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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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「食の都」で腹ごしらえ

事後的な記事になりますが、20日から23日までの間、私が所属する明走会の駆けっこ仲間ら5人と一緒に韓国・高敞(コチャン)を訪ね、マラソンに参加して行った「日韓市民ランナー交流」企画の報告を順次します。

第1日目の20日は昼すぎに、仲間5人が東京から、私は名古屋からソウル郊外の仁川(インチョン)入りして合流し、バスで高敞のある全羅北道に移動。
韓国ランナーらの出迎えを受けて高敞に行く途中、全鑼北道の中心都市で、ビビンバの発祥の地であって「食の都」として知られる全州(チョンジュ)のレストランに立ち寄り、本場の伝統料理をたんのうして、21日のマラソンに備えた腹ごしらえをしました。

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私たち一行が仁川国際空港から乗ったのは、全羅北道の西部にある群山行きの高速バス(左)。
島にある空港から最近開通した長さ約21キロにもおよぶ仁川大橋を渡り、黄海に沿った西海岸高速道路を通って、出迎えを受ける群山市内の大野(テア)まで、ソウル郊外での渋滞のため予定より1時間ほど長い約4時間の乗車となりました。

仁川大橋を渡った松島新都市では、大規模な造成・建設工事が進められていて、今や大規模開発とはほぼ無縁になった日本の私たちは、立ち並ぶ高層ビル群の壮観な眺めなどに目を奪われました。
中でも来年春に完成予定の北東アジア貿易タワーは300メートル余りで韓国一の高さを誇ります(中央)。
これでも東京タワーに迫る高さだというのに、空港近くに建設予定の仁川タワーは、なんと約590メートルと東京スカイツリーに迫る高さになるというのですから仰天です。
ほんの10年ほど前に破産状態になったばかりの韓国経済の中で、どんな風にお金が回る仕組みができたのか、興味深く思えました。

一方、バスがトイレ休憩に立ち寄った高速道路のサービスエリアでは、演歌歌手が、もの悲しいメロディーのバラードを次々と歌いながら、台の上に山積みにした自分のCDをセルフサービスで販売するという、どこか懐かしげな光景も見られました(右)。

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暗くなってから群山郊外の大野に着いた私たちの一行を出迎えてくれたのは、先月の東京夢舞いマラソンにゲストランナーとして参加してくれた「高敞コインドルマラソン・クラブ」の4人のうち、チェ・ジョンマンさん(統括チーム長)とチェ・ソンネさん(全会長)のきょうだい(兄妹)。
私たち一行は、私を含めて男性2人女性4人の計6人で、ジョンマンさんの車で向かった全州のレストランの前で食事後に全員そろって記念撮影しました(中央)。

写真で左端のソンネさん、中央のジョンマンさんを除く私たち一行のメンバーは、左から東京夢舞いマラソン実行委員会で理事長を務められる大島幸夫さんと、美女軍団の赤井文さん、前本淳子さん、高田美穂さん、森坂真也子さん、そして私。
大島さんと私が若手の美女軍団に囲まれるという、ハーレム状態のメンバー構成でした。

私たちが訪れたレストラン「スラオン」は美食の町・全州の中でも、とりわけ美味しく豪華な食事が楽しめるという地元の人お勧めの店。
韓国の伝統的な宴会の食事「韓定食」はふつう数え切れないほどの料理が、お膳いっぱいに並べられるものですが、この店の料理は宮廷風の伝統料理ながら西洋風のコースのように次々と出てきました。
テーブルそのものも西洋風で、食器類がきれいにセットされたテーブルに料理が並び始めると、皆が思わずにっこりしてしまいました(左)。

そして翌日にマラソン出場を控えているとはいえ、韓国での再会と市民ランナーによる日韓交流企画の第2ステージの開始を祝って韓国焼酎の杯を重ねました(右)。
(運転手のジョンマンさんには申し訳ありませんでしたが。)

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宮廷料理人の女性を描いた人気韓国ドラマ「大長今(テジャングム)」(チャングムの誓い)の主人公のようないでたちの女性が運んでくれた料理の数々をすべて紹介することはできません。
それにもとより味を言葉で表現することほど空しいものはないのですが、見た目にも美しかった料理の一部をご覧ください。

始めの方に運ばれてきたたのはハマグリのお粥と、冷たいスープのムルギムチ(水キムチ)(左)。

暖かい海藻スープにはカキが入っていました(右)。

椿の葉をのせた皿に、花を咲かせたようにあしらわれた料理は、1つ1つに5つの味が詰まっているということでしたが、絵画のような料理を食べるのがもったいなく思われました(中央)。

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豚の三枚肉をゆでたスユクは、詰め物が入ったポッサムキムチやアミの塩辛などと一緒に出されました(左)。

韓定食の定番である春雨炒めのチャプチェも、彩り美しく皿に盛られていました(右)。
自宅でチャプチェを作るときは、野菜と春雨を一緒に炒めてしまいますし、そんな風にしている店も少なくないようですが、本来のチャプチェは春雨や野菜1つ1つを別々に炒めて味付けし、その後に和えるもの。
このチャプチェも、そんな伝統のレシピに忠実に作られていたようです。

最後の方にいただいたお茶は、韓国伝統茶の代表格の1つで、モクレン科の赤い木の実を乾燥させて煎じる「五味子茶(オミジャチャ)」(中央)。
酸味と山の香りを味わえるばかりか、ご覧の通り夕焼けのような鮮やかなオレンジ色も美しかったです。

ということで、料理1つ1つの味についてのコメントは長くなりそうでもあり、私の筆では表現できなさそうでもあって控えましたが、どれも実に深い味わいでした。
一般に韓国料理が思われているような濃くて辛い味とは対照的で、淡泊でありながら繊細な味が表現されていて、しかも野菜中心の食材は、なんとも健康に良さそう。

マラソンに備えての腹ごしらえをバッチリできたばかりか、「美食の旅」ともなった今回のツアーの、幕開けにふさわしく食文化が豊かな全羅道(今は全羅北道と全羅南道に分かれていますが)に来たことを実感させてもらえる美味しく楽しい食事でした。

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韓国・高敞に出発!

韓国全羅北道で開かれる「高敞(コチャン)コインドルマラソン」を走るため明走会の仲間たちと出発します。
3泊4日の予定で、その間はブログの更新ができるかどうか分かりませんが、よろしくお願いします。