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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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「セントレア」ゴール!!!

中部国際空港に近い常滑(とこなめ)で開かれたトライアスロン大会「セントレア70.3常滑ジャパン」に本日出場し、無事ゴールにたどりつくことができました!!!

大会は当初、スイム1.9キロ、バイク90.1キロ、ラン21.1キロの合計113.1キロ=70.3マイルの距離で行われる予定でしたが、常滑港の防波堤より外は波が高かったことからスイムは港内のみのコースとなり、1.2キロに短縮。制限時間7時間44分のところを7時間12分余りでフィニッシュすることができました。

明走会トライアスロン部からは、部きってのエリート市民トライアスリートである秀彦さんと周年さんの2人が東京から参戦。
それぞれ5時間台と6時間台の好タイムでフィニッシュされましたが、なんとか2人に続くことができて、ほっと胸をなで下ろしました。

昨日お話した通り、私は今回、ちょっとしたケガをかかえて出場することになりました。
昨夜、自宅に居る際、床に置いていた掃除機に左足をぶつけて、小指の爪を半ばはがしてしまったのです。
足の外側に力を入れて踏み込めない状態で、バイクとランは走れるのかどうかすら分かりませんでしたが、幸いバイクは小指がシューズに当たらないようにして、だましだまし完走。

ランも、靴下を履かないようにしてシューズの中にスペースを確保。さらに、五本指シューズでアスファルトを走る要領で、つま先着地に近い走り方をして、シューズに前足部が当たらないように工夫した結果、最後まで走り続けることができました。
しかもバイクで余力を残していたことから、さほどスピードは出なかったものの、前を走るランナーらを、まさにゴボウ抜きして気持ち良く走れたのです。

苦手なスイムの距離が短縮されたのは幸運でしたが、バイクのコースは坂だらけで平坦な部分が、ほとんどないという技術も筋力も試される手強い設定。
ランは海岸沿いを長く走って景色を楽しめたものの、給水所ごとに頭から水を、かぶらなければ走り続けられないほどの猛暑で、全体的に非常にタフなレースだっただけに、ケガをしながらも一応きっちりとフィニッシュできただけでも御の字です。

そして当初はあまり予想しなかったのですが、沿道の応援やボランティアのサポートが素晴らしかったことも満足感を大きくしてくれました。
掲載する写真を、ご覧になっても分かる通り、私はバイク、ランではカメラを持って走り、ランの際にはなんと、ちょっとした「走った!撮った!」までやってしまいました。
ということで、セントレアの記事は、この後も続くことになるわけです。

セントレア1-1RIMG0883  セントレア1-2RIMG0891  セントレア1-3RIMG0886

午前7時40分にスタートしたレースに参加したのは、リレーの部も含めて約1200人(中央)。
エリート、女性、年齢別の男性で9つのグループに分かれて5分おきに「ウェーブスタート」しました。

各グループは、スイムのスタート時に色分けしたキャップをかぶり、私は7番目となる50歳代のグループで、緑色のキャップ(左)。ウエットスーツは一昨年に仕立てたものの、ゴムが縮むなどして窮屈になったことから最近「幅出し」の修理をしたばかり。

明走会トライアスロン部のエリート、周年さんと秀彦さんは40歳代でオレンジのキャップ。
2人は会場に近いホテルで前泊されましたが、私は会場までのシャトルバス出る空港の臨時駐車場まで自宅からわずか30分余りとあって、ぎりぎりに家を出て来ました。

セントレア1-5RIMG0902  セントレア1-6RIMG0952  セントレア1-4RIMG0915

バイクのコースは知多半島の丘陵を複雑に折り返したりループを描いたりしてつくられていました。
初めに常滑の町を通過する際、沿道に多くの人たちが繰り出しているのを見て、ウエストバッグからカメラを取り出して撮影したくなりましたが、手を離すことも急停車することも安全上できませんので、大きな声で「ありがとうございます!」を繰り返しました。

前日の説明会で聞いたところによりますと、今年2回目を迎えた大会は大震災の影響で開催を見合わせようという話も持ち上がりましたが、地元の人たちにアンケートで意見を聞いたところ、開催してほしいという声が圧倒的に多かったということです。空港が近くにできたとはいえ、のどかな田園風景が広がる地元にとって、この華やかなイベントは、町が一緒に元気になる町おこしの起爆剤として受け入れられているわけです。

バイクの間は写真の撮影はあきらめようと思っていたところ、その封印が解かれたのが給水所(左)。
コース中何度か通るこの給水所では、減速せずにボトルに入れた水を受け取るのと「ピットイン」して補給食も食べるのとを選ぶことができ、ケガもあってタイムを狙うことを放棄している私は迷わず、毎回ピットインをしました。そして最後に立ち寄った際、ついにボランティアの美女たちと記念撮影してさらに元気をチャージ。

10年以上前にフレームをオーダーして組んだ私の愛車「パナコ」はクラシックなスタイルのロードレーサー。
空気抵抗を極限まで減らすなどした最近のトライアスロン用のバイクが並ぶレースでは異彩を放っていて、多くのトライアスリートが使っている1本が10万円前後もして、やはりスピードが出せる「決戦用ホイール」も履いていません。

そんなふうに、お金をかければ速くなるという部分が、私が久しくトライアスロンを敬遠していた理由の1つでありますが、順位やタイムにさほど欲がなくなってしまった今となっては、そんな問題は大きなことではなく、長らく壁に飾っていただけのパナコと一緒に再び晴れ舞台に出られるだけで十分に楽しいことです。

上り坂の度に補助モーターを付けた自転車のように私の横をスーッと抜いていく決戦用ホイール付きバイクを見ると少しうらやましくもなりますが、上りが終われば再び抜き返せるパナコの基本性能も、山登りで鍛えた自分の脚も、まんざらではないと思えます。
とはいえ来シーズン以降、ロングのレースを狙うような機会があれば、パナコにも決戦用ホイールを履かせてみてその効果を体感してみたいという色気もないわけではありません。

風を受けて走るバイクでは涼しく感じることもありましたが、ランに移ったとたんに、疲労よりもむしろ暑さとの闘いとなりました。給水所ごとに頭からかけてもらうバケツ水の気持ちの良いことといったら(中央、右)。
しかし、このトシでこんなふうにバカげたこともしながら全身で「夏」を楽しむことができるというのは、健康でいられてこそで、こんなチャレンジングで楽しい遊びができることに感謝したくなります。

セントレア1-7RIMG0925  セントレア1-8RIMG0961  セントレア1-9RIMG0967

ランの途中では、知多半島の西側海岸に沿って走り、海の景色を満喫できます(左)。

ゴールでは、とっくにフィニッシュしていた秀彦さん、周年さんが出迎えてくれて、記念撮影(中央)。
次は、皆さんと少しでも競えるようにスイムやバイクの秘密特訓を試みたいと思います。

何はともあれ、11年前に韓国・済州島で開かれたアイアンマン・シリーズのロングレースで、スイムで棄権をして以来のアイアンマンに、「ハーフ」の距離の大会とはいえ完走できたことは大満足です(右)。
先月の「おんたけスカイレース」に続いて、中部地方の名だたる耐久レースに続けて出場し、完走を果たしたことで、それぞれの場所に対する愛着も深くなり、それらの場所が自分にとって特別なものとなっていくことを感じています。

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