“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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円頓寺・四間道の夜

2011年も大晦日、いよいよ残すところは本日だけとなりました。

人生の「折り返し点」だと思っている50歳を迎えた今年は、東京と大阪で2度にわたるギャラリーでの写真展を開いたほか、「東京夢舞いマラソン」と「コチャン・コインドルマラソン」の各会場でも屋外写真展を開催。
(正確には、今年の11月で私は51歳になったのですが。)

慶州(キョンジュ)、高敞(コチャン)の「韓流マラソン」2大会と、「夢舞い」「いびがわマラソン」の計4回のフルマラソンを走ったほか、「鯖街道ウルトラマラソン」「おんたけスカイレース」という長距離トレイルランの大会も走り、久々のミドルディスタンスのトライアスロンである「アイアンマン70.3セントレア常滑ジャパン」も完走しました。

東日本大震災が発生した日本は、地震・津波・放射能の「三重苦」に見舞われ、大きな歴史の転換点を迎えました。
大震災の被災地に対して、わずかな義援金を贈るほかは何もできなかった私ですが、仕事では地震発生の当日から4日間にわたって被災地の大部分を空から見るという体験をしました。

年賀状にこの1年のイベントを書き連ねようとしても入りきれないほどで、盛りだくさんのイベントや出会いに恵まれて、これまでにないほど実り多く、かつ息もつけないほど忙しい1年でしたが、時間というものは、その内容が濃ければ濃いほど、流れるスピードが速く感じるものなのでしょうか。
月並みな言葉で言えば、本当に、あっという間に過ぎ去ったようにも感じています。

さて、そんな忙しい1年間を過ごして、完成していないブログの記事など山積した「宿題」を抱えたままで年を越そうとしている私は、ようやく休暇に入った大晦日の今日もまた、年賀状や大掃除などに追われ、のんびりすることはできそうにありません。
ようやく月間250キロに達した「走り込み月間」を締めくくるランニングができるかどうかも微妙です。

そこで本日もまた、紹介する写真は「落ち穂拾い」シリーズの小ネタを掲載します。
11月12日の夕暮れ後、「円頓寺映画祭」が開かれていた昭和の香りを残す円頓寺商店街の一角や、隣接する城下町の風情を残す四間道かいわいなどで撮った夜景の写真3枚です。

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この日、私はコンパクトカメラの他にも愛用の一眼レフカメラであるペンタックスの「K-5」を持ち歩いていて、暗いところでも高感度で画像の荒れ(ノイズ)を気にせずに撮れる最新デジタルカメラの性能に頼る格好で、映画を見るなどした後、ストロボなしで町の景色をスナップ撮影しながら歩きました。

円頓寺商店街に面した神社の境内では、社務所の一角の屋内にスクリーンを設置して、それを外から見るという形で映画の上映が行われていました(左)。
昨年の一連の記事で詳しく紹介しましたが、この手作りの映画祭は、喫茶店や食堂の壁をスクリーンにするなど上映場所が商店街の普段通りの環境の中というケースが多いのが、味わい深い1つの特徴です。

今年は商業映画の舞台ともなり、その作品が映画祭の目玉になった円頓寺商店街は昭和の雰囲気を残す街なら、隣接する四間道は城下町の名残がある江戸情緒の街。
名古屋城と港とを結ぶ運河・堀川に沿って軒を並べた商店や倉庫が焼失した大火災を機に、防災対策として道幅を4間半に広げたという四間道では、道の両側に白壁や黒格子の町屋づくりの家屋やお蔵が並び、これまた映画のセットのよう(中央)。

この日は月が美しく、商店街のアーケードわきや、お蔵の上に浮かぶ月も撮影しましたが、どれもイマイチ。
採用するのは、四間道を後にして堀川を渡った丸の内のかいわいで、魅力的な女性の看板がかかっている閉店後のブティックの前で撮った月の写真です(右)。

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暗雲・青空・霰

本日は私にとって、今年の仕事納めの日となりました。
今朝もまた自宅から職場までの4キロ半を走って出勤し、帰宅時は買い物のため名古屋駅までの2キロほどを走っただけにとどまりましたが、今月の走行距離は、第1目標としていた250キロになんとか達しました。
昼休みには、行きつけているカレーうどんなどの麺の店「おか茂」で1日早い年越しの美味しい美味しいざるそばをいただきました。

しかし通勤時には写真を撮らず、ざるそばの写真は1カットのみで、今日の写真はアップしません。
その代わりにアップするのは、本日も、最近撮っていながら掲載できなかった「落ち穂拾い」の写真です。
本日ではなく、15日ほど前の出勤時と昼休みに撮った写真、そしてクリスマスイブの日に寒空の下、あまり写真を撮らず一所懸命に走ったトレランの際、春日井三山を通る東海自然歩道で撮った写真計6枚です。

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まず今月16日の出勤時に撮ったのは、名古屋市の中心街で見上げた灰色の暗い雲に覆われた空(左)。
場所は名古屋一の繁華街・栄に隣接する名古屋一の飲み屋街・錦三(きんさん)こと錦(にしき)3丁目です。
(そういえば、かつて取材を兼ねて会いに行ったことがある百歳以上の双子姉妹「きんさん・ぎんさん」のきんさんも名古屋市内にお住まいでした。)

この日もこのところの毎日と同じく、かなり一所懸命に走って出勤しましたが、空の3分の2ほどを覆っていた暗雲にはカメラを向けざるを得ませんでした。

写真における空は多くの場合、かわり映えがせず意味のある情報が少ない部分としてカットされるものです。
特に白っぽく曇っている空は、デジタル写真の場合「白飛び」して「情報ゼロ」の、やっかいな部分になりますので極力カットするに限ります。
もちろん表情のある雲が浮かんでいる場合は、そんな定石から外れ、雲だけが被写体になることもあります。
真っ青な空もまた、空の部分が多くなっても、立派な脇役になってくれます。

しかし、この日のように相当の部分が一面に灰色の空というのは珍しいもの。
しかも反対側は雲が晴れて日がさしていたため、日に照らされたビルなどと背景の空のコントラストは抜群。
なかなかありそうでお目にかかれない不思議な風景を撮ることができました。

その翌日の17日には、空は青く晴れ渡りました。
昼休みに職場を離れて食事に行った帰り、ビルの鏡面状の窓に映った青い空と白い雲を撮っていたところ、そのビルの背景になっていた真っ青な空の高いところに真っ白な飛行機が飛んでいました(中央)。
あまりに小さくて形すらほとんど分からない飛行機ですが、この小さなアクセントによって、空の青さが一段と引き立ちました。

食事に行く途中に撮った真っ赤なクモのように見える不思議な造形は、木の枝の先でした(右)。
職場近くにある名古屋城の外堀の、水のない底を背景にして、お堀端からせり出した木の枝の先に、スポットライトのように日の光が当たっていたのです。
しかも、真っ赤に色づいた羽状の葉を落とした放射状の枝の表面は、落ちたばかりの葉と同じく真っ赤。
「こんなもん撮って何になるんや」とつぶやきながらも、カメラを向けざるを得ませんでした。

気になるもの、心に引っかかるものは迷わずに撮る-。
そんなふうに心がけることで、心に何かがひっかかる瞬間をとらえる感覚が研ぎ澄まされるように思います。
これまで、迷いながらも写真に撮れず、脳裏に鮮明に残っている美しい瞬間を、目で見える形で伝えられなくなって後悔したことは、何度となくあります。
ですから、とにかく撮りたいものには、とりあえずカメラを向けてしまうというわけです。

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JR中央線の定光寺駅から愛知県犬山市の「博物館明治村」に近い入鹿池まで25キロほどを走ったトレランでは、立ち止まっていられないほどの寒さのなか、そうせざるを得ないこともあって一所懸命に走り、写真はあまり撮りませんでした。

わずかに撮った写真の中でまず紹介するのは、足下で初冬の日差しを受けていた落ち葉(左)。
茶色くなり色がくすんでしまった落ち葉が多いなか、この落ち葉は真っ赤に薄緑の斑点が美しく、ついカメラを向けてしまいました。

当初は好天だったものの、山道を走るうちに一気に黒い雲が頭上を覆い、霰(あられ)まで降り出しました。
名古屋の町が快晴に近かったため雨は絶対に降らないと思い込んで雨具を忘れてきてしまったのですが、霰はウエアの上に当たって跳ね返りながら落ちていくため、濡れることはなく助かりました。
舞うように落ちる雪と違って、直線的に落ちてくる霰の降る様子は絵にはなりませんでしたが、足下を見ると、低い木の枝に渡されたクモの巣に霰の粒がひっかかって、ちょっと不思議な模様をつくっていました(右)。

展望台になっている山の頂上からは名古屋駅前にそびえる高層ビルや遠く伊勢湾までを見渡すことができ、空には手前の方にだけ黒い雲がかかっているのが分かりました(中央)。

昼下がりの日比谷

今年も残すところあと3日となった本日のネタも、昨日に続いて、掲載するつもりでその機を逸していた写真をアップする「落ち穂拾い」です。
今月9日に東京の日比谷公園などで撮影した初冬の風景を12枚アップします。

この日、私は昼前に東京で所用があり、その足で夕方前、名古屋を通り過ぎて大阪に向かうという大移動をしたのですが、短い東京滞在の間、所用を終えた後、雨上がりの透き通った空気の中で紅葉の景色が残る日比谷公園などを撮影したのでした。

日比谷公園で写真を撮るに先立ち、私は所用につきあってくれてた友人と公園の中に建つ老舗のレストランで「カレービュッフェ」のランチをしました。
「10円カレー」のチャリティーイベントで知られるこのレストランは、約20年前にプライベートでもちょっとしたイベントをしたことがある場所ですが、食事に訪れるのは久々でした。

レストランに向かう途中、鮮やかな紅葉の景色に目を奪われて何度か足を止めようとしましたが、友人と一緒とあっては腰をすえて写真を撮るわけにはいきません。
そこで食事の後、大きな荷物をレストランのフロントに預けて、デビューしたてのカメラ「GR DIGITAL Ⅳ」を片手に、雨上がりの公園をフォト散歩したというわけです。

「ほんの10分ほど失礼します」と言って荷物を預けたものの実際には1時間ほども公園内をうろつき、戻ってきた際にフロントの女性に「こんな写真を撮っていたのです」と、言い訳をする意味も込めてカメラの液晶画面をお見せしました。

「いつも見ている日比谷公園には見えないわ」と喜んでくれた女性に、うれしがって名刺を差し出して、「後でブログにアップしますので、ご覧ください」と伝えたものの、それから20日も経ってしまったということです。
それでも、お約束はお約束ですから、なんとか年内に写真をアップすることにしました。
そうそう、都心のオアシスの景色を長めながら2種類のカレーに加えてサラダやスープ、デザートなどが食べ放題できるカレービュッフェは、お勧めの「東京ランチ」です。

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友人と通りがかって、いったん足を止めようとしたのが、池のほとりの見事な紅葉(左)。
京都のお寺にも負けないほど鮮やかに色づいていました。

落ち葉の季節とあって、園内ではシルバーの方々が枯れ葉を掃き集め、大きな袋に詰めて清掃中(中央)。
「いくら掃いても、きりがないですよね」と声を掛けて作業の様子を撮らせてもらいました。

雨上がりとあって、イチョウの落ち葉には不定型の真珠のような露がちりばめられ、光っていました(右)。
愛機GRDも、リコーのカメラらしく接写に強いのですが、このカットは少しトリミングしています。
広角の単焦点レンズ(ズームではない)付きのGRDで接写する際、カメラは被写体に超接近し、室内で料理などを撮る場合などでカメラの影がかかることもあり、それもあって少し引いて撮っていたのです。

今回、ホワイトボディーのGRDを選んだ1つの理由は、こんなときにカメラが「レフ(レフレクション=反射)板」の役目を果たして、被写体が少しでも照らされるようにと考えたためですが、その効果があったのかどうかは不明です。
(カラーボディーのカメラにひかれながら、つい敬遠してしまうのは、接写をする場合「色の反射」により被写体が染まる可能性があるためです。)

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池のほとりにはまた、ツワブキの黄色い花が咲き誇っていて、対岸のイチョウやモミジの黄葉・紅葉をボカし背景にあしらって撮影(左)。

モミジの根元に重なり合って積もった落ち葉は、雨に湿って、しっとりとした風情(右)。
ここでは接写とまではいかないまでも、寄り気味に周囲をカットし、着物の柄のようなデザインを強調。

洋館風のレストランのわきにはイチョウの大木があって、その根元は丸くて黄色いじゅうたんのよう(中央)。
じゅうたんの上には、濃い緑色の草でト音記号や音符のオタマジャクシが描かれ、窓にクリスマス風の飾りを施した建物と相まって、おとぎ話の中の舞台のようにも見えます。
ここでは数分間粘って、通りがかったシックないでたちの女性に、アクセントになっていただきました。

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この昼下がりの日比谷公園は、空気が澄んで斜めに射す初冬の陽光が柔らかく「写欲」がくすぐられて何でも撮りたくなるようなシチュエーションでした。
こんな日こんな場所はそうそうないものですが年に何度かはあるもので、こんなときには欲望に身をまかせてカメラを手にするしかありません。

公園ですれ違う人たちも、多くはカメラを手にしていて、公園中央部にある噴水の広場でも、美人の女性が、携帯電話をカメラ代わりにして構えてられました(左)。

噴水の向こうに見えたイチョウは、見事に真っ黄色に色づいていて、根元に近づいて青い空とのコントラストを撮しとめてみました(中央)。

イチョウの葉が浮かび、風に揺れて曲線の模様を描く噴水池の水面は、山深い渓流の渕のよう(右)。
でも、その模様の中には、青空とともにビルの窓の格子も写り込んでいました。

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レストランで荷物を受け取り、日比谷公園を出る手前で、もう一度足を止めて撮ったのはサザンカの花(左)。
この花もまた、乾ききらない雨の露が花びらに光って、アクセントになっていました。

街に出て、また足を止めてしまったのは、ショーウインドーから、こちらに刺すような目線を向けていた外国人女性の写真(中央)。
自分自身がガラスに写り込んでしまうところでしたが、中央の窓枠に重ねて隠すことにしました。

有楽町駅前の交差点では、地面に映る長い影と、横断歩道のしま模様が印象的でした(右)。
もちろんそれだけでは写真にはなりませんので、脚線のきれいな美人の女性が画面に入ってこられたところでシャッターを押させていただきました。

コチャンの新聞に登場!

いすみ健康マラソンの報告が、とりあえず写真ばかりとはいえ昨日までにゴールしましたが、まだ掲載を予定していながらできていない今年のネタが幾つかあります。
そのなかで本日は、先月、明走会の駆けっこ仲間たちとマラソンを走りに出かけた韓国・コチャンに関連するネタを掲載します。

それは、なんと私が現地でインタビュー取材を受け、その記事がコチャンの地元新聞にデカデカと掲載されたという、ありがたい話です。

取材してくれたのは、コチャンの地元紙「ハッピーデイ・コチャン」の市民記者で、韓国人のご主人と結婚して現地に長く暮らしてられる在留日本人女性の恵美子さんで、しばらく前に記事の掲載紙を送っていただいていたのですが、紹介する機会を逸していました。

記事は新聞の文化面の、ほぼ半ページを使って、写真2枚とともに掲載されている大きなものです。
インタビューの内容は、コチャンの印象やコインドルマラソンの魅力から始まり、コインドルマラソンと交流関係にある東京夢舞いマラソンの活動についてや、カメラを持って走る理由、マラソンを通じた日韓交流の可能性についてなど、私の話が詳しく書かれています。

とりあえず新聞の題字や記事の全体、そして私や仲間らを撮ってもらった写真などを紹介しますが、韓国語だけに写真を掲載するだけでは、何が書いてあるのか分からないと思います。
恵美子さんからは、一応の訳文もいただいていますが、自分の言葉ということもありますし、ここは、このあと自分で一通り訳してみたいと思います。

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【ハッピーデイ・コチャンの記事】
「コチャンだけの独特なマラソン大会へと成長させるために」
〈インタビュー〉コチャン・コインドルマラソン大会に参加した辰巳郁雄さん

去る11月20日(日曜日)、第9回コチャン・コインドルマラソン大会がコチャン公設運動場をスタート地点にして開催された。日本からは9名のマラソンランナーがコチャンを訪れた。その中の1人である辰巳郁雄さんにマラソンについて聞いた。
辰巳さんは現在、マスコミ関係の仕事に従事しながら、精力的に日本内外のマラソン大会に参加している。日本では2007年から毎年、東京で開かれる東京マラソンがある。辰巳さんは東京マラソンを開催するために仲間たちと大変な努力をした。
辰巳さんは海外のマラソン事情に詳しい「走るマラソンカメラマン」として日本のマラソン界では知られていて、日本で出版されているマラソン専門誌などに多くの記事を書いている。

-これまで、どんな国のマラソン大会に参加されていますか?
これまでに走ったフルマラソンは52回ですが、その中で16回は海外マラソンです。韓国以外ではアメリカ、プランス、カナダなど全部で10カ国になります。

-コチャンのことを、どんなふうに思ってられますか?
今回の訪問でコチャンに来るのは3回目になります。初めて来たときと比べると、新鮮な感じは薄れてきましたが、こうして繰り返しやってきながら、コチャンにいらっしゃる皆さんとの関係が深まってきたように感じます。コチャンの人たちの熱い心や思いやりを、よりたくさん感じて、とてもありがたく思っています。
標高の低い山が連なっているコチャンの風景は、日本の西部地方の田舎の風景と、とても似ているように思います。「遠くにある自分の故郷」に、また戻ってきたような、そんな感じがします。

-コチャン・コインドルマラソンの魅力や可能性は?
フランスのマラソンの中に「メドックマラソン」という大会があります。そこではマラソンランナーにレース中にワインを振る舞います。そうした趣向によって有名で、ランナーに人気が高い大会です。
コインドルマラソンでもマッコリやポップンジャ酒をいただくことができます。これはとても独特な点ですので、もっと大々的に宣伝すると良いのではないかと思います。メドックマラソンを真似する必要はありませんが、今後、他の地域では見ることのできないコチャンだけの独特なマラソン大会にしていく可能性は十分にあると思います。

-東京マラソン開催のために努力された話を紹介していただくと?
(かつて)日本では、マラソン大会といえば、少しでも速く走るための競技だという側面があまりにも強調されていました。ただ「走ることが好きな人」が参加するのは、はばかられるような雰囲気がありました。
日本でも一般的な市民ランナーが大勢参加するマラソン大会がないわけではありませんでしたが、東京にはなく、一番大きな大会は沖縄で開かれていました。
(そこで)まずは東京の歩道を走る「東京夢舞いマラソン」を仲間たちと企画して、2001年から実践しました(※私が参加したのは2回目以降です)。この活動が助けになってでしょう、東京でも2007年から「東京マラソン」を開催することができるようになりました。今年の東京マラソンには定員の10倍以上のランナーが参加の申し込みをするほど人気の大会になりました。
第1回の東京マラソンに参加して、コースの中心にある銀座を走ったときには言葉で表現できないような感動を覚えました。

-どんな理由からカメラを持ってマラソンを走るのですか?
写真はずっと前から楽しんできた趣味です。(また)通信社の新聞記者という仕事ですので、日本でも海外でも多くの写真を撮ってきました。
街全体が祭りのように盛り上がる海外マラソンの様子を日本に伝えたかったのです。「東京マラソン」を実現させようと、いろんな試みをする中で、自分の写真を公開してきたのです。
昨年2月には東京の銀座で写真展を開き、東京マラソンの写真とともにコチャン・コインドルマラソンの写真も展示しました。

-これから夢があるとすれば?
これからは国内外に関係なく、より多くのランナーらが互いに交流をし合うことができるようにと思います。来年も(コチャンに来たことのない)新しいランナーを連れて、またコチャンを訪れようと思います。また済州島の漢拏山を登る「登山競走」の企画チームにも参加する予定です。

-マラソンを通じての韓日交流の可能性について?
スポーツには国境はないと言いますが、まさにマラソンは「平等」な特徴を持ったスポーツです。そんなスポーツが好きな人たちですから、言葉が通じなくてもマラソンランナー同士はすぐに親しくなって、友だちになってしまうようです。
私が運営にかかわっている「東京夢舞いマラソン」はマラソン大会としては独特な大会です。コースが歩道で、信号も守って横断歩道の前で待たなければなりません。順位は付けません。記録を追い求めるのではなくて、純粋に走ることを目的とした大会です。
一般的にはマラソン大会と言えば新聞社や陸上競技連盟や行政機関など 何かしら後援者がいるものです。しかし「東京夢舞いマラソン」は市民ランナーが中心となって運営しています。ここの「コチャン・コインドルマラソン」も地方のマラソン同好会のメンバーが中心となって運営していると知っています。
私はソウル国際マラソンや慶州さくらマラソンも走ってみましたが「コチャン・コインドルマラソン」は独特な大会であるようです。
私たちの韓日交流は、純粋に「走りたい」という心を持った韓国と日本のマラソンランナーの間で芽生えた交流です。行政やイデオロギーとは関係のない市民レベルの交流が活発に実を結んでいくことに大きな意味があって、また、未来への希望や可能性があるのだと思います。

※※※

恵美子さんが、格好良く脚色してくださった部分もあるような気がしますが、活字になった内容は、おおよそ上に訳出した通りです。

そうそう、韓国の話題ついでに、急きょ年明けに開催が決まった韓国関連の写真展についてお知らせします。
その名も「走った!撮った!韓流マラソン」と題する写真展は、今年の4月と11月に、それぞれ走って撮った「慶州さくらマラソン」「コチャン・コインドルマラソン」と4年前の「ソウル国際マラソン」などの写真を、合わせて30枚展示するもので、韓国観光公社名古屋支社に併設された情報発信・イベントスペース「コリアプラザ」が会場になります。

慶州さくらマラソンに行く際、観光公社の皆さまから大変お世話になったこともあり、来年の大会に向けた地元旅行会社によるツアー商品発表に合わせて写真展の開催を打診していただいたため、開催を決めました。
コチャンの写真は今年のものに限るか3年分を合わせて選択するか迷っているところですが、今年の写真は出力して公開するのは初めてとなります。

そういえば、名古屋での写真展開催も初めてということになります。
もともとは大阪で10月に開いた「走った!撮った!世界のマラソンOSAKA」に続いて「NAGOYA」も悪のりで開こうと目論んでいましたが、こちらはギャラリー捜しなどの準備が進んでおらず、その前に「韓流」の開催が決まったというわけです。

とはいえ、このところ走って撮った「いびがわマラソン」など東海・中部地区の大会で撮った写真を盛り込んだ「NAGOYA」の構想をあきらめたわけではなく、とりあえずは「韓流」でウオームアップした上、来年中に開催にこぎつけようと考えているところです。
とりあえずは、来年1月16日から月末まで予定されている「走った!撮った!韓流マラソン」、名古屋や近くにいらっしゃる方々、名古屋に立ち寄る機会のある方々、どうぞいらしてください。

「走った!撮った!いすみ2011」6

今月4日、増田明美さんの故郷・千葉県いすみ市で開かれた「いすみ健康マラソン」の報告は本日、ようやく最終回の6回目を迎えることができました。
大会から約3週間が経ち、今年も残りわずかとなったところで、やっとゴールにたどり着いたというわけです。

といいましても、ご覧のように写真の説明などを加えるのは、これからとなりますので、人生の宿題と同様にブログ作業の宿題も山積したままで年を越すおそれも出てきています。
多くの方々に訪問していただき、こんな趣味の世界の公開日記につきあっていただいていることを考えると、体たらくもいいところですが、あまり無理をせず、できる範囲で努力は続けますので、ご勘弁ください。

さて、このブログは昨年2月に東京・銀座で開催された私にとって初めてとなる写真の個展を機にスタートをしたもので、かれこれ2年近く続けてきましたが、このクリスマスイブには昨年10月にカウンターを設置してから1年3カ月足らずの間のアクセス数が3万を越えました。

もちろん、これは延べの訪問者数であって、実際に日常的に訪問してくださっている方の数は10分の1以下ぐらいになるのかもしれません。
それでも、何万アクセスという数字をあらためて見ると励みになるもので、私にとっても掲載させていただいている1万枚以上もの写真にとっても、光栄の至りだと感じます。

まさに「継続は力」といったところですが、継続が大事なのは、ランニングやマラソンでも言えること。
ブログに力を入れすぎて、疎かになっていた駆けっこを、今月は少しだけ真面目に続けていますが、こちらの方はようやく約230キロに達し、走り込み月間としてはギリギリ「及第点」の250キロが見えてきました。
長らく休眠状態に近かった自分の身体が、少しだけ目を覚まし始めたような感触も、つかめつつあります。

話を戻しますと、本日も掲載する写真は15枚で、今年のいすみ報告で掲載した写真は90枚となりました。
本日の写真は、最後の給水所からゴールまでに撮ったもの。

この間、コメントをいただいている「のぶ」さんを正面から撮らせていただいた写真2枚のほか、のぶさんと同じく美女ランナーの方々の感動のゴールシーン、そして明走会メンバーのゴールシーンなどもあります。
最後の1枚は、実はゴール後に撮ったものではなく、スタート前に撮った集合写真で、当日分の記事で掲載をするのを怠っていたことから、空きスペースにはめる形で復活しました。

それでは、またまた前置きが長くなりましたが、今年の「走った!撮った!」で最後となる写真をご覧ください。

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