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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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天白川・愛知池

中1日の仕事日を挟んで、再びカレンダー通りに3連休に入った本日は、昨年のこの時期に出かけた奥三河の花祭りに少し心を引かれながらも、名古屋にとどまることにしました。

今月16日から始まる韓国マラソンの写真展に向けて下準備を整える必要があったからですが、実のところ作業ははかどっていません。
といいますのも、晴れた空に誘われて夕方に名古屋近郊へと走りに出かけたからです。

走り込み期間と決めたからには大雨や仕事など特別な理由がある日を除いては毎日少しでも走りたいもの。
とはいえ本日のように半日とか1日を費やせない場合は近場で走れば良いものの、通勤ランのように必要にかられないのに、見慣れ走り慣れた風景の中に出ていくのが億劫に感じることもあります。

そこで思い立ったのは、自宅近くの地下鉄駅から20分ほどの近郊に出かけて、軽く走り、さっさと帰ってくるという計画。買い込んであった地形図を眺めて行き先に決めたのは、名古屋市の東隣にある日進市を流れる天白(てんぱく)川の堤防と、その近くの巨大な調整池・愛知池の周囲をたどる12キロほどのコースでした。

走り始めたのは午後3時半すぎ。夕暮れ時に向けて走るのは、一昨日に庄内川の支流・矢田川の河川敷などを走ったときと同じで、道すがらに撮った写真は9枚を掲載しますが、いずれも一昨日と光線の状態などが似てしまっています。
東に向かって走ると目の前に浮かんでいる満月に近い月を画面に入れたくなってしまい、月のオンパレードになったのも一昨日と同じで、本日は9枚中なんと5枚に月が写っています。

まあ、そんなこともあります。写真展の準備作業のため、写真の説明も手短かに書いていきます。

BL120107天白川・愛知池1RIMG9771  BL120107天白川・愛知池2RIMG9773  BL120107天白川・愛知池3RIMG9778

地下鉄鶴舞線に乗って17分で到着する平針(ひらばり)駅は名古屋市天白区が日進市に接するすぐ手前にあって、駅を出て200メートルほどで市境をまたぎ、さらに500メートルほど行けば、名古屋港までの全長が20キロ余りという天白川の上流部分に到着します。

このあたりはちょうど名古屋の市街地が途切れて丘陵の林と田畑、新しい住宅地が入り交じっています。
丘陵を東に行くと、昨年走りに出かけた愛地球博記念公園や猿投山(さなげやま)へと続き、その途中に源を発する天白川は10メートルほどの川幅で緩く蛇行し、その堤防には半ば未舗装の遊歩道がついています(左)。

のどかな田園風景の中に、川沿いを走れる長い川が続いているのは、東京近郊でいえば千葉市の幕張から印旛沼へと続く花見川に似ている感じがしますが、大都市のど真ん中からわずか20分ほどでこんな環境に飛び込めるのは名古屋ならではの、ありがたみだと思います。
1年半近くも名古屋に居ながら、ついつい山ばかりに出かけて、こんなちょっとした近郊を十分に探索してこなかったことが、少し悔やまれるほどです。

走り始めるや、どんどん太陽は傾いていき、遊歩道が車道をくぐるコンクリートのトンネルでは、足下にのびる自分の影が長くなっていました(中央)。

雲の上に浮かぶ月は、どんどん明るくなっていき、夕日を浴びて連なる高圧電線の鉄塔を絡めるとシュールな絵柄になりました(右)。

BL120107天白川・愛知池4RIMG9785  BL120107天白川・愛知池5RIMG9787  BL120107天白川・愛知池6RIMG9790

川の近くにある林のこずえを、雲と月にあしらうと、今度は日本画のような絵柄になりました(左)。

川の南側・左岸を走ったことから、岸辺に生えるヨシの穂が逆光で輝く絵は撮ることができませんでしたが、順光でコントラスト高く見えるヨシもまた印象的で、月や雲の前景に似合っていました(中央)。

3本の電線の上にビッシリと並んだ鳥も夕日に赤く染まり、じっとしていてもドラマチックな感じ(右)。
脅かして飛んでもらおうかとも一瞬考えましたが、あまりに大人げないので、思いとどまりました。

BL120107天白川・愛知池7RIMG9796  BL120107天白川・愛知池8RIMG9800  BL120107天白川・愛知池9RIMG9801

天白川が源流の丘陵に入っていくあたりで川から南に1キロほどそれると長さ2キロ足らず、周囲の遊歩道は7.4キロという巨大な愛知池があります。
愛知池という名前から特別な池だと察しはつきますが、ここは木曽川から知多半島の先端まで全長112キロに及ぶ愛知用水のほぼ中間地点にある調整池です。

愛知用水は1947年の大干ばつで農業用水が不足した知多半島に水を供給するために計画され、1961年に完成した用水路で、私は昨年3月、知多半島でこの水路に沿ったコースを走っています。
http://marathoncameraman.blog12.fc2.com/blog-entry-527.html

本日、当初はちょうど愛知池のほとりで夕日を見られるとふんでいましたが、池の手前にある浄水場付近で、地形図にある小道が草むして廃道のようになっていたことなどから日没には間に合いませんでした。
日が落ちた愛知池のほとりから見ると、池はまるで湖のような大きさでした(左)。

池の南角には、愛知用水事業の竣工を記念する石碑が置かれていました(中央)。
その角から北西に向かう遊歩道は、1キロ近い直線になっています(右)。

東京で住んでいた葛西臨海公園の近くでは、荒川の河口近くに約2.4キロの直線があって、スピード練習をするのに便利でしたが、名古屋の近辺では、これだけの直線を走れる場所は初めてです。
本日のところは池の周囲を半分余りしか走りませんでしたが、この遊歩道自体、ほぼ平坦で道幅も広く、良く整備されていて、真面目にペース走ができるコースとして貴重な場所のように思います。

30キロのペース走をするのであれば、5キロ~10キロの周回コースが、あまり飽きず、かつペースのアップダウンをつかむことができて調度良いように思いますので、この池を4周というのは理想的な気がします。
しかも、池のほとりまでは最寄の米野木駅(地下鉄鶴舞線から乗り入れている名鉄豊田線の)から2分ほど。
遠からず、もう1度、真面目な練習に来てみたいと思いました。

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