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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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昼下がりの日比谷

今年も残すところあと3日となった本日のネタも、昨日に続いて、掲載するつもりでその機を逸していた写真をアップする「落ち穂拾い」です。
今月9日に東京の日比谷公園などで撮影した初冬の風景を12枚アップします。

この日、私は昼前に東京で所用があり、その足で夕方前、名古屋を通り過ぎて大阪に向かうという大移動をしたのですが、短い東京滞在の間、所用を終えた後、雨上がりの透き通った空気の中で紅葉の景色が残る日比谷公園などを撮影したのでした。

日比谷公園で写真を撮るに先立ち、私は所用につきあってくれてた友人と公園の中に建つ老舗のレストランで「カレービュッフェ」のランチをしました。
「10円カレー」のチャリティーイベントで知られるこのレストランは、約20年前にプライベートでもちょっとしたイベントをしたことがある場所ですが、食事に訪れるのは久々でした。

レストランに向かう途中、鮮やかな紅葉の景色に目を奪われて何度か足を止めようとしましたが、友人と一緒とあっては腰をすえて写真を撮るわけにはいきません。
そこで食事の後、大きな荷物をレストランのフロントに預けて、デビューしたてのカメラ「GR DIGITAL Ⅳ」を片手に、雨上がりの公園をフォト散歩したというわけです。

「ほんの10分ほど失礼します」と言って荷物を預けたものの実際には1時間ほども公園内をうろつき、戻ってきた際にフロントの女性に「こんな写真を撮っていたのです」と、言い訳をする意味も込めてカメラの液晶画面をお見せしました。

「いつも見ている日比谷公園には見えないわ」と喜んでくれた女性に、うれしがって名刺を差し出して、「後でブログにアップしますので、ご覧ください」と伝えたものの、それから20日も経ってしまったということです。
それでも、お約束はお約束ですから、なんとか年内に写真をアップすることにしました。
そうそう、都心のオアシスの景色を長めながら2種類のカレーに加えてサラダやスープ、デザートなどが食べ放題できるカレービュッフェは、お勧めの「東京ランチ」です。

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友人と通りがかって、いったん足を止めようとしたのが、池のほとりの見事な紅葉(左)。
京都のお寺にも負けないほど鮮やかに色づいていました。

落ち葉の季節とあって、園内ではシルバーの方々が枯れ葉を掃き集め、大きな袋に詰めて清掃中(中央)。
「いくら掃いても、きりがないですよね」と声を掛けて作業の様子を撮らせてもらいました。

雨上がりとあって、イチョウの落ち葉には不定型の真珠のような露がちりばめられ、光っていました(右)。
愛機GRDも、リコーのカメラらしく接写に強いのですが、このカットは少しトリミングしています。
広角の単焦点レンズ(ズームではない)付きのGRDで接写する際、カメラは被写体に超接近し、室内で料理などを撮る場合などでカメラの影がかかることもあり、それもあって少し引いて撮っていたのです。

今回、ホワイトボディーのGRDを選んだ1つの理由は、こんなときにカメラが「レフ(レフレクション=反射)板」の役目を果たして、被写体が少しでも照らされるようにと考えたためですが、その効果があったのかどうかは不明です。
(カラーボディーのカメラにひかれながら、つい敬遠してしまうのは、接写をする場合「色の反射」により被写体が染まる可能性があるためです。)

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池のほとりにはまた、ツワブキの黄色い花が咲き誇っていて、対岸のイチョウやモミジの黄葉・紅葉をボカし背景にあしらって撮影(左)。

モミジの根元に重なり合って積もった落ち葉は、雨に湿って、しっとりとした風情(右)。
ここでは接写とまではいかないまでも、寄り気味に周囲をカットし、着物の柄のようなデザインを強調。

洋館風のレストランのわきにはイチョウの大木があって、その根元は丸くて黄色いじゅうたんのよう(中央)。
じゅうたんの上には、濃い緑色の草でト音記号や音符のオタマジャクシが描かれ、窓にクリスマス風の飾りを施した建物と相まって、おとぎ話の中の舞台のようにも見えます。
ここでは数分間粘って、通りがかったシックないでたちの女性に、アクセントになっていただきました。

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この昼下がりの日比谷公園は、空気が澄んで斜めに射す初冬の陽光が柔らかく「写欲」がくすぐられて何でも撮りたくなるようなシチュエーションでした。
こんな日こんな場所はそうそうないものですが年に何度かはあるもので、こんなときには欲望に身をまかせてカメラを手にするしかありません。

公園ですれ違う人たちも、多くはカメラを手にしていて、公園中央部にある噴水の広場でも、美人の女性が、携帯電話をカメラ代わりにして構えてられました(左)。

噴水の向こうに見えたイチョウは、見事に真っ黄色に色づいていて、根元に近づいて青い空とのコントラストを撮しとめてみました(中央)。

イチョウの葉が浮かび、風に揺れて曲線の模様を描く噴水池の水面は、山深い渓流の渕のよう(右)。
でも、その模様の中には、青空とともにビルの窓の格子も写り込んでいました。

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レストランで荷物を受け取り、日比谷公園を出る手前で、もう一度足を止めて撮ったのはサザンカの花(左)。
この花もまた、乾ききらない雨の露が花びらに光って、アクセントになっていました。

街に出て、また足を止めてしまったのは、ショーウインドーから、こちらに刺すような目線を向けていた外国人女性の写真(中央)。
自分自身がガラスに写り込んでしまうところでしたが、中央の窓枠に重ねて隠すことにしました。

有楽町駅前の交差点では、地面に映る長い影と、横断歩道のしま模様が印象的でした(右)。
もちろんそれだけでは写真にはなりませんので、脚線のきれいな美人の女性が画面に入ってこられたところでシャッターを押させていただきました。

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