
黄砂の影響で霞んでいたものの晴天の行楽日和となった本日は、先月29日に続いて三重と滋賀の県境にある鈴鹿山脈に再びトレランに出かけてきました。
先日は三重側から滋賀側に山越えをして、山奥にある廃村を訪ねましたが、その後は友人らのピクニックに合流したため走った時間は3時半ほどと、トレランにしては控えめ。
広い山頂部を持つ藤原岳に登ったものの、通過したのは、その南端の一部だけ。
そのために、それ以降、地図を眺めては、藤原岳の北側の部分や、その北にあって、さらに広大な山頂部を持つ鈴鹿の最高峰、御池岳を走ってみたいという思いが募り本日、早々にその目論みを実現させたのです。
公共交通機関を利用する場合、御池岳は近江鉄道に乗ってバスに乗り継ぎアプローチするのが便利なため今回は、前回とは逆に滋賀(近江)側から三重(伊勢)側へ山越えするルートを描きました。
御池岳と藤原岳は鈴鹿の主脈の縦走路で結ばれていることから、それをたどり、藤原岳の登山道は下山の際に利用しました。
それだけでも、登山の1日コースとしてはハードですが、御池岳に登るに当たって、さらに北側にある山にも登って迂回。その部分がマイナーなコースだったために、道が不明瞭で登山道の入り口が見つからず、急な谷筋や樹林帯をはい上がったために長い時間を費やし、下山したと同時に夕暮れでした。
というわけで、本日分の写真は、さわりの部分だけで、トレランの報告は明日以降にします。
さわりとして紹介するのは利用した電車・バスや、ふもとで立ち寄った多賀大社の様子です。

御池岳の滋賀側の登山口は大君ヶ畑(おじがはた)という集落で、そこまで行くバスが出るのが近江鉄道の多賀大社前駅。その駅まで行くには東海道本線から近江鉄道に彦根で乗り換え、さらに途中の高宮で別の電車に乗り換えます。
乗り換えが続くのは、せわしない感じがするものの、ワンマンカーのローカル電車が発着する駅の雰囲気は、のどかで、時間もゆっくりと流れている感じ。
お茶の広告が描かれたラッピング電車も、そんな空気に似合っています(左)。
私と別の登山客の2人だけを乗せた1日2本目のバスは午前10時過ぎに大君ヶ畑に到着(右)。
バスは多賀大社前を出る20分ほど前には駅に着いていて、私は、駅から歩いて5分ほどの「お多賀さん」に立ち寄るため運転手さんに神社前のバス停の場所を聞いてから、お参りに行きました。
多賀大社は滋賀県下で随一の神社で、伊邪那岐大神 (いざなぎのおおかみ)と伊邪那美大神 (いざなみのおおかみ) をまつり、奈良時代に編纂された「古事記」に既に記載されているとのこと。
境内は、さほど広くありませんが、彩色を施していない重厚なデザインの社殿が、杉などの背の高い木立に囲まれ、厳かな雰囲気をかもしています(中央)。

このところ大震災の被災者にあてた義援金の募金箱がスーパーなどに置かれているのを見て、神社や寺の賽銭箱を募金箱にしてはどうだろうか-と考えていたところ、賽銭箱は、そのままでしたが、お守りなどを売るカウンターに募金箱がありました(左)。
誰もがきっと柏手を打って手を合わせるときに、被災者の幸せも祈るのでしょうから、募金箱が置かれるのは当然だと思いますが、売り場の横にあると、スーパーと同じく釣り銭を目当てにしているようで、ちょっと複雑な気分になりました。
多賀大社の参道を入ると、大きな石の鳥居があり、その向こうの流れに太鼓橋が架かっています(右)。
小さな子どもや年配の方は独りで渡れないほど盛り上がった橋で、記念写真のスポットにもなっています。
女の子が独力で渡りきる前、カメラに向かって手を挙げたとき、その手前では、清掃係の男性が流れの中の落ち葉などを熊手で掃除していました(中央)。
先日は三重側から滋賀側に山越えをして、山奥にある廃村を訪ねましたが、その後は友人らのピクニックに合流したため走った時間は3時半ほどと、トレランにしては控えめ。
広い山頂部を持つ藤原岳に登ったものの、通過したのは、その南端の一部だけ。
そのために、それ以降、地図を眺めては、藤原岳の北側の部分や、その北にあって、さらに広大な山頂部を持つ鈴鹿の最高峰、御池岳を走ってみたいという思いが募り本日、早々にその目論みを実現させたのです。
公共交通機関を利用する場合、御池岳は近江鉄道に乗ってバスに乗り継ぎアプローチするのが便利なため今回は、前回とは逆に滋賀(近江)側から三重(伊勢)側へ山越えするルートを描きました。
御池岳と藤原岳は鈴鹿の主脈の縦走路で結ばれていることから、それをたどり、藤原岳の登山道は下山の際に利用しました。
それだけでも、登山の1日コースとしてはハードですが、御池岳に登るに当たって、さらに北側にある山にも登って迂回。その部分がマイナーなコースだったために、道が不明瞭で登山道の入り口が見つからず、急な谷筋や樹林帯をはい上がったために長い時間を費やし、下山したと同時に夕暮れでした。
というわけで、本日分の写真は、さわりの部分だけで、トレランの報告は明日以降にします。
さわりとして紹介するのは利用した電車・バスや、ふもとで立ち寄った多賀大社の様子です。



御池岳の滋賀側の登山口は大君ヶ畑(おじがはた)という集落で、そこまで行くバスが出るのが近江鉄道の多賀大社前駅。その駅まで行くには東海道本線から近江鉄道に彦根で乗り換え、さらに途中の高宮で別の電車に乗り換えます。
乗り換えが続くのは、せわしない感じがするものの、ワンマンカーのローカル電車が発着する駅の雰囲気は、のどかで、時間もゆっくりと流れている感じ。
お茶の広告が描かれたラッピング電車も、そんな空気に似合っています(左)。
私と別の登山客の2人だけを乗せた1日2本目のバスは午前10時過ぎに大君ヶ畑に到着(右)。
バスは多賀大社前を出る20分ほど前には駅に着いていて、私は、駅から歩いて5分ほどの「お多賀さん」に立ち寄るため運転手さんに神社前のバス停の場所を聞いてから、お参りに行きました。
多賀大社は滋賀県下で随一の神社で、伊邪那岐大神 (いざなぎのおおかみ)と伊邪那美大神 (いざなみのおおかみ) をまつり、奈良時代に編纂された「古事記」に既に記載されているとのこと。
境内は、さほど広くありませんが、彩色を施していない重厚なデザインの社殿が、杉などの背の高い木立に囲まれ、厳かな雰囲気をかもしています(中央)。



このところ大震災の被災者にあてた義援金の募金箱がスーパーなどに置かれているのを見て、神社や寺の賽銭箱を募金箱にしてはどうだろうか-と考えていたところ、賽銭箱は、そのままでしたが、お守りなどを売るカウンターに募金箱がありました(左)。
誰もがきっと柏手を打って手を合わせるときに、被災者の幸せも祈るのでしょうから、募金箱が置かれるのは当然だと思いますが、売り場の横にあると、スーパーと同じく釣り銭を目当てにしているようで、ちょっと複雑な気分になりました。
多賀大社の参道を入ると、大きな石の鳥居があり、その向こうの流れに太鼓橋が架かっています(右)。
小さな子どもや年配の方は独りで渡れないほど盛り上がった橋で、記念写真のスポットにもなっています。
女の子が独力で渡りきる前、カメラに向かって手を挙げたとき、その手前では、清掃係の男性が流れの中の落ち葉などを熊手で掃除していました(中央)。
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