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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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三河湾岸、海から山へ1

一昨日から昨日にかけて、三河湾〈渥美湾〉沿岸の愛知県蒲郡市に職場関係の仲間たちが集まる小旅行があり、1泊2日で出かけてきました。

そして行きには三河湾に突き出た岬にある温泉地の宿舎まで、海岸沿いを独りでランニング。
また帰りには職場の上司である先輩と2人で、再び海岸を歩いたうえ、海を眺める展望台になっている山を歩いてきました。

本日から2回続きのレポートは題して「三河湾岸、海から山へ」。
1日目は夕暮れ時、2日目は私が(初めての場所であるものの)案内役を務めたことから、写真撮影に好きなだけの時間を費やしたわけではありません。
それでも2日目に、すばらしい好天に恵まれたおかげでピックアップした写真は合わせて30枚に上ります。

「走った!撮った!いすみ健康マラソン」の4回目、5回目も、まだ記事が完成しておらず、宿題ばかりをため込むようですが、今回もとりあえず、写真のみをアップいたします。

三河湾1-1R1007504  三河湾1-2R1007516  三河湾1-3R1007528

私が1泊旅行に出かけた先は、蒲郡市の南端の岬の先端にある「西浦温泉」という温泉保養地です。
宴会で、しこたま食べて飲んですることが分かっているときは、事前にカロリーを消費して備えたいもの。
当初は近くの山に登ったうえで岬の海岸を走って向かう予定をしていましたが、自宅を出遅れたため蒲郡に入ったのは夕方近く。
予定を変更し、蒲郡中心街の外れにある名鉄・三河鹿島駅からすぐ海岸に出て、小1時間だけ走りました。

海岸沿いの公園に来ると、岸辺近くの水面に無数のカモが浮かんでいましたが、そろりそろりと近づいたにもかかわらず、カモたちは一斉に尻を向けてスーと沖に向かって泳ぎ始めました(左)。
尾っぽの後ろに延びるV字型の波形が、岸辺のブロックとともに、色彩の薄れた夕暮れの景色に幾何学模様のアクセントをつけてくれました。

公園の先では形原漁港という漁港を通過し、その手前で形原漁港大橋という立派な橋を渡ります。
橋を越えて漁港に降りていくと、黄色い屋根が目立つ倉庫らしい建物が建っていました(中央)。
町中にあれば、景観条例に引っ掛かりそうな派手な色の屋根ですが、これまた夕暮れの光の中では、寂しい漁港の倉庫群を華やがせているように感じました。

写真を撮ることはおろか、走るのにも足元がおぼつかなくなるほど、とっぷりと暗くなった海岸を黙々と走り、最後に右カーブを切っていくと、西浦温泉のホテル群が忽然と現れました(右)。
忘年会シーズンの土曜とあって、ホテルはどこもほぼ満室のもようで、海岸から丘の上まで上下左右に並ぶホテル群の光景は、なかなか壮観。
カメラを海岸に沿った横長の階段に置いて、セルフタイマーを使い、なんとか夜景をものにしました。

三河湾1-5RIMG0122  三河湾1-4RIMG0117  三河湾1-6RIMG0129

私が仕事をしてきた業界の人間は、お酒を飲む量も、お酒の強さも世の中で一番だと思います。
そんな同僚たちが集まり、しかもメンバーには若手が多いとあって、7時ごろ始まった宴会は、部屋に会場を移して延々3時近くまで続き、ノンストップで飲み続けることとなりました。
こりゃあもう、明くる日もバッチリとカロリーを消費するしかありません。

というわけで、当初独りで走る予定だったのが、先輩と2人でのウオーキングに変更となったものの、翌日は8時にしっかりと朝食をとり、9時に出発してまる1日歩くことにしました。

まずは前日に走った海岸沿いから形原漁港を通り、漁港の先にある名鉄・形原駅まで「ウオームアップ」。
快晴の空の下に広がる海は濃い青色で、景色は夕暮れの陰鬱さから一転して、まぶしいほどの明るさです。
漁港の海に群れるカモたちは、やはり微妙に背を向けて、それでも逃げだしはせず浮かんでいます(左)。

海岸近くではアサリを繁殖させているとのことで、岸辺は砂ではなく貝殻で埋め尽くされています(中央)。
寄せては返す波に洗われて、貝殻がカラカラと澄んだ音を奏でていました。

形原漁港大橋から眺める漁港の一角には、長いマストの真っ白な漁船が並び、真っ青な海の色と相まって、なんだか一見、地中海の港のような景色でした(右)。

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形原漁港大橋を渡った海岸から沖に延びる数10メートルの突堤前の岸辺で、愛犬を抱きかかえたまま棒を水に突っ込んでは緑鮮やかな海藻をからめとって岸に揚げている男の子がいました(右)。
「何をとっているの?」とたずねたところ「遊んどるだけ」と、そっけない答え。
でも、「ワンちゃん、撮らせてね」とカメラを向けると愛犬にほおずりをしていい表情をしてくれました。

突堤の近くでは、砂浜の砂にも貝殻が、びっしり埋もれていました(左)。

海岸を離れて駅に向かう途中、小学校の校庭と道路とを隔てる金網に「さ よ う な ら」と1文字ずつ大書した看板が掲げられていました。

山間の過疎地や大都市の都心部の小学校なら、廃校で「さようなら」のメッセージが掲げられることもあるのでしょうが、こんな地方都市でそれはないはず-。
そんなふうに思って首をかしげていると、続いて「こんにちは」、そして「おはよう」の看板が出現(中央)。
そう、あいさつを奨励するための看板だったのですね。

三河湾1-10RIMG0156  三河湾1-12RIMG0172  三河湾1-11RIMG0169

名鉄の形原駅に着いた私たちは、ほぼ1時間に2本ずつ運行されている2両編成のワンマン列車に乗り(左)終点の蒲郡駅に向かいました。

そして蒲郡駅から市街地の北東、隣接する豊川市との市境にある五井山(454メートル)を目指しました。
空気は冷たいものの日差しはうららかな小春日和で、道路わきのブロックべい内側の庭では、立派な寒桜が満開になっていました(中央)。

その手前のブロックべいには、ツタの葉が真っ赤に紅葉していて、秋と春が共存したような景色でした(右)。

三河湾1-13RIMG0173  三河湾1-14RIMG0177  三河湾1-15RIMG0162

畑や林、ミカンの果樹園などが入り交じる山麓を歩いていると、群れたカラスが倉庫のような建物の瓦屋根にとまろうとしているところで、すかさずシャッターを切りました(左)。
露出をプラス補正する余裕がなく、シルエットのような絵になりましたが、かえってカラスの羽のいろいろな形が切り絵のように強調されておもしろく見えます。

ミカン畑では、いろんな種類のミカンや柑橘類が、たわわに実っています(右)。
海に近いこの地域の気候が、温暖であることが分かります。

ミカン畑は収穫の時期を迎えていて、あちこちで摘み取りの作業が行われていました。
作業中のお母さまに「撮ってもいいですか」とたずねると、少しとまどって「いいですよ」との答え。
ミカンを「採ってもいいですか」と勘違いなさったようです。
「いえいえ、お母さまを撮りたいんですけど」と言い直すと、短いハサミで作業をしながら、ご覧の通りの笑顔を見せてくれました(中央)。

そればかりか、摘みたての大ぶりなミカンまで、いただいてしまいました。
後ほど山頂でいただいたこのミカンは、ジューシーで香りが高く、野菜などと同じく、ミカンも収穫したばかりのものが格段に美味しいことが良く分かりました。

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