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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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黒川・矢田川・東山

本日は正月休暇が明けて久々に会社に行き、往復の計9キロほどを「通勤ラン初め」しましたが、記事で紹介するのは休暇最終日の昨日、名古屋市内で約26キロのロング練習をした際に撮影した写真15枚です。

コースは鶴舞公園近くの自宅から名古屋の中心街を南北に貫く久屋大通公園を抜け名古屋城わきを北上。
城と港を結ぶ運河・堀川の延長部分に当たる黒川に沿った遊歩道を経て、庄内川の支流・矢田川の河川敷を走り、動物公園などがある東山を通って戻ってくるというもので、右回りの周回コース。

そこそこ調子は良かったものの、それなりに写真を撮っていたことから思いのほか時間がかかり、午後2時半にスタートしながら途中で日没に。
後半は寒さから逃れて暖をとるため、東山の休憩所や、タイとゆかりがある日泰寺の参道で店に入り甘酒やみたらし団子を補給するなどマラニックモードになってしまいました。

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テレビ塔が立つ久屋大通公園で空を見上げると、雲は浮かんでいるものの、空は青く高く澄んでいました(左)。

しかし既に日は傾いて、黒川の護岸わきに生えるヨシは、赤みがかった逆光に輝いていました(中央)。

黒川に近いトタン張りの家の前には満開の花をつけた立派な1本のサザンカの木が(右)。
無機的な建物の前にある植木は後にも先にもこの木1本で、この時期以外は家の眺めは寂しいのでしょう。
空には衛星放送用アンテナの円盤と相似形をした月が浮かんでいました。

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黒川沿いの遊歩道は春には桜が咲き乱れ、イチョウ並木も見かけたことから秋の景色も美しいのでしょうが、冬には色彩が寂しくなっています。
そのなかで見かけた赤い実にカメラを向けようとすると、ちょうど同じような色の上着を着た女性が自転車で通りがかってくれました(左)。

川の流れを見ると、透き通った水に足をつけて歩いていたのはシラサギ(中央)。
胸や尾の、はね上がった羽が斜光に輝き、ベタな絵柄でも十分に印象的な写真になりました。

とはいえ、やはり鳥は鳥ですから、飛翔の瞬間を狙いたいもの。
カメラを向けるまま近づくなどして飛んでもらったものの、飛び立つ瞬間は頭がフレームアウトしてNG。
離れたところに着水する瞬間だけを、辛うじて撮ることができましたが、これも木の枝が邪魔です(右)。
それでも、広げた羽が見事に光っているところは美しく、この2枚目も採用です。

もっと粘れば、もっと良い写真が撮れるのでしょうが、あくまでもこれはランニングが主体である走りながらのスナップですので、粘りすぎるのもNGです。
走っているときの少しハイな気持ちと、勢いで撮ってナンボのスナップとすれば、これで良しです。

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矢田川の河川敷に出ると、視界は一気に広がって、開放的な景色になります(左)。
昨年1月17日、大雪の後に、やはり黒川から矢田川に来た際は、河川敷は雪の原でしたが、今回は茶色い草の原が広がり、川の流れは青空の色を映していました。
http://marathoncameraman.blog12.fc2.com/blog-entry-457.html

大雪の日は、ここから下流に向かって庄内川との合流地点を越え、庄内緑地公園まで走りましたが、今回は逆に上流へと向かいました。

名鉄瀬戸線の鉄橋をくぐる手前でちょうど真っ赤な電車が通るのが見え、電車が夕日に光るのが美しかったことから、「鉄分」が多めの心がくすぐられて、川面近くに降りて寒風に吹かれながら次の電車を待ちました。
鉄橋のたもとにある踏切の警笛が鳴るのを待ってフレーミングを決めたのですが、シャッターを切る数秒前に日がかげり、撮れた写真はご覧の通りの暗めのもの(右)。
かといって、次の電車を待つには、あまりに寒すぎて、また心残りがあるまま走り始めました。

河川敷を離れる少し手前では、親子連れが凧揚げをしていました(中央)。
またまた緩い絵柄ですが、凧も入り、自分の影も入り、そしてサザンカの家や名鉄電車の写真と同じく月まで入れて盛りだくさんにしたつもりです。

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矢田川を離れて南下しながら坂道を上り、東山公園の一角にたどり着くと、ちょうど夕暮れ時に。
公園の中にある猫ヶ洞池のほとりで、沈んでいく夕陽を撮りました(左)。
手前のコンクリートで固めた岸辺で、釣り糸をたれる人たちを前景に入れて、もう1枚も(中央)。

この池は昨年9月12日、名古屋に来たばかりの私が当時まだ名古屋に住んでいた駆けっこ仲間のジダンさんに連れられてジョギングした際にも撮影しています。
http://marathoncameraman.blog12.fc2.com/blog-entry-327.html

あの日は、じっとしていても汗が噴き出すほどの灼熱地獄でしたが、今回はじっとしていては凍え死にそうになるような厳冬の夕暮れ。同じ場所でも、その印象は180度違います。

池から離れると、並んだ木のこずえ越しに月が光っているのが美しく、カメラを上空に向けました。
すると、ちょうどカラスが1羽、画面の中に入ってきてくれ、絵柄を引き締めてくれました(右)。

しかし、既にシャッターを押す指の感覚がなくなるほど手がかじかんで、寒さに心もなえてきましたので、通りがかった東山公園の休憩所に転がり込み、暖をとりながらエネルギー補給食をほおばりました。
ここまでが約20キロ。当初は30キロを目標にして、東山から裏側にある天白川沿いに出て、川沿いを下流に向かい、桶狭間の合戦跡などがある地域まで走る予定でしたが、断固として予定変更。
真っ直ぐに、自宅のある鶴舞方面に下っていくことにしました。

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コース変更を決めた際に頭の中にあったのは、途中の覚王山にある日泰寺に立ち寄って、また初詣をしようという目論みでしたが、午後4時半で閉門するという寺は、既に真っ暗闇の中。
(日泰寺については、やはりジダンさんと走った日の記事に詳しく書いてあります。)

新旧の飲食店や土産物屋が軒を並べる日泰寺の参道も、ほとんどの店は閉店していました。
開いている店のなかで心を引かれたのは、みたらし団子の屋台を店の前に出した飲食店(中央)。
団子などは店内でもいただけるということから、またまた暖をとるため座り込むことにしました。

多くの名古屋メシのように甘ったるくなく醤油の味がきいた「名古屋のみたらし団子が一番」と、名古屋で長く暮らしたことのある駆けっこ仲間がいう言葉には同感で、名古屋のみたらしはランニング中の補給食にもってこいなのです(左)。

この店では、こうじを寝かせて手作りしているという甘酒もイチオシだということでアツアツの甘酒も注文し、完全に武装解除してしまいました(右)。

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