FC2ブログ
“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

最新トラックバック

カレンダー

04 | 2011/05 | 06
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

月別アーカイブ

FC2カウンター

全記事表示リンク

6月24日から写真展!

既にお伝えしている東京・日本橋のギャラリーでの写真展は、6月24日から開催することが決まりました!

今回の写真展は、銀座のリコーフォトギャラリー RING CUBEで開催された写真展の続編といったところ。
前回の「走った!撮った!世界のマラソン」が、海外などの大都市で開かれるお祭りのようなマラソンを主に紹介したのに対して、今回は日韓の地方で開かれる町おこしのマラソンで撮った写真を集めるものです。
「走った!撮った!わが町マラソン」と題して、ハーフマラソンも含めた6大会の約50点を展示します。

本日は東京で所用があったことから、会場となる「ギャラリー遊」を訪ね、新聞社を最近退社されてギャラリーの運営に力を注がれる遊座武さん・理恵さんのご夫妻と打ち合わせをしました。
昨年からスタートしたギャラリーでは、この間、遊座さんの直近の勤務地だった長野県の美術作家を紹介してこられ、本日は水墨画を思わせる豊かな階調と斬新なデザインで信濃の山の自然を描いた版画家の作品が展示されていました。

前回、ギャラリーを訪れていたときの色彩豊かな絵画も含め、圧倒的な力を持った作品が次々に紹介されているのを目の当たりにすると、この後で私の写真を展示していいものかと、ちょっと申し訳ないような気持ちになってきます。

BL110526ギャラリー遊1R0011963  BL110526ギャラリー遊2R0011969  BL110526ギャラリー遊3R0011972

そもそも、銀座の写真展に来てくださった遊座さん夫妻から当初、持ちかけられたのは、同じ作品を再び展示できないだろうかという提案でした。
同様にして既に今年4月まで、江東区の深川スポーツセンターで、「世界のマラソン」のリバイバル展示をしてもらったところでもあり、これであれば、準備にも手間取らず、簡単にコトが進むはずでした。

しかし、誕生したばかりのギャラリーで、相も変わらず同じ展示をしてもらうのは、それはそれで申し訳がなく、銀座の後に撮影した写真を組み入れる形で、展示写真を再構成しようと思い始めました。
そして、新しい写真を整理する中で、これらの多くが「町おこし」の大会だったことに気付き、「どうせなら新しい写真だけを集めて、新しい写真展を」と思うに至ったのです。

とはいうものの、6年がかりで各国を遊び回って撮影した写真を、選びに選んではき出した前回の写真展に比べ、今回の写真展がパワーダウンすることはいなめません。
大都市マラソンの圧倒的な盛り上がりに対し、田舎マラソンはそれなりに暖かい雰囲気にあふれているとはいえ、写真の絵柄的なバリエーションやライブ感が落ちることも仕方ありません。

プロとして写真をしている人や、何かを創作している人なら、そんな「第2弾」は二の足を踏むところでしょう。
趣味で写真をしている私ですら、前回の写真展が見てくれた人たちから身に余る圧倒的な支持をいただいただけに、「今回はいまいちだなあ」と思われることに対する怖さが、ないわけではありません。

しかし、1度こけると、その先の道を絶たれかねないプロとは違って、こけたらこけたで、また、やり直す余地があるのが、私のような趣味の人間の強みでしょう。

また今回の写真展の開催が、ギャラリー遊の遊佐武さん・理恵さん夫妻との運命的な「縁」と、物事の流れに身を任せる形で実現したのは、既に説明した通りです。
ですから触れ合った人たちとの縁を大事にするということを、自分の生き方の第1基準としている私としては、これはもう、流れにのって、それを自らの勢いにするしかないと思うわけです。

考えてみれば、今回の個展で写真を展示するメーン大会の「いすみ健康マラソン」は、前回の写真展を応援してくれた増田明美さんに恩義を感じたこともあって、出かけたもの。
また「慶州さくらマラソン」も、増田さんに勧められ、さらに名古屋で懇意にしていただいている韓国観光公社の金容載・支社次長にも勧められて出かけたもの。
そんなふうに流されながら、してきたことが、今回のように1つの形になることもあるということです。

ですから「前回ほど、おもしろくない」という意見を、たくさんいただくことは承知のうえで、やるからには精一杯やりたいと思っています。

比較的「いまいち」であってもなお、見てくれる人たちが、少しでも元気になってくれれば、日本中が消沈している今の世の中にあっては、とてもありがたいこと。
大先輩の遊佐さんのギャラリーに、少しでも多くの人が集まって、ギャラリー遊の名前が、広く知られるようになってくれれば、それだけで本望かなと思っています。

完走の焼き鯖を完食

鯖街道ウルトラマラソンの報告は1回目だけで、しばし休止します。
昨日も書いた通り、写真展の準備などで忙殺されていますので。

その代わりの埋め草は、今回は愛猫のチーコではなくウルトラマラソンの完走賞としてゲットした小浜名物の「焼き鯖」です。
マラソン翌日の一昨日と昨日に2回に分けて完食しましたが、その原形をとどめていた一昨日、真っ二つに切る前に撮影した鯖の姿と、鯖と一緒にいただいた手抜き料理の2品の写真を掲載します。

大震災以降は、ろくな食事もできないと伝えられた避難所の方々のことを思うと、自分だけが贅沢で美味しい料理を作って、いただいています-とひけらかすような食事のネタは、はばかられました。
しかし今回はウルトラマラソンの完走賞を紹介するという意味があり、一緒にいただいたものも質素な手抜き料理ということで、食事ネタをそろりと解禁するには、うってつけの機会だと思われました。
それに何より、これしかないということで、まさに「背に腹は代えられない」事情のうえでもありますし。

BL110523焼き鯖1R0011896  BL110523焼き鯖2R0011893  BL110523焼き鯖3R0011960

走った!撮った!鯖街道1

22日に福井県の小浜から京都まで76キロを走った「鯖街道ウルトラマラソン」の報告の「本編」を、いよいよ本日から始めます!
ブログに掲載する「走った!撮った!」の記事としては初めてとなるウルトラマラソンの報告は全4回にわたる予定で、アップする写真は各回が12枚の計48枚となります。

途中で激しい雨に降られ、その際にはサブ機として持っていた防水カメラも動員して撮影した写真は、なんと約250枚に上りました。これじゃ、制限時間ギリギリにもなるわけです(言い訳だと分かっていますが)。

当初は「完走賞」の1つとしてゲットした小浜名物の「焼き鯖」などを本日のネタにしようとも考えたのですが、とりあえず本編の1回目を始めることにしました。
といいますのも、一緒に走ったトレラン仲間のジダンさんが、最近スタートされたブログの中で、このブログの写真を使ってくれていることなどから、仲間らの快走シーンが写っている1回目は取り急ぎ掲載するべきだと判断したからです。

そうそう、前夜に知り合った美人ランナー・千里さんからは早速、記事へのコメントもいただいていますので、お礼も兼ねて千里さんの写真もアップしておりますし。

とはいうものの、今回も、とりあえずは写真のみを先に掲載します。
「ぎふ清流マラソン」の記事も、まだ書いておらず「宿題」は、たまるばかりですが、ご勘弁を。
とりあえずは、写真のみを楽しんでください。

6月下旬から東京・日本橋で開催する「走った!撮った!わが町マラソン」(仮題)の準備もあり、仕事以外の時間が、ますますタイトになっているものですから。

BL110522鯖街道1-1RIMG0001  BL110522鯖街道1-2RIMG0010  BL110522鯖街道1-3RIMG0013

日本海岸の小浜から京都まで、3つの険しい峠を越えて76キロを走る鯖街道ウルトラマラソンは午前6時、鯖街道の起点とされている小浜駅近くのアーケード街をスタートしました(中央)。

コース全体の3、4割が未舗装路や山道の半ばトレイルラン大会ですが、エイドステーションが充実しているため、それが分かっているリピーターを中心に軽装のランナーが目立ちましたが、私やジダンさん、裕之さん、きのっぴさんらトレイルランナー系の参加者はバックパックを担いでいます(左)。
中でも一番、大きくて重たい荷物を担いでいたのが私で、これが特に後半、身体にダメージを与えたことは、既にお話した通りです。

それでも、トレイル中心に走り込みが十分のジダンさんは初めから快調に飛ばされます(右)。
1キロ6分を切るぐらいのペースで、平坦なサロマ湖100kmウルトラマラソンなどでは速すぎませんが、先に待ち構える峠越えの連続を考えると、ちょっと不安になります。

BL110522鯖街道1-4RIMG0030  BL110522鯖街道1-5RIMG0021  BL110522鯖街道1-6RIMG0031

美人ランナーの千里さんもまた、快調なペース。
トレイルが含まれる大会は経験がないとおっしゃっていましたが、重心が高くて軽やかな足の運びを見ると、十二分に練習されていることが分かり、そのまま突っ走られることは予想できました。
美人ランナーと並走させていただくのは最も効果的に頑張れる方法ですので、私は立ち止まって応援の人を撮るなどしながらも、また追い着いて一緒に走らせていただきました。

海岸と平行に走る線路を渡って、山に向かって緩やかな上り道になったころ、道路の反対側を、子どもたちが担ぐ御輿が次々と通り過ぎました。
「がんばってくださーい」といった声も聞こえましたので、どうやらウルトラマラソンの応援のために御輿が繰り出されていたようです。

早朝とあって、その他には地元の人たちの応援は少なかったのですが、犬の散歩をしていた女性は笑顔で応援してくれていました(右)。

BL110522鯖街道1-7RIMG0034  BL110522鯖街道1-8RIMG0047  BL110522鯖街道1-9RIMG0054

山に入る手前の川沿いの集落を通るころは午前7時前後になっていましたので、自宅の前で応援してくれる母子連れや(左)、2階の窓ガラス越しに、しきりに手を振ってくれる年配女性もいました(中央)。

1つ目の峠である根来坂(ねごりざか)峠に向かう道は、遠敷(おにゅう)川に沿って上っていきます。
コースわきにあった遠敷川の「鵜の瀬」は、奈良・東大寺の「お水取り」に先だち「お水送り」という神事が執り行われる場所ですが、さすがに河原まで下りていくのははばかられて、写真は撮れないまま通り過ぎました。

写真を撮りながら走っているうちに、千里さんに振り切られたかと思うと、今度は私よりも1まわり以上も若い裕之さんにも追い着かれ、かわされました(右)。

BL110522鯖街道1-10P1010074  BL110522鯖街道1-12P1010077  BL110522鯖街道1-11RIMG0055

遠敷川の上流で、コースは車道を離れて尾根伝いの山道に入り、ここが旧道の山道の入り口でした(右)。

山道を標高差で300メートルほど登ると一たん車道に戻り、1キロ余り行った先で再び山道に入る所にエイドステーションが設けられていました(左)。
このあたりから雨が本降りになってきて、私はビニールのコンパクトなポンチョをかぶり、さらに足首から雨が入るのをカバーする「スパッツ」も着けて、さらに続く山道に備えました。

そうこうしているうちに、きのっぴさんにも追い着かれ(中央)、そうして先に進まれた皆さんとは、ゴールまで再び会うことができないままとなりました。

走った!撮った!ぎふ清流マラソン3

鯖街道ウルトラマラソンの報告の「さわり」を間に挟むことになりましたが、5月15日に岐阜市内で開かれた「ぎふ清流マラソン」を走りながら撮った写真の残りを掲載します。
「走った!撮った!ぎふ清流マラソン」は本日が3回目で、これが最終回ということになります。

写真の説明は1回目から抜けたままですが、おいおい加えていきたいと思います。
写真の中には説明など必要のないものもあれば、ない方が良い場合もありますが、ほんの一言を加えることにより内容や見えるものに厚みが出ることも少なくありませんし、「走った!撮った!」の写真は特にそうだと思いますので。

BL110515ぎふ清流マラソン3-1RIMG0850  BL110515ぎふ清流マラソン3-2RIMG0853  BL110515ぎふ清流マラソン3-3RIMG0854

ぎふ清流マラソンの写真は6月24日から東京・日本橋のギャラリー遊で開く私の写真展「走った!撮った!わが町マラソン」の中で、地方で開かれる「町おこし」のマラソンの1つとして紹介します。
県庁所在地のマラソンを「町おこし」大会とするのは、失礼なようにも思いますが、実際にコースは駅前通りを除くと長良川沿いの田園風景。
そして、町を挙げて盛り上げる雰囲気は「わが町マラソン」と呼ぶに、ふさわしいように思ったわけです。

中でも、年配の方や子どもたちの応援は、ハーフの大会とはいえ、ランナーには力になります(左、右)。

長良川の左岸沿いに上流に向かった後は橋を渡って右岸に移り、下流に向かってゴールを目指します。
橋を渡り終えたところでは右回りのループを描いて下を通る川沿いの道に入るため、橋の上からは、先を行くランナーたちを眺めることができます(中央)。

BL110515ぎふ清流マラソン3-4RIMG0860  BL110515ぎふ清流マラソン3-5RIMG0856  BL110515ぎふ清流マラソン3-6RIMG0855

長良川の右岸沿いでも、子どもたちの応援は多く(左)、エイドステーションでは岐阜美人のボランティアらも元気いっぱいです(右)。

こちら岸の川沿いにもホテルが建っていて、やはり従業員の皆さんが制服姿で応援してくれました(中央)。

BL110515ぎふ清流マラソン3-7RIMG0862  BL110515ぎふ清流マラソン3-8RIMG0861  BL110515ぎふ清流マラソン3-9RIMG0865

スティックバルーンを手にした子どもたちや高校生らによる応援グループも続きます(左、右)。

子どもたちは、ハイタッチによってランナーに元気を注入してくれていましたが、カメラを向けると、ついポーズをつけてしまう子どもも少なくありません(中央)。

BL110515ぎふ清流マラソン3-10RIMG0869  BL110515ぎふ清流マラソン3-11RIMG0878  BL110515ぎふ清流マラソン3-12RIMG0867

いよいよ長良川を離れて、マラソン会場に戻る道でもスタッフや市民らによる応援は続きます(左、右)。
地元高校の生徒会による「Smile Together」の横断幕も、ランナーとともに被災者らにも応援を送る言葉に見えました。

ゴールは陸上競技場の中で、誰もが一流ランナー気分でゴールゲートをくぐることができます。
天気が良すぎて、走るには少し暑かったこともあり、ゴールしたランナーらは感慨もひとしおという表情をしていました(中央)。

鯖街道を完踏!

福井県・小浜から京都市まで、かつて京の都に日本海の鯖を運んだのに使われた山越えのルートをたどって走る「鯖街道ウルトラマラソン」を本日、完踏してきました!

とはいうものの、一時は豪雨の中、12時間近くも走り・歩き続けた自分の身体は、まさにヘロヘロ。
とりあえず掲載する写真は、まだ元気だった昨日、宿泊地の小浜で仲間とともに撮影したものが中心です。

BL110521小浜1RIMG1954  BL110521小浜2RIMG1890  BL110521小浜3RIMG1904

鯖街道ウルトラマラソンのスタート地である福井県小浜市は、鉄道で行くには足の便が悪いため、京都駅発のバスツアーが便利で、私は「関西明走会」のジダンさん、きのっぴさんらに誘われてツアーにグループ参加しました。バスは鯖街道をたどるのではなく、琵琶湖の西岸に沿って北上し、2時間半ほどで小浜に到着。

バス旅行とはいえ、バスに乗るのは行きだけで、帰りは自分の足で走って戻ってくるという通常はありえない変則のツアー。
添乗員2年生で、初々しい真奈さんとも、宿泊先のホテル前で別れを惜しみました(中央、左がジダンさん、右がきのっぴさん)。

ツアーにグループ参加したのは4人で、もう1人は、きのっぴさんがトレランのレースで知り合った裕之さん。
図らずも私と同じ愛知県在住で、伸び盛りの若手ランナーです(右の写真の左)。
関西方面のディープなウルトラマラソンとあって、東京の明走会から参加する駆けっこ仲間はいないと思っていたところ、宿泊したホテルのロビーで、バッタリと顔を合わせたのは、精密機器メーカーに勤務する浩さん(写真の右)。
実は10月に大阪で開催する「走った!撮った!世界のマラソンⅡ(完全版)」の会場となる有名ギャラリーを紹介してくださったのが、この浩さんです。

ウルトラやトレイルの大会に参加するランナーは、ちょっとしたランニング愛好家の域を越えてヘンタイの領域に来てしまった人たちですので、きのっぴさんが裕之さんを「ナンパ」したのをみても分かるように、見知らぬ同士でも、すぐ互いに打ち解け合うことができます。

ツアーの参加者らが一堂に会した夕食の際、ジダンさんは、隣に座っていた私が食事に没頭しているスキにさっそく反対側の隣にいらした美人ウルトラランナーの千里さんに声をかけ、ランニング談議などに花を咲かせていました(左)。

千里さんは、私の実家がある大阪府枚方市に在住で、レース中には途中まで一緒に走らせてもらって、私もやはりランニング談議などに花を咲かせたのですが、その後、練習不足にもかかわらず写真を撮りまくるなど不真面目に走っていた私は、ぶっちぎられてしまいました。

実のところ、幾つも峠を越える半ばトレイルラン大会であるこのウルトラマラソンを私はちょっと甘くみていて、途中で関門やゴールの制限時間をクリアするのが危ういと感じたものの、不要なモノを入れすぎてズッシリと重たくなったバックパックを捨てるわけにもいかず、体力を使い果たして最後は10キロ近くも歩き、ゴールにたどり着いたのは、大会終了時間のわずか11分余り前でした。

BL110521小浜4RIMG1939  BL110521小浜5RIMG1907  BL110521小浜6RIMG1929

アメリカのオバマ大統領と発音が同じであることから、オバマ氏を勝手に応援する活動が盛り上がったことで一躍、全国区になった小浜は、若狭湾の奥にある内海に面した漁業などの町。

私は中学時代に友人らと山を歩いた際、京都側から山を越えて、たどり着いて以来の訪問となりました。
その時は京都・滋賀・福井の県境地帯に広がる「芦生原生林」を友人2人とほっつき歩き、峠越えの山道が分からないま渓谷の中をドロドロになって下り、山奥の集落からヒッチハイクをして夕暮れ時に小浜に到着。
ディーゼル列車を乗り継ぎ大阪駅に戻ってきたものの、そこから家に向かう電車はすべて終わっていました。

というわけで、2度目とはいいながら、前回は通り過ぎただけで、町を見るのは事実上初めて。
ホテルに到着後、ジダンさんらを誘って町をぐるりと歩くことにして、いそいそと出かけました。

若狭湾の中にある、さらに内海の小浜湾に面した小浜の海岸からは、海の向こうに半島や島影が眺められ、風光明媚な景色が楽しめます(中央)。

しかし、夕方だったこともあってか、海岸にあるフィッシャーマンズワーフなどの施設は軒並み閉館。
駅前の商店街も人通りがまばらで、シャッターを閉めた店が目立ち、「シャッター商店街」に近い様相。
「アイ・ラブ・オバマ」の横断幕が、なんだか寂しげでした(右)。
ホテルなどで地元の人たちに「オバマ大統領って、小浜にいらっしゃいましたっけ」と水を向けてみたところ、異口同音にかえってきた言葉が「来てくれませんよ。本当にいらしたら困りますしね」でした。

地方の町が軒並み活気を失っているのは、ほんとうに全国的な症状で、打つ手がないようにも思います。
それでも入江の中にある漁業の町・小浜は、大震災に見舞われた三陸地方の町に似ているような気がして、そう思うと、地元の人たちの平穏な暮らしが続いているだけでも幸いなのかもしれないと感じます。
(小浜湾のすぐ外には大飯原発があり、ほど近い美浜町には美浜原発が、敦賀にも美浜原発や敦賀原発、それに高速増殖炉原型炉もんじゅがありますので、地震・津波の常襲地帯ではないにしても、大震災や原発事故のニュースに、地元の人たちは心安らかではないと思われますが。)

ホテルのそばにあるアーケードの商店街に「鯖街道 ここが起点」という看板が掲げられています(左)。
ウルトラマラソンも、ここをスタートラインとしますが、この商店街もひっそりとしていて、入口の近くにある店がランナーを目当てにしたらしく、名物の「焼きサバ」を並べているのだけが目につきました。

「京は遠ても18里」と往時の商人らが語った厳しい峠越えの鯖街道。
行李の底に、仕込んだ塩鯖を敷いて商人たちが夜通し歩いたという道を、まる1日で踏破した報告「走った!撮った!鯖街道(ウルトラマラソン)」は日をあらためて掲載します。

なにしろ先週の、ぎふ清流マラソンの報告も最終回が残っていますので、今回もまた大量の写真を整理したうえ数日後の掲載になりそうです。ご期待ください。