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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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おんたけスカイレース4

先月28日に走った「おんたけスカイレース」の報告は本日分の記事が最終回の4回目です。
今回も写真12枚を掲載する予定ですが、作業が日付けがあらたまって午前中になっているため、とりあえず6枚を先にアップします。
木曽御嶽山から下山する途中で、夏草に覆われたスキー場の斜面を一気に下る際に見た初秋の山の花であるマツムシソウと、雲間から見えた虹の写真3枚ずつです。

そしてさらにアップしたのは、ゴールが近づき舗装路に出てからの写真と、私が走り終えてから間もなく、制限時間ギリギリで滑り込み、感動のゴールを果たした関西明走会のゆきてぃさんの写真の合わせて6枚です。

BL110828おんたけスカイ4-1RIMG0063  BL110828おんたけスカイ4-2RIMG0061  BL110828おんたけスカイ4-3RIMG0066

太ももがつって動けなくなることもあった登りの時からは想像もつきませんが、下り始めると大股でスピードを上げることもできて、脚が十分に「残っている」ことが分かり、「これで完走はできるだろう」と気持ちに余裕も出てきました。
そんなときに「1分でも早くゴールしよう」とはせず「写真も撮りながら楽しもう」としてしまうのが私の性分で、まずは登りの際に見かけていたものの、カメラを出す余裕すらなかったマツムシソウにひかれてストップ。

チョウや蜂を集めて風に揺れる薄紫や珍しい薄黄色のマツムシソウの写真を何枚も撮りました(3枚とも)。

BL110828おんたけスカイ4-4RIMG0068  BL110828おんたけスカイ4-5RIMG0071  BL110828おんたけスカイ4-6RIMG0073

さらに下って行くと、前方に浮かぶ雲の下の雨が降っていると思われる部分に、傾いた太陽の光が当たって、短いながらも鮮やかな虹が出ているのが見えました(3枚とも)。

かなりのスピードで何人ものランナーをかわしながら下っていましたので、写真を撮るため少し足を止めても追い着かれることは、ほとんどありませんでしたが、唯一、小気味の良いピッチで飛ばしてられた美人の女性ランナーとは抜きつ抜かれつを繰り返しました(中央)。
「ほら、虹が出ていますよ」と声をかけさせてもらったものの、制限時間内のゴールが微妙ななかで、悠長に写真を撮っているのは私ぐらいで、美人ランナーはスピードを緩められることなく、あっという間に小さくなっていきました。

BL110828おんたけスカイ4-9RIMG0077  BL110828おんたけスカイ4-7RIMG0075  BL110828おんたけスカイ4-8RIMG0079

長い長いスキー場と山道を下りきって、再び舗装路に出たところにある給水所では、美味しい梅干しが出されていて、塩分と水分をたっぷり補給(中央)。
下りの間中、バトルをさせてもらった美人ランナーも追い着いてきて、撮らせてもらいました。

「朝、犬の写真を撮っていた人ね」とボランティアの女性に話しかけられ、給水所にいた朝とは別のワンちゃんも1枚撮らせてもらいました(左)。

大滝村では前日から道路わきに野生のサルが出没するのを見かけていて、給水所を過ぎてしばらくしてからも道路を横切るサルを目撃。山側のコンクリート壁を登っていったサルを、ピントが甘いながらもなんとか撮ることができました(右)。
 
BL110828おんたけスカイ4-10RIMG0081  BL110828おんたけスカイ4-11RIMG0084  BL110828おんたけスカイ4-12RIMG0085

スタート地点を過ぎてからもゴールのスポーツ公園までは数キロの平坦な舗装路が残っていました。
勾配がなくなってみると走るスピードはガクッと落ちてしまって、それまではそれなりにスピードにのって走り、余力があると思っていたのが、実はそうでもないということが分かりました。

それでも私は100キロマラソン程度のノロノロのスピードではあっても走り続けることができ、歩き出していたランナーをさらに何人もかわしてゴールすることができました。
制限時間11時間のところを、ゴールタイムは10時間46分余り。
長い距離の大会では、制限時間をほぼたっぷり使って楽しむという、このところのパターンを、また繰り返してしまったというわけです。

それでも、走れるところは最後まで走り続けることができて、それなりに手応えのあるゴールでした。
富士登山競走を申し込みそびれた代わりに出ることにしたこのレースは、制限時間が厳しくなさそうにみえたこともあって準備が不十分なまま、初めから完走だけを目標に走り、その通りの結果になりました。
とはいっても、このレースに出たことによって地元の山ともいえる木曽御嶽山がよりいっそう身近に感じられるようになり、ある程度の山を登る力や超長距離を走る持久力を維持することができたようにも思っています。

撤収の準備が始まっていたゴール会場で、両手を大きく振って迎えてくれたのは関西明走会の俊彰さん。
私よりも長身の俊彰さんは20代で、関西明走会の若手のホープ。今年の富士登山競走は体調不良のため完走を逃したものの、フルマラソンを3時間以内で走る実力通り、今回はなんと7時間台でゴール。

「長いこと待ったんでしょう」と聞くと「ドライバーを待ってなきゃなりませんので」との答え。
そう、彼が待っていたのは私だけではなくて、大阪から一緒に来ていたゆきてぃさん。
そういえば山頂を過ぎたところで先に行かせてもらって以来、見かけていませんでした。
しかし、私がゴールしてから約10分後、ほとんどあきらめかけていた彼女の姿が視界に入ってきました。

制限時間まで3分余りでゴールしたゆきてぃさんは、感極まって涙をこぼされていましたが(左)、間もなくいつもの明るい笑顔に(中央)。
そろいのユニフォームでツーショットの写真も俊彰さんに撮ってもらいました(右)。

ゆきてぃさんは100キロを10時間以内、フルマラソンを3時間20分台で走るという実力派ランナーですが、トレイルランの大会は今回が初めて。
不慣れな下り坂で怖くなりながらも、なんとかゴールしようと休憩もなしに走り続けられたということで、そのご自信の頑張りに対する充実感が、こみ上げた涙になったようです。

それに比べると、長い休憩を何度も挟んで余裕でゴールした私自身は、完全燃焼というわけではありません。
きっちりと練習して自分の力を出し切る=オールアウトするようなレースを、またやってみたくなりました。

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