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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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トリエンナーレの街は

3年に1度の開催を目指す現代アートの祭典「あいちトリエンナーレ2010」の会場・作品の様子を、昨日まで2回にわたって紹介しましたが、もう1回「番外編」として内部の撮影が不可だった会場の外側や周辺の街の様子を紹介いたします。
本日紹介する写真は20日に撮影したものですから、既に2日遅れとなりますが、ご勘弁を。

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この日にまず向かったのは、前日訪れた「愛知芸術文化センター」と並ぶ大型会場の「名古屋市美術館」。
名古屋の浅草寺ともいうべき「大須観音」前の地下鉄駅から観音さんに寄り美術館に向かおうとしたところ、一見、現代アート作品とみまがう壊れて真っ黒にすすけた自転車が歩道脇にあるのが目に止まりました。
ここは老舗に見えるウナギ料理屋さんの店の横で、すすは大きな金属製の排気口から吹き出す煙によって自転車のフレームにこびりついたもののようでした。しかし、なぜ?

美術館は昨日お伝えした通り館内の撮影が一切禁止。
仕方なく、入り口近くに設置されていたインスタレーション(空間芸術)作品を撮影しました(中の左)。
コンクリートの梁からぶら下がっている赤いものは、写真をご覧になってもなんだか分からないでしょう。
それもそのはず、これはハンモックなのですが、閉じてしまっているため網の部分が見えないのです。
地面近くにぶら下がったハンモックもありましたので、「寝そべっちゃ、だめなんでしょうか」と係の人に聞いてみましたが、「寝てもらうことはできないことになっています」との答え。
危ないからということなのでしょうが、遊び心のない芸術は、なんだか寂しいものです。
「それなら代わりに人形でも乗せておけばよいものを」と思ってしまいました。

「作品の撮影が可能かどうかは、基本的に作者の意向に沿っているはず」
「あいちトリエンナーレは撮影可能な作品が非常に多いと思うのですが」
芸術文化センターの幹部スタッフはこんな説明をしてくれましたが、美術館の「一律NG」というのは、どうやら規制や管理の手を抜きたい美術館の意向が強く働いた「決まり」ではないかと、ハンモックの一件もあって、そう思えましたが、いかがなんでしょうか。

美術館から長者町会場に向かう途中、通りに面したガレージを使った作品がありました(中の右)。
モノをくくりつけてマンホールに垂らしたロープが上下するなど、ガレージはからくり屋敷のようです。
見物する人が驚かされるのは、入り口のシャッターも突然ガラガラと大きな音をたてて開閉すること。
若い女性が黄色い悲鳴を上げるほどで、「おもしろ怖い」この作品は、オバケ屋敷のようでもありました。

そしてガレージの前から見上げる特大バランスボールのような球体は建設中の世界一のプラネタリウム。
うーん、何度見てもこの球体の現代アートぶりは、トリエンナーレの作品に勝るとも劣りません。びっくり!

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昨日紹介した長者町会場を見た後に行ったのは、名古屋市内を南北に流れる堀川の河岸近くに設けられた「納屋橋会場」。
以前の記事で、ドブ川然として岸辺がヤブに覆われた堀川を、「親水公園のように整備してはどうか」などと苦言を申し上げましたが、私はちょっと勉強不足でした。
といいますのも、まさにこの「納屋橋」付近は、わずかな距離ではありますが川に沿って遊歩道や飲食店が整備された場所で、新しいお洒落スポットとして人気が出てきているエリアだったのです。

納屋橋の上から川を見ると、川辺に降りられるような工夫はなされていないものの、河岸の遊歩道やテラス付きのレストランもできていて、トリエンナーレの会場はその向こうに見えました(中央)。
レストランの裏から対岸を見ると、古風な建物の日本料理店の裏側の窓に簾が並べてつるされ、この風景もまたちょっとアート的でした(左)。

納屋橋会場の内部も基本的に撮影禁止。
でも、あちこちで写真を撮りまくったあとでしたので、かえってありがたいようにも感じました。
2日にわたりトリエンナーレ会場を歩き回った疲れが出て、映像作品の会場ではウトウトしてしまいました。
そして外に出るともう日暮れ。
納屋橋のたもとでは、ハワイアン・レストランの前で裸足の魅惑的な女性らがフラダンスを披露していました(右)。

ライトアップされた橋をバックにしたダンスも一見、トリエンナーレの関連イベントのようです。
そういえば、現代アートの祭典ではダンスなどのパフォーマンスも「つきもの」なのですが、これまでのところ観賞する機会を得ていません。
行き当たりばったりのそぞろ歩きばかりではなく、今度はスケジュールをチェックしてパフォーマンスの作品も体験してみたいものだと思っています。

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