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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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鶴舞公園、雨上がりの夕

街なかの若葉の季節や山の春の様子を掲載してきましたが、本日は近所の鶴舞公園の様子を紹介します。

「花の公園」として知られる鶴舞公園ですから、今の時期なら、しばらく訪ねていなかっただけで、花や木々の表情が様変わりしているはずだと思い、昨夕、雨が上がったタイミングを見はからって、軽いジョギングがてら出かけてみることにしました。

空は依然として、どんより。夕暮れも近づいて、写真を撮るには暗すぎるようだとも思いましたが、晴れた日に大勢の人が押しかける公園に出かけるよりも、静かな雰囲気を楽しめそうだという期待がありました。
それに、このときを逃せば、景色はまた様変わりしてしまうでしょうし。

そして、なま暖かく湿気た鶴舞公園を訪れると、咲き始めた花も、散り始めた花もあって、この公園でもまた、季節が目まぐるしく進んでいることを実感しました。

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咲き始めた花はまず、長い花穂を何本も垂らしていた藤棚のフジ(左)。
1つ1つの花の姿が、もっと分かるように接写をすれば、雨でついた水滴も見えましたが、花穂が垂れ下がる様子が分かるように撮すと、平凡ながら、こんなサイズになります。

鶴舞公園の「名物」の1つであるバラは、広い花壇の中で、数輪だけがポツリポツリと咲き始めたところ。
とはいうももの、花壇の間に立つと、バラの香りが強く漂っています。
湿った空気のなかで、わずかな花の香りが強く感じたのか、それともバラのつぼみが既に香りを発していたのか、不思議に思いました。

そのバラのつぼみには、水滴がたくさん付いて、みずみずしさが、いっそう増して見えました(中央)。

池の水際に生えるキショウブも咲き始めたところ(右)。
花は岸から離れたところにあって、カメラのレンズを望遠側にして高感度で撮ると、油絵のような荒れて暗い画像になりましたが、やはり水滴がアクセントになってくれました。

BL110501鶴舞公園4RIMG0884  BL110501鶴舞公園5RIMG0909  BL110501鶴舞公園6RIMG0928

雨上がりの公園の端で、しだれた枝から無数の黄色い花を散らしていたのは、中国原産のウンナンオウバイ(雲南黄梅)(左)。
遠くから黄色い花を見た際には、レンギョウかヤマブキかと思いましたが、いずれでもありませんでした。

赤や茶色の葉を一斉に落としていたのは、若葉が伸びてきた常緑樹のクスノキ(右)。
公園の植物はこうして、雨が降るたびに衣替えを進めていくようです。

散る花や咲く花があるなかで、ちょうど満開になろうとしてたのは白いハナミズキ(中央)。
開く寸前の花は、指で丸をつくって、何かを弾く寸前のような形に見えました。

BL110501鶴舞公園7RIMG0942  BL110501鶴舞公園8RIMG0947  BL110501鶴舞公園9RIMG0929

園内にある銅像やモニュメントも、この日ならではの表情を見せていました。
「踊り子の像」の近くにある花壇のチューリップは既に花の盛りを過ぎていましたが、それでもピンクの可憐な花は踊り子に似合っていました(左)。

「奏楽堂」は手前に水たまりがあって、その姿を「水鏡」に撮して見ることができました(右)。
こんな奏楽堂も、色彩が薄れてモノトーンのようになった風景も、このときならではのものだと思えました。

そして昨日一番の収穫は、もう1つの鶴舞公園のシンボル「噴水塔」の夕景。
暮れなずむ薄い群青色の空、ライトアップされた噴水塔、その周りに咲き誇るツツジ、そしてそれらを映す池、さらに池の手前でちょうど良いあんばいに伸びた柳の葉。
人生のすべての物事と同じように、写真に撮る風景も「一期一会」なのだ-。
そんなことを実感しながら、私は何枚もコンパクトカメラのシャッターを切りました。

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