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あんかけスパ

今朝は仕事疲れなどから余裕のある時間に起きることができず、走ると痛みが出る足首のままダッシュするわけにもいかず、地下鉄で出勤。昼休みに職場の外に出てみました。

職場からほど近いところに「名古屋めし」の代表格「あんかけスパゲッティ(パスタ)」の店の看板が見えていたため、たまには「社食」に「浮気」をさせてもらって試してみようと思ったわけです。
ところが、通りに看板のかかっている店を探すことができず、そのまま行き過ぎてしまいまいた。

そして足を向けたのは、その少し先にあるレトロな雰囲気のアーケード街。
この「円頓寺(えんどうじ)商店街」はガイドブックに載ることもあり、1度足を運んでみたいと思っていました。

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名古屋城エリアの一角にある私の職場から向かうと円頓寺商店街は、江戸時代に掘られた運河、「堀川」の橋を渡った先にあります(左)。
この橋は1610年代に、徳川家康が名古屋城の築城に伴って清洲城の城下町(現在は名古屋市の近郊の清須市)を丸ごと移転させた「清洲越し」の際に移築されたという「五条橋」です。
もちろん今の橋は、その後に再建されたものですが、その風情からは由緒正しさが感じられます。

商店街は、東京でいえば巣鴨のような雰囲気で、古い店構えがそのまま残っている商店などが多く、昭和の時代にタイムスリップしたような感じがします(右)。

店の様子は、どこも味があっておもしろいのですが、1カ所だけをお見せしては印象が偏るよう気もします。
そこでオマケは、アーケードの屋根の下に幾つもぶら下がった張りぼての一つ「ねずみ小僧」です(中央)。

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せっかくですので、円頓寺商店街をほぼ端から端まで歩きつつ、遅いランチをいただく場所を物色しました。
すると横文字の看板を掲げたパスタ屋が現れ、「もしや」と思って店の前にあったボードを見ると、メニューはすべて「あんかけスパ」。
一般の人たちのランチライムを過ぎた昼下がりで客はいませんでしたが、トライしてみることにしました。

注文したのはキャベツとベーコンをトマトベースのソースで和えた定番だという、あんかけスパ(中央)。
皿の中央にスパゲッティが盛りあがり、あんかけソースがあふれそうなスパは、なかなか壮観です。
肝心の味もまた、なかなかイケているのですが、普通のパスタとは別モノと思った方が良いようです。

ソースはトマトよりも、むしろ酢と香辛料の味が勝っていて、中華のスーラー湯麺のような感じ。
さらにパスタの常識を覆されるのは肝心の麺で、これがパスタ特有のコシがなくボソッとしているのです。
まるで、出来合いのサラダに入っているスパゲッティのような歯触りなのです。

実は、しばらく前に職場が入っているビルのカフェから、あんかけスパを出前してもらったことがあり、そのときにも麺があまりにボソッとしていたため「運んでもらううちにノビたんだろう」と思いました。
ところが、あんかけスパの「汚名を挽回してもらおう」と期待していた今回もボソッとしているとあっては、何かワケがあるに違いありません。

いただき終わったあと、調理をしていた店主とみられる男性に聞いたところ、麺は事前にゆでておき、注文を受けてからこれを、ふんだんに使う油で炒める(というか揚げる)とのこと。
どうりで、ボソッとしている一方で、麺の表面はアツアツの油がなじんで香ばしくなっていました。
調理中に1枚だけ写真を撮らせていただいた際に、フライパンにたっぷり注がれた油の中で麺が泳がされていて、何が起こっているのか分かりませんでしたが、これが決定的なシーンだったというわけです(右)。

「外から来る人には珍しいようですが、名古屋じゃこれが普通なんです。お昼どきには、近くのサラリーマンの方々がたくさん来てくださいます」と、お勘定の際に店の男性は話してくれました。
いわゆる「B級グルメ」ともされている名古屋めしのあんかけスパ。
こんなふうに店は違っても共通したレシピが浸透し、地元の人たちに受け入れられるようになった経緯はどうだったのか、興味をそそられます。

そして前回に「あんかけスパはしばらく勘弁」と思いながら再び食べる気になり、さらに「しばらくすれば、また食べたくなりそうだ」と思い始めている自分は、いよいよ名古屋に染まりつつあるのかもしれません。

そうそう、「仕事疲れ」とお書きしましたのは昨夜、このところ続けてネタにしている現代アートの祭典「あいちトリエンナーレ2010」で、アンドロイド型のロボットと人間の俳優が舞台で共演するという芝居のリハーサルがあり、これを見る機会に恵まれたのです。
私がビデオ撮影した動画ニュースのアドレスは次ぎの通りです。ご覧ください。
http://www.47news.jp/movie/general_topics/post_1134/

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