FC2ブログ
“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

最新トラックバック

カレンダー

08 | 2010/09 | 10
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

月別アーカイブ

FC2カウンター

全記事表示リンク

青空に秋の気配

長引くカゼがようやく快方に向かいつつある今日の午前、数日間休んだ「出勤ラン」を再開しました。

台風による雨で冷まされたかのように、外の空気は「熱気」が取り払われて、軽やかな涼しさを感じます。
遅めの出勤で気温は30度前後あったはずですが、35度以上に慣れた体には、これが「涼しい」のです。
しかも猛暑の日々に良く出ていた、様々な形の雲も見えず、雲の姿と一緒に「湿気」も薄らいだよう。

雲のない青空の下、「重み」がなくなって抜けるような感じの空気に、ようやく秋の気配を感じました。

BL0910出勤ラン1RIMG0102  BL0910出勤ラン2RIMG0104  BL0910出勤ラン3RIMG0109

テレビ塔の下を通る定番コースの久屋大通の公園を走ると、地中に埋めた給排水か何かの設備にホースの水を噴射して清掃している人たちを見かけました(左)。
週末以外に公園で見かける人の多くは清掃などメンテナンスの関係者で、市民の憩いの場がこうした方々によって維持されていることが分かります。

公園には、数多くの野外彫刻やオブジェが設置されています。
訪れる人の少ない平日の午前、その代わりに現れるのは、子どもたちが遊ぶ様子のリアルな彫像(中央)。
いつもは子どもの頭や手の先にスズメが何羽もとまっていますが、今日はなぜか見かけません。
しかも、スズメのフンで無残に汚れていた彫像が、ほとんどきれいになっています。
これも清掃スタッフが掃除してくれたためか、それとも台風の雨が洗い流してくれたのか。
いずれにせよ、本来の姿に戻った子どもたちは、青空の下、いつもより明るい表情をしているようでした。

久屋大通を抜けたあと、本日は愛知県庁・名古屋市庁が並ぶ前を通りました(右、手前が県庁)。
信号のないところで通りを横切ると、中央分離帯で、ちょうど2つの庁舎が並ぶのが見えました。
ちょうど渡りたいところに横断歩道がなかったうえ、通りが広い名古屋では信号の待ち時間が長いことから、ちょっとズルをしたおかげで歩道からでは見えない風景が見えたわけです。

実は、片側4、5車線もある名古屋の道路を「違法横断」する人はまず、いません。
それどころか、狭い路地を渡るときも赤信号だと、名古屋の人たちは大人しく青になるのを待っています。
長く待たされると「人より車重視」の社会のゆがみに憤り「自己責任だから」と、見ている子どもらがいない限り赤でも安全なら渡ってしまう大阪出身の私が、このところ強烈に文化の違いを感じる部分です。

さて名古屋市庁では9月の定例議会が始まったばかりで、名古屋弁まる出しの名物市長・河村たかし氏が、市議会全体を相手に回して熾烈なバトルを繰り広げています。

その主要な争点の一つは、市議会議員の報酬を、現在の約半分の800万円に削減するという市長の公約。
「税金の使い方の見直し」という意味では、非常に分かりやすい提案であって、これによって市長は圧倒的な支持を得て当選したわけですから、実現に向けて努力をするのは当然のことです。
とはいえ、給料が半分になるわけですから、議員らが血相を変えて反対するのも当然といえば至極当然。
議会側は約1600万円の報酬を、自ら1500万円に削るという対案をつくって対抗する構えです。

でも市民感情からすれば、どう考えても一般市民より「緩め」の仕事をしている議員らが多くのサラリーマンの2倍以上もの報酬を得ているのは法外で、そのほかにも数百万円の調査費などを手にしているとあっては、議会側を支持する人は少数でしょう。
しかも批判された場合には、真面目に仕事をしているところを見せようというのが世の習わしのはずなのに、仕事時間の多くを使って、なりふりかまわず「保身」の努力ばかりをしているわけですから、市民感覚からは、ずれまくりです。

とはいうものの、ごり押しするでけでは反発を食うのは分かりきっているのに、根回しもできず真っ向勝負の姿勢を崩さない市長も少し大人げない。市民の支持を背景に、かさにかかっているように見えます。

どちらにせよ、税金を使って開いている議会の主要な議題が、こんなばかげた泥仕合だということ自体、今や名古屋市民の1人である私から見ると、みっともないばかりです。

市長の支持グループが行っている、市議会のリコールを求める署名が思うように進んでいない大きな理由はこうした非建設的なバトルに、多くの市民が嫌気がさしているからだと思われます。

こんな泥仕合を見せられるぐらいなら、「名古屋マラソン」について議論してもらう方が、よほどありがたいと、ランナーの私としては切に願います。
多額の税金も注ぎ、名古屋市民だけのものではない公道を利用して開く市民マラソンを女性ランナーだけに開放しようという名古屋国際女子マラソン主催者の計画は、市民の利益に明らかに反しているからです。

「話題を集めたいから」などと自分らの目先の利益ばかりを見るような主催者側の姿勢は、市民そっちのけでバトルにあけくれる市議会や市長らと、ちょっと似ているように思えます。

スポンサーサイト