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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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走った!撮った!いすみ健康マラソン1

お待たせいたしましたが「走った!撮った!いすみ健康マラソン」の掲載を、いよいよ本日から始めます!

既にお話している通り、増田明美さんがプロデュースして、彼女の故郷である千葉県いすみ市を舞台として、5日に開かれた第3回目の大会で、最長のハーフマラソンを走りながら撮影した写真を紹介するものです。

ハーフで本格的に「走った!撮った!」を試みるのは、これが初めて。
さすがにフルの半分の距離とあって、仮装したり初めからファンランをするランナーはほとんど見あたらず、個々のランナーの方を撮るタイミングはほとんどありませんでした。

しかし、その半面、沿道の応援は年配の方の姿が多かったものの、とても盛り上がり、このうえない好天にも恵まれて、楽しい写真をたくさん撮ることができました。
コース上で撮影した写真は、フルで撮るとき並みの約270枚におよびましたが、そのうち75枚を15枚ずつ、5回に分けて掲載いたします。
(写真の順番は、おおかた時系列となっていますが、一部レイアウトの関係で前後しています。)

写真展を開く際よりも写真の絞り込みは緩めで、同じような絵柄のものも少なくありません。
しかしせっかく撮影に応じてくださった方々に敬意を表したい気持ちも強くありますので、基本的に写真としておもしろいものは最大限に採用することとしました。

それでは第1回目の今回も、とりあえずは写真のみを掲載し、説明は追って加えます。
(4日付の記事を2本追加したほか、11月22日付の記事の本文も途中まで書いています。よろしく!)

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午前11時スタートのハーフマラソンにエントリーしたランナーは約2000人。
最前列で待機するランナーらは、みな記録を狙っているとあって緊張感に包まれます(中央)。
そんななかにあって私だけは、写真を撮るために最前列に陣取っているのですが。

大会のなかで最後のメーン種目とあって、増田明美さんも、ゲストの弘山晴美さん、吉田香織さんと一緒に、スタートラインの前まで来て、ランナーらを激励されました(右)。

そしてスターターは、先の記事で背中しかご紹介できなかった実行委員会会長の太田洋いすみ市長(左)。

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号砲とともに私は、並みいる速そうなランナーらを尻目に猛ダッシュ。
スタート直後の様子を走りながら撮るには、ダッシュしてトップ集団より前に出る必要があるからです。
しかし、さすがに誰もが最初から飛ばすハーフとあって、頑張ってもさほどの時間はかせげません。
200メートルほど走って道路のわきに寄り、素速く振り返ってカメラを構えたものの、集団の先頭は一足先に通り過ぎてしまいました(中央)。

あとは被写体を見つけて立ち止まるたび、川のように流れる大勢のランナーに抜かされていきます。
そうして最初に見つけた被写体は、応援の人たちではなく、なんと案山子(左)!
「案山子を撮るのに立ち止まることもないか」と一瞬思いましたが、「走った!撮った!」を極めるには迷いは禁物。心にとまったモノは迷わず撮った方が良いに決まっています。

「いすみは田んぼしかないのよ」
増田さんが自嘲するように何度もこう言われていた通りで、沿道の景色の大半は刈り入れが終わったあとの田んぼ。
振り返って見ると、いすみの景色を表現するのに、案山子は格好の被写体でした。

そのあと目にとまったのは立派な民家の前で、手をたたいて応援していたご夫婦ら(右)。
「このあと何軒もの家の前で同じような光景が繰り返されるはず」
またこんなふうに思って通り過ぎようかとも思いましたが、この笑顔に抗することはできません。

門の両側に見える生け垣はコウヤマキでつくられています。
このあたりの家のほとんどは、高さが3メートルほどもあるコウヤマキの立派な生け垣に囲まれています。
すぐそばにある太平洋からの海風を防ぐ「防風林」の役目を果たしているもようです。

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同じような構えの生け垣に囲まれた別の家の前では、女の子2人が日なたぼっこをしながら応援(左)。
2人とも、走りやすそうシューズを履いていました。

少し登りの緩いカーブでは、道の両側に続く生け垣の間をランナーらが走る様子が見渡せました(中央)。

その先でコースが左折する交差点では、お巡りさんが紅白手旗を持ち満面の笑顔でランナーを誘導(右)。
あいさつしながらカメラを向けると、いったんは腕を下ろされましたが、「続けてください」とお願いすると、再び右腕で進行方向を指し示してくださいました。

フレンドリーな警察官の方々がコースに立ちながら、しかめっつらではなく、こんな笑顔で応援してくれるのを見るのは、ニューヨークなら普通ですが、国内では沖縄のマラソンぐらい。
警察の仕事が、昔ながらに市民生活に密着している「田舎」ならではの光景ともいえますが、町中がお祭りのようなマラソンを盛り上げるという点では、このマラソンは東京マラソンの先を行っているかもしれません。

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笑顔のお巡りさんが立っていた曲がり角では、ランナーらが私のようにコースの外側にそれることなく、内側に寄って駆け抜けていきます。まだ前半とあって誰もが、さっそうとした走りです(中央)。

その少し手前では、商店街のゲートの下で、威勢良く旗を振って応援する女性が(右)。
強い日差しをよけるため左手をかざされ、お顔が暗がりになっていたため「もうちょっと手を上げてくださーい」とお願いしたところ、なんとか楽しげな表情を写すことができました。

民家の前で折り畳み式ベンチに並んで応援していたのは、サッカーをしている兄弟らしい子ども2人(左)。
小さい子の方がボールに足をのせていたのが、目にとまりました。

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住宅地を過ぎると森に覆われた丘陵に囲まれて田畑が広がりますが、民家の前などで応援してくれる地元の人たちの姿は絶えません。
紙の旗を手にした年配の女性も、そんな森や畑地を背にして、にこやかに応援(左)。

メーンの応援グッズが大会に協力する新聞社の旗というのは寂しい気がしますし、写真を撮る側にとっては、宣伝のような絵になりがちで悩ましいのですが、それはそれ。
ここでは、旗の赤が画面のアクセントになってくれました。

手旗を持った男性スタッフの横で、女性がしきりに振っていたのは、さおのない旗のような赤い布(右)。
これまた、手旗や背後の車の赤、女性の口紅とともにアクセントです。

沿道で応援してくれる住民は年配の方や子どもたちが目立ちますが、給水所ではうら若い美女も(中央)。
ハーフマラソンの給水所といえば、普通はドリンクだけを置いた場所が2、3カ所ですが、このマラソンでは、なんと6カ所もあり、後半にはあんパンなどの食べ物まで出てきます。

制限時間も平均より1時間ほど緩やかな3時間半で、「ハーフ初挑戦のランナー向け」といううたい文句通り、ゆるゆるランナーには優しい心遣いが行き届いています。
その割には、ガンガン飛ばす真剣なランナーが多かったのですが。

とはいうものの「走った!撮った!」のファンランの「歩み」ならぬ「走り」は超スローペース。
このあとも「走った!撮った!いすみ健康マラソン」は、まだまだ続きます!

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