
「24時間リレーマラソン」前日の今月15日、富士山をのんびりと歩いて登った際に撮影した山や草花などの写真を、遅ればせながら掲載します。
5合目を出発し、昼下がりから夕方に向けて歩いた今回は、ご来光を見るために夜間登山したり、早朝から出発したりする多くの登山客とは時間差の富士登山。
しかも平日とあって、登山道で出会う登山客は比較的少なく、特に下山道では人の姿はまばらで、富士登山にしては珍しく静かな山歩きを楽しむことができました。
※※※
ここからは、時間があいた後に書いています。
実は私が昨年、「5年目の正直」で時間内での完走を初めて果たした富士登山競争の今年の大会は、既に終了して、わが明走会の「トレイルラン部」のメンバーも何人も参加、それぞれに健闘したということです。
その中でも、フルマラソンを3時間台の前半で走るという、女性の市民ランナーとしてはエリートの森口さつきさんが、4時間半ギリギリで完走した私よりも25分近く速い4時間6分台で初完走されたのは、最もうれしいニュースでした。
さつきさんは私と同様、ここ数年にわたって富士登山競走の壁に阻まれ続けて、完走の難しさを体験されているだけに、昨年ようやく完走した私に麓で会った際に、ご自身は関門に引っ掛かっていたにもかかわらず、目に涙を浮かべて喜んでくれていました。
それにしても、4時間6分台とは、すごい!女性では、なんといきなり20位に躍り出たわけですから!
「わが町マラソン」の写真展のオープニングの際、さつきさんは「今年は大丈夫です!」と断言されました。
シリアスに練習を積んで、フルマラソンの記録を着々と伸ばしてこられれたさつきさんが、そう言われるのなら今年は間違いないと思っていましたが、それにしても、すごい!
さつきさんに祝福の電話をして聞いたところ、やはり練習の距離は、それほど踏んでいないものの、山登りに特化したトレーニングをきっちり積まれたとのことでした。
先ごろブラジルに赴任された、ご主人の信義さんを追って近く渡航し、しばらくは地球の裏側で暮らすことになるさつきさんにとって、今年の富士山はがけっぷちでしたが「大金星」をゲットして土産に持っていくいことになるとは。
こんなすごい女性が身近にいて活躍されるのをみると、月並みですが、なでしこジャパンの元気印のメンバーたちのように、日本人女性のすごさを思い知るような気がします。
そして今年は、のんびり歩いてもそれなりにキツく感じた富士山の登山道を、さつきさんたちが駆け上がったことを思うと、悠長に撮影した写真の説明を書く気が薄れますが、ごく簡潔に書いてみます。

「美ジョガー」に続いて「山ガール」が登場して、マラソン会場だけでなく、山にもカラフルで格好良いウエアがあふれるようになり、首都圏と直結した手軽な高山である富士山は、その展示場のようです(右)。
山に行くといえば羊毛製のシャツと、乗馬ズボン風の「ニッカボッカ」、それに重たくゴワゴワとした帆布製の「キスリングザック」を担ぐものだった昔からは、まさに隔世の感があります。
そういえば登山靴は漬物石のように重たい裏革製でしたし、色つきのシャツやヤッケなどのカラーリングは、原色の赤か濃いブルーと決まっていたものです。
そうそう、高校時代に所属したワンゲル部の部室には「女人禁制」の看板が掛かってもいました。
またまた脱線しましたが、この日は、本当に風もなく穏やかな、絶好の登山日和でした。
7合目あたりの山小屋の前では、横になって寝そべるイヌが、物憂げに目を細めて、その前でスズメに似た鳥(カヤクグリとみられます)が枯れ草をついばんでいました(中央)。
もっとも、この何10秒か後にイヌは突然起き上がり、びっくりした鳥は飛び立って、その瞬間を撮し止めることはできませんでしたが。




5合目を出発し、昼下がりから夕方に向けて歩いた今回は、ご来光を見るために夜間登山したり、早朝から出発したりする多くの登山客とは時間差の富士登山。
しかも平日とあって、登山道で出会う登山客は比較的少なく、特に下山道では人の姿はまばらで、富士登山にしては珍しく静かな山歩きを楽しむことができました。
※※※
ここからは、時間があいた後に書いています。
実は私が昨年、「5年目の正直」で時間内での完走を初めて果たした富士登山競争の今年の大会は、既に終了して、わが明走会の「トレイルラン部」のメンバーも何人も参加、それぞれに健闘したということです。
その中でも、フルマラソンを3時間台の前半で走るという、女性の市民ランナーとしてはエリートの森口さつきさんが、4時間半ギリギリで完走した私よりも25分近く速い4時間6分台で初完走されたのは、最もうれしいニュースでした。
さつきさんは私と同様、ここ数年にわたって富士登山競走の壁に阻まれ続けて、完走の難しさを体験されているだけに、昨年ようやく完走した私に麓で会った際に、ご自身は関門に引っ掛かっていたにもかかわらず、目に涙を浮かべて喜んでくれていました。
それにしても、4時間6分台とは、すごい!女性では、なんといきなり20位に躍り出たわけですから!
「わが町マラソン」の写真展のオープニングの際、さつきさんは「今年は大丈夫です!」と断言されました。
シリアスに練習を積んで、フルマラソンの記録を着々と伸ばしてこられれたさつきさんが、そう言われるのなら今年は間違いないと思っていましたが、それにしても、すごい!
さつきさんに祝福の電話をして聞いたところ、やはり練習の距離は、それほど踏んでいないものの、山登りに特化したトレーニングをきっちり積まれたとのことでした。
先ごろブラジルに赴任された、ご主人の信義さんを追って近く渡航し、しばらくは地球の裏側で暮らすことになるさつきさんにとって、今年の富士山はがけっぷちでしたが「大金星」をゲットして土産に持っていくいことになるとは。
こんなすごい女性が身近にいて活躍されるのをみると、月並みですが、なでしこジャパンの元気印のメンバーたちのように、日本人女性のすごさを思い知るような気がします。
そして今年は、のんびり歩いてもそれなりにキツく感じた富士山の登山道を、さつきさんたちが駆け上がったことを思うと、悠長に撮影した写真の説明を書く気が薄れますが、ごく簡潔に書いてみます。



「美ジョガー」に続いて「山ガール」が登場して、マラソン会場だけでなく、山にもカラフルで格好良いウエアがあふれるようになり、首都圏と直結した手軽な高山である富士山は、その展示場のようです(右)。
山に行くといえば羊毛製のシャツと、乗馬ズボン風の「ニッカボッカ」、それに重たくゴワゴワとした帆布製の「キスリングザック」を担ぐものだった昔からは、まさに隔世の感があります。
そういえば登山靴は漬物石のように重たい裏革製でしたし、色つきのシャツやヤッケなどのカラーリングは、原色の赤か濃いブルーと決まっていたものです。
そうそう、高校時代に所属したワンゲル部の部室には「女人禁制」の看板が掛かってもいました。
またまた脱線しましたが、この日は、本当に風もなく穏やかな、絶好の登山日和でした。
7合目あたりの山小屋の前では、横になって寝そべるイヌが、物憂げに目を細めて、その前でスズメに似た鳥(カヤクグリとみられます)が枯れ草をついばんでいました(中央)。
もっとも、この何10秒か後にイヌは突然起き上がり、びっくりした鳥は飛び立って、その瞬間を撮し止めることはできませんでしたが。












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