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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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堀川の水・橋・空

本日は仕事のある土曜で、久々に出勤時のランニングをしましたが、時間の余裕がなかったことから走りに専念して途中で写真を撮ることはできませんでした。
昼休みも外に出ることはなく、夕方は写真展の準備などで買い物に直行。

仕方なく掲載するのは昨日の昼休み、外で食事をしに行く途中に通った堀川で撮影した写真です。
江戸時代に、名古屋城と港を結ぶ物資運搬路として開削された運河の堀川は、今や濁ったドブ川です。
しかし、これまでもカメラを持って行ってみると、その季節その日ならではの風景に出あうことがありました。

そこで昨日も、向かった飲食店は堀川の手前にあったのですが、ほんの100メートルほど足をのばして川に架かる五条橋まで行ってみました。
橋から川面を見下ろすと、水位が下がって水中で泥をかぶっていた岸辺の石が顔を出し、あまりきれいとは言えない光景が広がっていました。

BL110603堀川1RIMG2006  BL110603堀川2RIMG2005  BL110603堀川3RIMG2003

「今日は何も撮るものがない」と思って戻ろうとしたところ、私が川面をのぞいた上流側とは反対の下流側の欄干のそばにいた女性2人が子どもと一緒に、川面をじっと見ていました(中央)。

私も、ちょっとのぞいてみたところ、一見、上流側と同じような風景しか目に入りませんでしたが、やはり気になってたずねることにしました。
「何かあるのですか」
「カメがいるんですよ、こんなところに。ほら」

指さしてもらった方を見ると、鉄製の枠のようなものが、斜めに半分ほど川面から突き出ていて、30センチもあるような大きなカメが、そこに、はい上がろうとしているところでした(右)。

「もう、ずっと何回もああしているのですけど、ダメなんですよ」
と聞くやいなや、枠の端にしがみついていたカメが仰向けにひっくり返り、オレンジのお腹を見せました。

さらに何度も失敗を繰り返すのを見た後、あきらめてその場を去ろうとしたところ、頭上に飛行船が浮かび、ゆっくりと東の空に移動していました。
カメから数メートル離れた水面に飛行船の影が映り、カメをあざ笑って逃げていくようにも見えました(左)。

その後、老舗劇場の御園座で「星野哲郎物語」を見た際、「今日の山を全力で登る」という星野のモットーが台詞として語られるのを聞いて、ふと思い出したのが、このカメの奮闘ぶりでした。

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