし「敗戦国にそんな立派な道路は必要ない」とするGHQの意向などから計画はとん挫したままになって、ようなく事業が着手されたのが2003年だったということです。
というわけでGHQは計画に絡んでおらず、むしろそれに反対する立場でしたが、進駐軍の時代に立案されたことから「マッカーサー道路」と呼ばれることになったそうです。

道路そのものはトンネルになるのですが、地面に埋まっている様々な配管の移設や補強工事などのために、地上の部分も一旦は更地にする必要があるということで、道路の完成後には、この帯状の更地に新しいビルなどが建ち並ぶことになるようです。
つまり、私の会社がある汐留(東新橋)の再開発地区に比べると、古いビルがひしめきあって雑然としている西新橋から虎ノ門にかけての地域が、この道路を起爆剤にして再開発されていくものと思われます。

東京の街は、すべてが飽和状態に見える都心部でさえも、まだまだ姿を変えていくようです。

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