FC2ブログ
“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

最新トラックバック

カレンダー

08 | 2011/09 | 10
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

月別アーカイブ

FC2カウンター

全記事表示リンク

木曽三川をまたいで

世の中は3連休でしたが私は昨日が仕事で、一昨日に続いて本日と明日が休みという飛び石連休です。
休みとはいえ、10月の写真展の準備や家事などやるべきことが山積していて山に入る気にはなれません。
かといって、もろもろのことがはかどるかといえばそうでもなく、結局のところ3日続きの好天にじっとしていることができず、午後になって長めのジョギングに出かけました。

そして本日、出かけたのは山ではなく川。
濃尾平野を流れる木曽川、長良川、揖斐川の「木曽三川(きそさんせん)」が平行して流れる一帯が目的地。
名古屋近郊の愛知県弥富町から三重県多度町まで、3本の川をまたいで堤防や河川敷を走りました。

この一帯は、かつて洪水の常習地域であって、川の中州状になった部分などで集落や農耕地を堤防で囲む「輪中」がつくられました。
小学校の社会科で習っていながら目にしたことのない輪中の地域を見たいとは思っていたものの、街を出て走りに行くとなれば山にばかり向かっていたことから、この地を訪れる機会を逸していました。
しかし平地でも少しは真面目に走ろうとしている、この秋のシーズンですから、ロングジョグに適した川にも、たまには出かけてみようと思いたったのです。

そして向かった先は「上げ馬神事」で有名な多度大社。
人が乗った馬に、坂の上にたちはだかる土壁を越えさせ、成功した回数によって吉凶を占うという毎年5月の神事は、動物を虐待しているとして話題になりましたが、その様子を生で見る機会は、やはり逸しています。
それでも、せめて神社を訪れるだけでもしておこう思ったわけです。

BL110925木曽三川1RIMG1117  BL110925木曽三川2RIMG1182  BL110925木曽三川3RIMG1134

17キロほどにわたるロングジョグは、少しばかり真面目に走って、川沿いの景色は比較的単調であったことなどから、あまり写真は撮らず、紹介するのは3枚だけです。

まずは弥富町から木曽川の橋を渡り、三重県長島町に入った川沿いの運動公園で撮った秋の空と雲(左)。
一昨日、昨日に比べると空気の澄み具合は落ちて、気温も高めになったものの、それでも空の様子は秋。
ひつじ雲やうろこ雲の間に、筋状に乱れた飛行機雲も浮かび、雲の白と空の青のコントラストが印象的です。

伊勢湾から木曽川と長良川に挟まれて細長い島のように南北に伸びる長島町は、まさに輪中の中心地。
長島町の外れで、島が岬のように北に突き出し、背割堤になるあたりで長良川を渡った先は岐阜県海津町。
このあたりは3本の川が肩を寄せ合うように平行して流れ、愛知・三重・岐阜の県境でもあります。
そして今度は、長良川と揖斐川に挟まれた海津町の外れで、南に突き出す岬の先の部分には国営公園の「木曽三川公園」がつくられていて、3本の川などを見渡せる展望タワーが立っています。

閉館ぎりぎりにタワーに上ると、ようやく手にしていた地形図で見る木曽三川の様子を確認できました(右)。
写真はタワーから南の方を眺めたもので、中央が長良川。右側にある背割堤の「油島千本松締切堤」に隔てられた水面は揖斐川。そして左側の細長い長島町の向こうにあるのが木曽川。
長島町の真ん中に白い屋根が見えるのは、その名も「輪中ドーム」という全天候型のスポーツ施設です。

多度大社は山の谷間にある奥まった感じの厳かな神社でしたが、夕暮れ時に着いたため写真は撮りづらく、しかも見てみたかった上げ馬神事の坂はここの境内ではなく、他の場所にあるということでした。
そこで代わりに撮ったのは、白い神馬をデザインした絵馬(中央)。
馬を虐待していると非難されても、多度大社にとって馬は重要な動物のもようで、境内には白い神馬の像も。
「うまくいく」の語呂合わせには笑いましたが、これを見ると確かに願いがかないそうな気持ちになりました。

スポンサーサイト