FC2ブログ
“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

最新トラックバック

カレンダー

11 | 2011/12 | 01
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

月別アーカイブ

FC2カウンター

全記事表示リンク

新たな相棒と雨の街へ

日韓の田舎マラソンである「いすみ健康マラソン」と「コチャン・コインドルマラソン」の報告が平行して走り始めたものの、ともにゴールに行き着いておらず、コチャン訪問の報告もまだまだ残っているなか、本日はまたまた中休みをして本日の「当日ネタ」を掲載します。

本日、明日と続けて朝から晩までの勤務が入っているのに加え、本日は夜に向けて三重・津で出張の仕事があり、山積した「宿題」の写真編集を進めることができないからです。

そんななかで本日用のネタを、ひねり出したのは、短い昼休みに街に出て食事をした行き帰りの散歩中。
本日到着したばかりの「新たな相棒」となるスナップ用のカメラの「撮り下ろし」の写真を掲載します。
その新たな相棒とは、最近発売されたばかりのリコー製「GRⅣ」のホワイトです。

新品のカメラを持って会社の外に出ると、ちょうど小雨が降り始めたところで、カメラをいきなり濡らせて故障させてしまわないかという心配もありました。
しかも、バッテリーは充電したものの記録媒体であるSDカードを挿入し忘れていたため、内蔵メモリーに記録できる枚数は10枚ほどしかありませんでした。

それでも、とにかく早く使ってみたいという気持ちが勝って、左手をかざしてカメラを雨から守りながら、撮影を敢行することにしました。

BL111206昼休み1RIMG0001  BL111206昼休み2R0018426  BL111206昼休み3RIMG0020

私の職場は名古屋城の外堀の内側にあるビルの中に入っていて、ランチで街に行くときには、木々が茂り、干上がった水の代わりに草むらに覆われた外堀を横目で見ながら「城外」に出ます。

その外堀のほとりの歩道わきにあるナンテンは真っ赤に色づいています(左)。
木々の葉はオレンジ色に染まって、街の紅葉は、まだまだ真っ盛りです(右)。

外堀を渡った向こう側にある御園通りは、歩道わきや建物の前に、草花の植え込みや鉢植えが並んで、四季折々に目を楽しませてくれる「街の花園」。

本日は冬を彩るパンジーの苗が家々の前に届けられ、遅い昼休み時間に、住民の方々らが花壇などに植え付ける作業をされていました(中央)。
時ならぬ降雨で、作業はたいへんそうでしたが、水やりの手間は省けそうで、花も喜んでいそうです。

マラソンを走りながら沿道の人たちを撮るのとは異なり、「ちらっと、こっち向いてください」と頼むのも違うような気がして、「撮らせてくださいね」とだけ声をかけてカメラを向けさせてもらいました。
「もっと、いいモデルを探してくださいよ」と、お母さまはおっしゃいましたが、うれしそうに苗を植え付ける表情は自然で素敵な笑顔でした。

※※※

これまでも紹介している通り、私が愛用している一眼レフ以外のカメラのほとんどは、リコー製。
昨年2月に初めての写真展を公募展として開いてもらったのも、東京・銀座のど真ん中にあるリコーのフォトギャラリー「RING CUBE」でしたが、企画を選んでもらった理由としては、使用したカメラが勘案されたわけではなく、たまたま「相思相愛」の関係が実を結んだわけです。

ただ自由に気取らず、撮りたいモノを撮るという本当の意味でのスナップ写真を「キャンディッド・フォト」として提唱しているリコーのスピリットはカメラにも凝縮されていて、究極のキャンディッド・フォトといえる「走った!撮った!」の写真を撮るのに当たって、私がリコーのカメラを選んでいたのは、当然といえば当然のことだったようです。

そして、これまでマラソンを走りながら片手に持っていたコンパクトカメラは、広角から超望遠までカバーするズームレンズを搭載した「Rシリーズ」や「CXシリーズ」(現在の愛機は「CX4」)。
山を走るときに愛用しているのは、レンズとフィルムに当たる撮像素子を一体化させた「ユニット」を交換する唯一無二のシステムを採用している「GXR」。
今回、入手した「GR」は、この中間的な立場にあって、広角・単焦点のレンズを搭載したカメラです。

このうちCXは小型の撮像素子を使っていることからコンパクトで、このところの写真展の写真も、いすみ健康マラソンのチラシや大型ポスターの写真も、これで撮っていて、大伸ばしにもなんとか耐える画質が確保されています。
ただ、一般の一眼レフと同じ「APS-C」サイズの大型の撮像素子を使った広角レンズや標準マクロレンズ(接写に強い)を使ったユニットのあるGXRの、キレや豊かな階調(グラデュエーション)の画質と見比べると、やはりCXの方が見劣りしてしまいます。

そこで、その中間的な位置にあって、CXよりも一回り大きな撮像素子を採用したGRを使ってみようという気になったわけです。

35ミリフィルム用のカメラのレンズに換算すると28ミリ相当の焦点距離を持つGRの単焦点・広角レンズの画角は、CXの高倍率ズームの広角端と同じ。
ズームができないため機動力に劣るような気もしますが、実は私がCXで撮っている写真の9割方はレンズの広角端を使ったもので、この画角は自分の感覚に一番合っている感じがしています。

しかも、単焦点レンズというものは、ズームレンズでは補正しきれない画面周辺部での直線がゆがんでしまう「歪曲収差」などのレンズの「アラ」が良く補正されているものなのです。
また、少し大きめの撮像素子というのは、大型の素子のようにボケ表現がさほど得意でない半面、広い範囲にピンとを合わせることがしやすいほか、接写の能力も高いというコンパクトカメラならではの強みは持ち合わせています。

実はこのGRは、プロのカメラマンにも良く使われていて、ハイアマチュアの間では、ちょっとしたステータス・シンボル的な存在のカメラです。
それが逆に、性格にアマノジャク的なところがある私にとっては、ちょっと敬遠してしまう理由にもなっていたのですが、今回は上に述べたような理由に加えて、手ぶれ補正機能の追加やフォーカススピードの改善など大幅な改良が新たに施されたうえ、「女子カメラ」のようなキュートなホワイトのボディが限定発売されたため、このあたりで「食わず嫌い」はやめにしようと思ったわけです。

とはいうものの、優柔不断で欲張りな私としては、当面はGR1本で潔く撮ることはせずに、望遠レンズとしてCXを併せ持ち、シビレるような高画質がほしいときにはGXRも持ち歩くということになりそうです。

スポンサーサイト