
遅めの盆休みで上京している本日は、所用を済ませた後の夕方、神保町で開かれている写真家・曽根陽一さんが主宰する写真塾の修了展「12人の眼」を見に行きました。
曽根陽一さんは、写真展「走った!撮った!世界のマラソン」の会場でお会いして以来、親しくしていただき、先だって日本橋で開いた「走った!撮った!わが町マラソン」ではオープニングにも来てくださいました。
そのため、神保町のギャラリーには「わが町マラソン」の会場となった「ギャラリー遊」のオーナーご夫妻のうち理恵さんと、写真展の受付を手伝っていただいた脚本家の尚美さんも一緒に出かけました。
「12人の眼」を見た後には、美術学校に通われている遊座武さんと、「走った!撮った!」のデザインを担当してくれているデザイナーの金森尚さんも合流して「わが町マラソン」の「同窓会」を開きましたが、とりあえず明日までが会期の「12人の眼」を紹介します。
神保町駅前のギャラリー「CORSO」で19時まで開催され、曽根さんもいらっしゃるはずです。

曽根さんの作品は正方形の画面で撮った白黒写真20枚をタテ2枚、ヨコ10枚に並べて1枚の紙にプリントしたもの(右)。絵巻物のような、実験的な展示の手法になっていました。
ビルの3階にあるギャラリーは入口に写真展のポスターが飾られ、ついたてを使って面積を広くした壁面に、曽根さんと生徒さん11人の作品がコーナー分けして展示してあります(左)。
展示されている作品は「引っ越し魔」という曽根さんがこれまで住んだことのある東京の幾つかの町を舞台に生徒の方々が、それぞれの感性を生かしてスナップした写真の数々。
詩人でもある曽根さんが撮られる、芸術性の高い写真が「模範」になっているもようですが、作家それぞれの引かれるモノや、それの切り取り方やアングルは様々で、レンズを通してモノを写し取るという単純な作業のはずの写真であっても、それぞれの「眼」から生まれる多様さや可能性は無限にあることが分かります。
会場で迎えてくださった曽根さんの作品の前で理恵さん、尚美さんと一緒に曽根さんの写真を撮影(中央)。
作品で切り取られた被写体は、よく見ると確かに東京の景色ですが、いずれも粋で洒落ていて、ヨーロッパの街角のような雰囲気さえ漂っていました。

曽根さんの作品に使われた写真はリコーの「ユニット交換式」カメラ・GXRに、35ミリフィルム用カメラに換算して28ミリの広角レンズを装着し、タテヨコ比1対1の正方形で撮ったもの(左)。
その昔、私が自宅にあった父の2眼レフカメラ「リコーフレックス」で、6(センチ)×6版フィルムを使って撮ったときと同じような白黒・真四角の写真です。
白黒も真四角も格好良いような気がしたためギャラリーを後にしての食事の際、向かい側に座った尚美さんと金森さんを、ちょうど持っていた28ミリレンズ付きのGXRで、曽根さんと同じ設定にして撮影(右)。
白黒写真は、かつて仕事で毎日のように撮って現像・焼き付けをしたものですが、久々に撮ってみると、光と影や形がストレートに表現できるうえ、デジタル写真で悩ましい色合いや色の彩度などを気にせず撮影・編集ができることから、なかなか楽しいものでした。
食事の後に神保町を歩いている際に撮影した街角と月の写真は、元通りにカラーで4対3の画面設定にしていたのですが、これもまた漫然と撮った写真だけに画面の締まりが悪く、編集の際に白黒で1対1に加工することにしました(中央)。
曽根陽一さんは、写真展「走った!撮った!世界のマラソン」の会場でお会いして以来、親しくしていただき、先だって日本橋で開いた「走った!撮った!わが町マラソン」ではオープニングにも来てくださいました。
そのため、神保町のギャラリーには「わが町マラソン」の会場となった「ギャラリー遊」のオーナーご夫妻のうち理恵さんと、写真展の受付を手伝っていただいた脚本家の尚美さんも一緒に出かけました。
「12人の眼」を見た後には、美術学校に通われている遊座武さんと、「走った!撮った!」のデザインを担当してくれているデザイナーの金森尚さんも合流して「わが町マラソン」の「同窓会」を開きましたが、とりあえず明日までが会期の「12人の眼」を紹介します。
神保町駅前のギャラリー「CORSO」で19時まで開催され、曽根さんもいらっしゃるはずです。



曽根さんの作品は正方形の画面で撮った白黒写真20枚をタテ2枚、ヨコ10枚に並べて1枚の紙にプリントしたもの(右)。絵巻物のような、実験的な展示の手法になっていました。
ビルの3階にあるギャラリーは入口に写真展のポスターが飾られ、ついたてを使って面積を広くした壁面に、曽根さんと生徒さん11人の作品がコーナー分けして展示してあります(左)。
展示されている作品は「引っ越し魔」という曽根さんがこれまで住んだことのある東京の幾つかの町を舞台に生徒の方々が、それぞれの感性を生かしてスナップした写真の数々。
詩人でもある曽根さんが撮られる、芸術性の高い写真が「模範」になっているもようですが、作家それぞれの引かれるモノや、それの切り取り方やアングルは様々で、レンズを通してモノを写し取るという単純な作業のはずの写真であっても、それぞれの「眼」から生まれる多様さや可能性は無限にあることが分かります。
会場で迎えてくださった曽根さんの作品の前で理恵さん、尚美さんと一緒に曽根さんの写真を撮影(中央)。
作品で切り取られた被写体は、よく見ると確かに東京の景色ですが、いずれも粋で洒落ていて、ヨーロッパの街角のような雰囲気さえ漂っていました。



曽根さんの作品に使われた写真はリコーの「ユニット交換式」カメラ・GXRに、35ミリフィルム用カメラに換算して28ミリの広角レンズを装着し、タテヨコ比1対1の正方形で撮ったもの(左)。
その昔、私が自宅にあった父の2眼レフカメラ「リコーフレックス」で、6(センチ)×6版フィルムを使って撮ったときと同じような白黒・真四角の写真です。
白黒も真四角も格好良いような気がしたためギャラリーを後にしての食事の際、向かい側に座った尚美さんと金森さんを、ちょうど持っていた28ミリレンズ付きのGXRで、曽根さんと同じ設定にして撮影(右)。
白黒写真は、かつて仕事で毎日のように撮って現像・焼き付けをしたものですが、久々に撮ってみると、光と影や形がストレートに表現できるうえ、デジタル写真で悩ましい色合いや色の彩度などを気にせず撮影・編集ができることから、なかなか楽しいものでした。
食事の後に神保町を歩いている際に撮影した街角と月の写真は、元通りにカラーで4対3の画面設定にしていたのですが、これもまた漫然と撮った写真だけに画面の締まりが悪く、編集の際に白黒で1対1に加工することにしました(中央)。
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