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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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「わが町」ゲストあいさつ

写真展「走った!撮った!わが町マラソン」は開会から1週間が過ぎ、いよいよ残すところ3日間。
私はラスト3日は再び会場の「ギャラリー遊」に詰めて来場される方をお迎えしますが、本日は展示パネルの手直し作業などのため、名古屋での仕事を終えた足で上京してきました。

写真展の終盤を迎えるに当たって本日は、再び初日のオープニング・パーティーを振り返って、昨日の記事で紹介した増田明美さんに続くゲストの皆さんにいただいた祝辞・あいさつを紹介することにします。

本日掲載する写真もまた、私のイラストを描いてくれた明走会の仲間で敏腕イラストレーターの柴山英昭さんが撮ってくれたものです。

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ゲストの紹介をしてくれたのは、明走会の幹事でイベントの司会担当を務められてきた森口信義さん(左)。
近くブラジルに赴任することになった森口さんは、昨年2月の前の写真展に続き今回も、「最後の司会」としてオープニングの進行役を買って出てくれました。

増田さんに続いてあいさつしてくれたのは、飛び入りで現れた兄の辰巳琢郎(中央)。
その後は私がカンボジアのプノンペンで特派員をした際にお世話になった元カンボジア大使の今川幸雄さん(右)。増田さんと同じく、昨年に続いてゲストとして来場していただきました。

お2人にいただいた、あいさつは次の通りです。

【兄(辰巳琢郎)のあいさつ】
本当にちょっと変わり者の弟ですが、昔からこんなタイプでね。兄弟ですから、まあ似てるとは言われますけどもね。昔はずーっと何か一緒にやってましたけど、ここのところは年に1回、会うかどうかで。最近は、ちょっといろいろとあって、何度か会ってますけどもね。

何をやっているか全く知らずに(いてました)。それはそれでいいんでしょうね。男兄弟なんて、そんなもんだと思ってますし。まあ、ちゃんとした「いい仕事」をしてるなと、本職の方はどうか分かりませんが(会場に笑い)。少なくとも写真に関しては結構いいものをやっているなと。本当にいい仕事をしているなと、一応、身内ながら感心はしてます。

こういう方向でね、やっぱり自分のやりたいことを、ずっとやっていくことが一番幸せなことだし。もう彼も50になったかな、まだか?(私「なった」)なったよな。だから、人生50を過ぎて何をしているか。趣味の方に生きられるというのは、こんな幸せなことはないと思いますし、それは本当に皆さん、こういう「いい仲間」がいるからこそだと思いますね。またこんな機会に、僕もね、たまには顔を出してみたいと思います。今後ともどうぞ、よろしくお願いしまーす。

【今川幸雄さんのあいさつ】
今日は、私が来ましたのは2回目ですが、こういう写真展というすばらしいところへ来させていただいて、ありがとうございます。

司会の方からお話がありましたが、もう20年近く前、辰巳さんがプノンペンに支局長で来られましたときに、ずいぶん共同通信は若い支局長を送ってきたなあと思ったんですが。今はカンボジアのことなんか誰も書きませんが、日本の新聞に毎日カンボジアというのが出てたそのころに、辰巳さんは負けず嫌いというか、他の新聞の40を過ぎた方々の中にあって、どんどんどんどん記事を出しておられてですね、私は本職の面でしか知らなかったもんですから、すばらしい記者だと、ジャーナリストだと思っていたんです。

ところが昨年、新聞記者とのプラスアルファがむしろ大変であって、そのマラソンのランナーとして…。
マラソンでただ、しゃにむに走るというのではなくて、本当にいい写真を撮る、これはフォトグラファーとしてもすごいんだなと思いましてですね。今日もたくさん拝見しました。

本当にその、さっきおっしゃったようにですね、香りのする、地域のですね写真をいっぱい(撮っている)。走りながら撮ってられるというのも大変なもんですが、さっきその(曽根陽一さんらの同人誌)「DRUG(ドルーク)」というのは拝見しましたら、その10ページで、またまた全然違ったですね、美しい写真を出しておられるというんで。一体この人はどこまで、どういうことをやっていくのかと思っておりますが、そのすべてにおいて今後とも成功されることを希望いたしますし、今後とものご発展を皆さんと一緒に祈りたいと思います。
どうも今日はおめでとうございます。

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次にあいさつをいただいたのは、東京夢舞いマラソンの創始者で実行委員会の理事長であり、ジャーナリストとしても先輩の大島幸夫さん(左)、それから昨年の写真展に来場してくださって以来、親しくしていただいている写真家の曽根陽一さん(右)のお2方です。
それぞれにいただいた、あいさつは次の通りです。

【大島幸夫さんのあいさつ】
僕もランニングしながら写真と撮るという、僕風に「フォトラン」と呼んでるんだけども、そのフォトラン写真展を新宿駅前のコニカプラザでやったことがありましてね。
あれは第1回の東京マラソンが開かれる前年だったかね。それは東京でも、こんな写真のように素敵な市民を巻き込んだ、外国でこんな楽しいことをやってるのに、なんで日本でできないのと(撮った写真の写真展)。
今度やっと日本でできることになったから、大変うれしいねという「祝東京マラソン」という意味も込めて、マラソンの写真展ですから、マラソンの距離にちなんで42点の海外マラソンの大会の写真をね、写真展をやったんだけれども。

その僕の写真に比べるとですね、(「走った!撮った!」の写真展は)点数も多いし、それから何ていうのかな「ライト感覚」っていうのか、僕より若いですからね。非常に軽快だし、楽しいのね、写真がね。フォトランを1つ前に走った僕の立場から言うと、ピントが良く、全部合っててね。(私「合ってるのを出してます」)

走ってみないと分からないですけども、けっこう体力がいるんだよ、脚力もね。(理由の)1つは走った手ごたえのある写真を撮りにくい。まあ、技術的にいうとスナップショットっていうんだけどね。スナップショットって1発でなかなか決まらないから。「これ」と狙いを定めた仮装ランナー、あるいは、おもしろいランナーを撮るのに、これじゃダメだダメだと何回も写真を撮る。一緒に後ろ向きに走ったり、追い抜いたり。
これはけっこうね、脚力でいうと具体的に言えばフルを3時間10分から15分で走る脚力がないと、なかなか撮れない。僕が写真展を開いた写真も僕がまだ速かったころの写真なんですよね。

で今写真展を見ると、まだまだ彼はね、これを撮れるってことは、まだまだ速いわけね。まあフォトランの先輩としては、それがうらやましいっていうか、嫉妬するっていうかね。僕はもうこういうフォトランを撮れない脚力になってしまったので、もう今はなかなかそういう機会がないんですけれども、ランナーだったおかげで山の方はね、けっこう歩けるんで、今年も先月の半ばぐらいまで、40日間ヒマラヤに行ってたんです。

ヒマラヤの山を歩いて帰ってきてね、ちょっと違和感を持った言葉があるのね。ヒマラヤではあんまり聞かなかった言葉で、成田に着いたとたんに、もうあちこちから入ってくるのは「頑張ろうニッポン」というこの言葉ですよね。もちろん頑張ろうニッポンはいいんだけども、なんかヒマラヤという国際舞台から帰ってくると、頑張らなければならないのは日本だけじゃないだろうということ。
むしろやっぱり外国のね、人たちへの励ましと連帯の言葉みたいなのが必要なわけだ。
あまり「ニッポン、ニッポン、ニッポン、ニッポン」て言っているのは、ちょっとナショナリズムじゃないかな。
ニッポンだけじゃないよって、特に放射能の汚れなんてのは、国際的な地球の問題ですから。

それが1つと、「頑張れ、頑張れ」って言うのは、マラソンでもそうだけども、30キロ、40キロ近く走っているときに、一所懸命走っているときに頑張れ頑張れって言われてもね、もう十分頑張っているんだ。地震も同じであって、その体育館みたいなところでね、長い間避難している人に「頑張ろう頑張ろう」というのは何か失礼というかね、むごいというか。

それから言うと、また写真の話に戻りますけども、彼の写真はご覧になってお分かりのようにみんな笑っていますよ。笑顔、笑顔、ね。ランニングもそうなんで、実は楽しいんですよね。もちろん頑張ること自体も楽しい。やっぱり笑顔、笑顔、この笑顔が日本の今の震災のね、問題についても同じように言えるんじゃないか。
やっぱり頑張ろうというよりも、外国語でいうと「テイク・イット・イージー」というかね。「テイク・イット・イージー」って、要するに頑張るなということなんだよね、逆にね。「のんびりいきましょう」って。

「のんびりいきましょう」って、何もさぼるなってことじゃなくて、大震災でも、そういう肩の力を抜いて、みんなにスマイルのフレンドシップのあいさつを送るところから地震の復興のパワーもわいてくると思うし。そういう点で、彼の写真は今の日本の状況に対しても、大変大きな励みにもなるし、このスピリットというかね、マラソン・スピリットと復興のスピリットがこうやってかみ合うと。

妙な「から元気」の頑張ろうニッポンよりも、よっぽどすてきなあいさつのこもった写真展だと思います。
この精神でいきましょう。

【曽根陽一さんのあいさつ】
たぶん一番僕が友だちみたいな感じですよね、最近の。新参者に近いんですけど。
リコーの「RING CUBE」にうかがったときに、辰巳さんが写真展をやってたんですね。
この「走った!撮った!」をやってて。そのときに会場を歩いてたら、マラソンのランナーがいるんですね。
背も大きいし。やっぱりこの人、本人かなと思って失礼ながら「辰巳さんですか」と声をかけて、それで写真の話をたくさんしてから、何度会ったか分かんないぐらいけっこう会ってますよね。

そんな感じで、写真が好きなのもすごいし走りながら撮るって、さっきランナーの方がおっしゃってましたけど、ほんとになんか、あれだけ小さくても(カメラを)ずっと走るときに持っているというのは相当、ストレスがあるんじゃないかと僕は思うんですね。

ランナーでありながら写真を撮って、それも写っている写真みんな笑っているというのは、たぶん辰巳さんの顔がね。なんか身体から自分の優しい部分っていうか、雰囲気が外に出てるから、見た人はやっぱり笑顔になっちゃうんですよね。
僕も辰巳さんと何度も会ったときに、顔を見てしかめっつらできないですもの。ついほころんじゃって。

まあ、ひょんなことでお会いしましたけども、今回、あれ(同人誌)は「DRUG」って書いてありますけど、ロシア語で「ドルーク」って読むんですよね。ちっちゃく書いてあるんですけども、ロシア語だと「友達」っていう意味があって、同人雑誌なので、同人ってことで友達っていうふうにつけたんですけど。そういうところに辰巳さんもぜひ1回写真を出してもらえないかなあと、そしたら驚いたことにマラソンの写真じゃなかったんです。

マラソンであれだけ写真を撮ってる方だとブログなんかを見てても花の写真も人の写真も、ほぼ全部ふつうに撮って、いい感じになってるんで。やっぱり写真を撮れるタイプの人。でかなりアクティブなので…。
これからもずっと走って撮ることをやめないで、ずっと頑張ってほしいなと思って。たまたまですけど僕、20年ぐらい前にお兄さんを撮影する機会があって、妙な縁だなと思いながら、辰巳さんと会ってますけど。
身体が丈夫っていうかね、あれだけ走って食べて、すごい身体を持っているなと思って、それが全部こう写真に出てくると思うんですね。これからも今まで通りのことをやって頑張って下さい。おめでとうございました。

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