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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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寧比曽岳トレラン2

愛知県の奥座敷・寧比曽岳に昨日出かけたトレランの報告を、本日も続けます。
昨日の1回目は「さわり」でしたが、本日からが「本編」で、写真は15枚ずつ計45枚を掲載する予定です。

※※※

昨日の記事で、はしたなくもバラしてしまいましたが、本日、私は人生で51回目の誕生日を迎えました。
人生の峠・折り返し点だと思っていた半世紀・50回目の誕生日を越えてからの1年間は、初めてとなる写真の個展を開いたその前の1年間と同じく、忙しくて充実した毎日を過ごすことができましたが、驚くほど、あっという間に経ってしまいました。

まさに急な坂道を転げ落ちるかのようなスピードで、怖いような気もしますが、まあ「後半戦」に入ってもなお、十分に元気が残っている証拠なのだと思うことにします。

大阪での写真展に向けた準備や、期間中に忙しさを極めたことから、すっかりなまっていた身体ですが、ここにきてようやく今月3日、そして昨日の7日と続けて山を走る時間がつくれるようになり、息を吹き返してきたように感じます。
山の精気に包まれて、それを全身で吸い込むようにして森の中を駆けることが、自分にとって何ものにも代えがたいほど心身をリフレッシュさせてくれる手立てであることを実感するばかりです。

そんなふうにリフレッシュされた精神が、一応は誕生日を迎えたという高揚した気分とあいまってか、全身に快い疲労感が残っていたものの、本日は仕事終わりに久々のナイトランを敢行しました。
その後、食事に出かけたのは、このブログで以前に何度か紹介している「名古屋のソウル」である韓国料理店の「ソウル家」さん(1月19日、4月25日の記事参照)。

行きつけのお店とあっては、このトシになって恥ずかしくても、誕生日のことを話さないわけにはいきません。
「実は、今日は私の誕生日なんだ」と格好をつけてママさんに話すと、「チュッカ・ハム二ダ(おめでとうございます)!」という言葉とともに満面の笑顔を返してもらいました。
さらに、サービスでいただいたのは「ミヨク・クック(ワカメスープ)」。
韓国では誕生日に「つきもの」の縁起の良い料理で、これを食べると長いワカメのように命も長くなるとされるのだそうです。

そのスープや美味しい料理とともに、どうやら私が1人で飲み干してしまいそうな、メニューにはない自家製の朝鮮人参酒もいただき、駆けっこと韓流の食事によるパワーを身体に注ぎ込んで、私にとっての新しい1年は幕を開けました。

※※※

のっけから前置きが長くなりましたが、この後、寧比曽岳の写真の説明などを加えます。

BL111107寧比曽岳2-1R0017631  BL111107寧比曽岳2-2R0017636  BL111107寧比曽岳2-3R0017640

名古屋から豊田市の奥にある寧比曽岳に登る場合、豊田中心部から向かうのが普通ですが、山の向こう側にある原生林を訪ねたかった私は、山の裏側に当たる設楽町に入るため、JRの豊橋から飯田線を利用しました。

山の谷間を縫って走る単線の飯田線は、設楽町の隣町・東栄町に「奥三河の花祭り」を見に行くため(設楽町にも花祭りはありますが)利用したことがあり、そのときは走っている時間よりも停車している時間が長いほどのスローな運行が旅の情緒を盛り上げてくれましたが、この日は特急の「伊那路号」に乗車し、スピーディーに本長篠駅に到着(左)。

さらに山越えのバスに乗って設楽町・田口でタクシーに乗り換え、最奥の集落・宇連(うれ)に、たどり着いたのは、昼が過ぎてから。
寧比曽岳の山ふところに広がる「段戸原生林」へと続く東海自然歩道の入口を聞くためのぞいた民家の軒先には干し柿がつるされて、やわらかな秋の日差しを浴びていました(中央)。

民家には、干し柿の間に網付きのつるし棚でトウガラシが干してあったほか、バケツの中にはサトイモが入れてあって、水にさらされていました(写真の手前)。

BL111107寧比曽岳2-4R0017655  BL111107寧比曽岳2-5R0017652  BL111107寧比曽岳2-6R0017661

良く踏まれた東海自然歩道の山道は初め、植林地が主体の林の中を、緩やかな上っていきます(中央)。
上りとはいってもトコトコと走るのをさまたげるほどの傾斜ではないため、知らず知らずのうちに距離と高度をかせぐことができます。

林の中では、斜めにさす秋の日に照らされて、逆光に映えるシダの葉も(左)。

林床などには広葉樹も交じり、足下の落ち葉のじゅうたんには、黄色い葉がアクセントをつけていました(右)。

BL111107寧比曽岳2-7R0017669  BL111107寧比曽岳2-8R0017675  BL111107寧比曽岳2-9R0017676

背丈の低い草木も色づいてきていて、緑の葉が黄色くなっていく様子に目を引かれました(左)。

ブナなどの広葉樹が紅葉する色は、多くは赤ではなく、黄色やオレンジ(中央)。
それが次第に琥珀色へと変わっていきます。

そして、琥珀色から茶色へと変わった木々の葉は足下に散り積もり、ここでもまた美しい模様を描きます(右)。

BL111107寧比曽岳2-10R0017683  BL111107寧比曽岳2-11R0017679  BL111107寧比曽岳2-12R0017688

秋の日は昼前後でも傾いていて斜めにさすことから、林の中でも多くのものが立体的にドラマチックに見えるものです。
山道の先の方に、木々の幹のシルエットが並び、美しい縞模様をつくるところも(左)。

光の帯の中で、落ち葉が照らし出されているところも(右)。

そして、横たわった落ち葉が逆光に照らされて、葉脈が透けて見えるところを腰をかがめて狙うと、虫のくった部分は、どうぶつのような模様になっていました(中央)。

BL111107寧比曽岳2-13R0017694  BL111107寧比曽岳2-14R0017709  BL111107寧比曽岳2-15R0017690

植林地が主体の山道では、秋を感じさせる色彩は多くありませんが、そんな中で、真っ赤に色づいた低木の実は目を引いてくれます(左)。

東海自然歩道は、ときおり林道に出ることもあり、カーブミラーに映った舗装路もまた、両わきに落ち葉が敷き詰められて、秋の装いでした(中央)。

急な斜面を山道が横切るところには、丸太を組んで設置された桟橋もありますが、整備されてから長い年月を経たとみられる桟橋は、すっかり自然に溶け込んでいました(右)。

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