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京都・醍醐寺、名残の桜

福島第1原発事故の国際評価尺度が、25年前に旧ソ連で起きたチェルノブイリ原発の事故と同じく最悪の「レベル7」に引き上げられて、それでもなお事故を収束させる見通しがたたないまま環境への放射性物質の放出が続いています。

「ベクレル」といった単位そのものが実感のないものですが、それでも兆の上の「京」という何10年ぶりに聞く単位が使われて、「数百京ベクレルもの放射能が放出された」と報じられると、それがいかに深刻なものかが想像できるような気がします。
何10キロも離れた海の水が、基準値の何倍もの放射性物質で汚染されているという事実を見ても、いかに大量の放射性物質が「たれ流されて」きたかということが分かります。

もちろん、広大なロシアと比べものにならないほど小さな日本に、チェルノブイリに匹敵する量の放射性物質が降り注いでいることも、将来にわたる影響を考えると、背筋が寒くなるほどですが、世界の共有財産である母なる海に「たれ流し」が続いてきたことは、日本が人類や地球に対して犯した大きな罪です。

それを「薄まっていくから問題ない」と言い続けるのは、「当面は大丈夫そうだから問題ない」として核廃棄物の処理や貯蔵の問題を後世に押しつけたり、「確率が極めて低いから問題ない」として、可能性がゼロではなかった「想定を超える」大地震や大津波への対策を、経済性という都合から怠ってきたりしたのと同じような思想に基づくものだと思います。

単なる会社組織の人間である東京電力の幹部だけに頭を下げさせて、計り知れないほど大きな罪を着せてしまおうとするのは、まったく筋違いでしょう。
たまたま政権の中にいたから、過去の責任など負いたくないといった姿勢が見え隠れする政治家の人たちもまた、会社組織の人間と同じような思考パターンであって、やはり筋違いでしょう。

科学や技術への過信に基づき、狭くて地震の多いこの国で、暴走した場合の危険性が極めて高い原子力の開発を進めてきた官僚や科学者らも、結局は慢心していたということで、責任は重大だと思います。
もちろん、そうした「国策」を結果的には支持し、過度な消費生活の甘い水を吸い続けてきた私たちにもまた責任の一端はあると思います。

要するに、この地球にとって深刻な事態は現実なのですから、皆がまず潔く懺悔や反省をしなければ、前に向かっていくことなどできないように思います。

※※※

といいながら私は反省の色をあまり見せることなく、日本や韓国で、これでもかというほど桜をめでてきたのですが、本日も紹介する写真はダメ押しの桜です。
本日は大阪の両親と京都でこなす用事があり、その後に両親と一緒に桜の名所である醍醐寺を訪ねました。

とはいうものの、桜の時期はほぼ過ぎて、時は既に新緑の季節を迎えようとしています。
そんななかで、咲き残った「名残の桜」などを紹介します。

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