“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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金沢で早朝ジョグ

昨日から1泊の出張で金沢に来ていた私は早朝、金沢城の周囲や兼六園などをジョギングしました。

私は両親が石川県の出身で、大学浪人時代、金沢に住んでいた叔母の家に居候をしたこともあることから、この北陸の小京都は懐かしい街。
今朝のジョギングは距離も時間も短いものでしたが、私は昔の思い出もたどりながら、秋が深まる曇天の街を、「センチメンタル・ランニング」しました。

この記事を書くのに先立ち、その叔母宅に居候したころの昔話を、10月25日付の記事に書き加えました。
かなり前のページになりますので、同じブログ内ではありますが、記事のアドレスを以下に添付します。
http://marathoncameraman.blog12.fc2.com/blog-entry-743.html

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宿泊先のホテルを出て、まず立ち寄ったのは金沢一の繁華街・香林坊の近くにある尾山神社(左)。
ここは「加賀(藩)百万石」の基礎を築いた戦国武将・前田利家を祭る神社で、兼六園と並ぶ金沢のシンボルとされています。

尾山神社の境内にあって、最も目を引くのが、参道の石段を登ったところにそびえる「神門」(右)。
明治時代、和漢用の3つの様式を混合して建造された3層の建築物で、一番上の第3層目の窓の部分は、なんと「ギヤマン(ガラス)張り」の、いわゆるステンドグラスです。

伯母の家に居候していた際、本日と同じように名古屋城の周囲をジョギングした際にも、このステンドグラスを見上げては、色とりどりのガラスが光に透けて見えるのを楽しみました(中央)。
今朝はあいにくの曇天でしたが、それでも本殿側から神門を見るとステンドグラスからは虹色の光が放たれ、窓の上の壁には、前田家の家紋である梅の模様が、金色のレリーフであしらわれていました。

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次に向かったのは「日本三名園」の1つに数えられている「兼六園」。
江戸時代に加賀藩主の庭園として造成された、この名園も、私はこれまで何度となく訪れています。
しかし冬場に訪れる機会は逸していて、冬の風物詩であり、積雪に備えて樹木の枝を傘状に張った縄で補強する「雪吊り」を見逃していたため、この雪吊りを見に行くのが、二日酔いをおして早朝ジョギングを敢行した大きな理由でした。

しかし、初めに立ち寄った兼六園の門は午前8時の開園前とあって、閉ざされていました。
がっかりしながらも、外からでも雪吊りが見られればと思って次の門まで来たところ、開園の準備をしていた入場券売り場の女性は「今なら入れますよ。あまり時間はありませんが」と私を園内に招き入れてくれました。

実はこの兼六園、入園は基本的に有料ですが、地元の市民らがウオーキングを楽しむため、開園前の早朝には無料で開放されているとのこと。
なぜか「走らないで、歩いてくださいね」と言われましたが、それでもなかなか粋な計らいで、新宿御苑や浜離宮、明治神宮など、東京にある巨大な緑地公園がことごとく有料で、開園時間に制限が設けられているのとは対照的です。

皇居の庭園をはじめ、広い公園の多くが、もっと広く開放されるようになれば、皇居の外周ばかりがランナーで混雑するという状況も緩和されて、より多くの都民らが、もっと健康な生活を享受できるはずだ-という私の持論を、ついつい脱線して、ひけらかしてしまいたくなりました。

ともあれ、私は速歩で兼六園の中に入り、傘のような幾何学模様が並んで、フランスのアーティスト・クリストの屋外美術作品のようにも見える雪吊りの景色を楽しむことができました(右)。

兼六園の中央部にある「霞ヶ池」のほとりには、琵琶湖畔から種子を取り寄せて育てられたという園内で最も立派なクロマツの「唐崎松(からさきまつ)」も雪吊りを施され(左)、池の水面には黄色やオレンジの落ち葉が金沢名物の伝統和菓子のような繊細な模様を描いていました(中央)。

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「走った!撮った!コチャン2011」1

今月20日に韓国・全羅北道の高敞(コチャン)で、出場し走りながら撮ったマラソンの報告「走った!撮った!コチャン・コインドルマラソン2011」の掲載を、いよいよ本日から始めます。

1回目としてアップする写真は9枚。スタート前後から7キロ過ぎにエイドステーションがある曲がり角までに撮ったものです。またまた説明は後回しです。

といいますのも、本日は出張で金沢に来ていて、明日の仕事の打ち合わせの後、名古屋や北陸各地の同僚らと、ちょっとした食事会があり、またまた北陸の美味しい魚やお酒をたくさんいただいたからです。

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今年で9回目を迎えたコチャン・コインドルマラソンは、人口約6万人の高敞郡の中心市街地近くにある「公設運動場(競技場)」がスタートとゴールで、フルのほかハーフ、10キロ、5キロの各種目を合わせて過去最高の約5000人が参加しました(左、右がスタート前後の競技場)。

各種目とも往復のコースで、ハーフの折り返し地点が、世界文化遺産に登録されている石器時代の支石墓(コインドル)群の遺跡公園の中にあり、フルは山のふもとにある名刹・禅雲寺(ソヌンサ)に近い集落まで行って戻ってきます。

スタートの号砲代わりになるのが、大きな太鼓をたたく音。
大きなバチを両手で持って太鼓をたたくのは、高敞郡の李康洙(イ・ガンス)郡守(郡長)。
基幹産業の農業や観光の振興に加えて企業誘致も積極的に進められ、住民からの人気が高い李郡守は、元々はお医者さまで、研修のため日本に長期滞在した経験があり、親日家でもいらっしゃいます。

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コインドルマラソンの「主催者」は高敞郡ですが、実質的な運営をつかさどっているのは「主管」の一角を担う地元のコチャン・コインドルマラソン同好会。
同好会の「ユニフォーム」は、支石墓群のつくられた石器時代をイメージした手づくりの「原始人」スタイルで、東京夢舞いマラソンでも去年、今年と続けてコチャンの原始人ランナーは断トツに目立っていました。

そして、原始人の中には、上半身が裸という、さらに目立つ俊足のランナーも(左)。
朝方の気温が3度まで冷え込んで、手袋をしていても指先がかじかむほどの寒さですから、いくら原始人でもこれは大胆です。

でも、兵役の経験があることなどから、韓国の男性ランナーは、私を含めてヒョロリとしたタイプが多い日本のランナーよりもガッチリしていて、ごらんの通り「脱いでもすごい」で、寒さなどには負けなさそう。
実際にこのランナーは、この後どんどん先に行かれ、折り返しよりずっと手前ですれ違った際も、胸を真っ赤にしながらスピードが落ちていませんでした。

競技場を出た後、コースは市街地を迂回して自動車専用道路を通ります(左)。
街の中を走った方が、多くの応援を期待することができ、地元との一体感も高まるのだと思いますが、広々とした自動車専用道路を我がものにして走るのも気分が良いものです。

黄色い風船をつけているランナーは、ゴールタイムを15分おきに設定して走るペースランナー(中央)。
写真に写っているのは3時間30分のペースランナーと、一緒に走るランナーたち。
全員がストイックに記録を狙って頑張る韓国のマラソンでは、大部分のランナーがこうしてペースランナーの周囲に群がり、お互いに励まし合いながら走ります。

走りながら、応援する人だけではなく、一緒に走るランナーの写真も撮ろうとすると、脱落してしまえば、次のランナーたちが来るまでブランクが空いてしまいますので、やはり集団に着いていく必要があります。
私は今回も、支石墓の遺跡公園まではこの集団に着いていこうと頑張ることになりました。

自動車専用道路のわきに設けられた最初の給水所では、韓国の伝統芸能「農楽(ノンアク)」で使う打楽器を打ち鳴らして応援してくれるグループが(右)。
マラソンの応援には、躍動感あふれる打楽器の音がうってつけですが、中でも(写真の手前から)「ケンガリ(手がね)」「チャング(大きな鼓)」「プク(太鼓)」といった農楽の楽器で奏でられるエネルギッシュなリズムは、高揚した気持ちを一層ハイにしてくれます。

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7キロ過ぎの曲がり角にある次の給水所でも、地元の住民の方々が農楽の楽器を打ち鳴らしたり、韓国国旗である「大極旗(テグギ)」の小旗を振って、盛大な応援を繰り広げてくれていました(左、右)。

オフィシャルの給水所では、美人の「アガッシ(お嬢さん)」たちが、Vサインで励ましてくれます(中央)。

コースの沿道は、ほとんどが収穫を終えた水田などの田畑で、その途中の所々に集落や遺跡公園があるという具合ですから、応援はひっきりなしというわけにはいきませんが、集落の近くでは、こうしてボランティアと住民の方々が一緒になって応援を盛り上げてくれます。

実は、この給水所の前では、後半になると打楽器の演奏に加えて、マッコリや焼き肉が振る舞われ、ゴールに向けて最後の頑張りをするためのエネルギーをチャージしてくれます。
その様子は、コインドルマラソンの報告の5回目で、たっぷりご覧いただきます。

寧比曽岳トレラン5

愛知県豊田市の山間部、足助(あすけ)地区(旧足助町)の設楽町との境界近くにそびえる標高1121mの寧比曽岳(ねびそだけ)に今月7日に登ったトレランの報告は、ようやく本日で最終回の5回目となりました。

掲載する写真は9枚で、頂上手前で交ざって現れて、見事なコントラストを見せた植林地と広葉樹林の紅葉、月が上り日が落ちていった頂上からの眺望、真っ暗になってから着いた峠のバス停などが写っています。

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寧比曽岳トレラン4

今月7日に出かけた寧比曽岳でのトレランの報告をあと2回続けます。本日は4回目です。

寧比曽岳に出かけた3週間前は、山の向こう側に広がる原生林が、いまだ紅葉の時期で、木々が赤や黄色、オレンジに染まる山の紅葉をたんのうしましたが、今はふもとの渓谷沿いがやはり、紅葉の時期の終わりごろです。
実のところ当初は本日もう一度、寧比曽岳に登るなどして、その紅葉の名所、「香嵐渓」の紅葉を走りながら楽しみに行こうと目論んでいましたが、ちょっとした故障のために断念しました。

「走った!撮った!」のファンランとはいえ「いびがわ」「コチャン・コインドル」と2週間続けてのフルマラソンを走った無理がたたったのか、コチャンで後半、地元の人たちによる給水所ならぬ「給酒所」で「各駅停車」し、名産の果実酒「覆盆子(ポップンジャ)酒」やマッコリを飲み過ぎて走ったためか、はたまた、さらに打ち上げや2次会で飲んで歌って踊りまくったためか、コインドルマラソンの2日後から腰痛に悩まされているのです。

腰痛は以前から抱えている持病のようなもので、長らく大人しくしていて、走りに影響するようなことは、まずなかったのですが、今回は水面下にあった痛みが小さな噴火を起こしたような状態。
これを鎮めるには日にち薬しかないようで、1月に予定している撮らずに走る、ちょっと本気のレースに向け、12月から走り込みをするためにも、今しばらくは無理を控えたいと思いました。

ということで、香嵐渓の紅葉は来年以降にお預けするとして、本日は連続したイベントや旅行のため荒れていた部屋の掃除を久々にした後、名古屋市内の久屋大通公園などをウオーキングしてリハビリに務め、渓谷ならぬ街の紅葉を少しばかり楽しんできました。

そして渓谷の紅葉の代わりに、街の紅葉ではなく、お預けになっていた山の紅葉を掲載するというわけです。
写真は9枚。ようやく寧比曽岳の姿を木々の間から望んだ写真もアップします。
寧比曽岳のトレラン報告は、明日が最終回となります。

また、コチャンツアーの報告は初日・19日分の記事をようやく書き終えています。

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日韓市民ランナー交流の一環として韓国・コチャンに出かけたツアーの報告を、日付をさかのぼる形で掲載し始めているところですが、本日分の記事としては、長らくペンディングになっていた愛知の最奥の森である寧比曽岳を訪ねたトレラン報告の3回目を掲載します。

掲載する写真12枚は、約3週間前に見た紅葉の山の景色で、季節感が少しずれることはご勘弁ください。
また、寧比曽岳のトレラン報告で掲載する写真は今回分を含めて30枚で、当初は15枚ずつを2回に分けてアップする予定でしたが、残り18枚は、さらに2回に分けて掲載することにしました。

コチャンの記事を書き進めながら、多くの写真を編集するのは骨が折れるというのが1番目の理由。また既に季節がずれつつある写真ですから、急いで多くの枚数をお見せするより、じっくりと見ていただいた方が良いように思うというのが、とってつけたような2番目の理由です。

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