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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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名城・黒川・矢田川・東山2

来週月曜の16日から名古屋市内で開催する写真展「走った!撮った!韓流マラソン」に先立ち昨夜、東京に預けてあった展示用パネルの一部を引き取るなどするため上京した私は、そのまま1泊して本日の朝に「帰名」し、その足で職場に向かいました。

帰宅時にも荷物が大きかったために走ることができず、本日はまた完全な休養日になりました。
昨夜、駆けっこ仲間で敏腕デザイナーの尚さんと、今回の展示についての打ち合わせをして、私よりも酒豪の尚さんと一緒に1週間分ほどのお酒をいただいてしまったことから、本日は自動的に久々の完全な「休肝日」ともなりました。

昨日、中4日で25キロ以上のロング練習をしていたため、休養日でも焦らずにすみますが、あまりむやみに完全休養日をつくっていては、せっかく走りためている月間・週間の走行距離が伸びません。
ただ、今月末に予定しているフルマラソンに向けて、約2カ月という「短期」ながら走り込みをしてきたものの、そろそろ無理をせずに練習量を徐々に減らしつつレースペース走を組み入れる時期ですので、今日のところは休養も良しとすることにします。

そんなことより、練習を積むより肝臓を休める方が、より好タイムに結びつくようにも思いますので、守れない「禁酒宣言」はしないまでも、極力の「節酒宣言」はしたいと思います。

さて本日のネタは、写真展の準備がいよいよ忙しくなると予想されたことから取り置いておいた昨日のロング練習中に撮った写真で、残りの6枚を掲載します。

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まずは、庄内川の支流・矢田川の河川敷を離れて東山に向かう途中の水路のある遊歩道で、水路の片隅の水面に浮かんでいた水草や落ち葉の写真を2枚(左、右)。
自然というものは、街中にある小さな自然であっても、時おりこうしてアレンジされたかのような見事に美しい造形やデザインをつくり出すもので、しばししゃがみ込んで、フレーミングを工夫しながら何枚も撮影しました。

5日前、ちょうど夕暮れを迎えて、木々のこずえのシルエット越しに明るい月が見えた平和公園の猫ヶ洞池のほとりにある芝生の遊び場では、人気がほとんどなかった前回とは対照的に、大勢の家族連れが集まって、何組もの親子が凧揚げに興じていまいた(中央)。

1月は凧揚げをするものという昔からの決まり事が伝えられているわけですが、主役である凧の姿は、かつて竹ひごと和紙で手作りしたものとは様変わりして、パタパタと羽ばたく樹脂製の凧がほとんど。
凧にはつきものだった「尻尾」すらついておらず、正月ならではの風情は、ほとんどありません。
そういえば、昔、凧揚げと並んで定番だった正月の遊びの風物詩、独楽回しに至っては影も形もありません。

そりゃそうですよね。子どものころの記憶の中には昨日のように鮮明なものもあるというのに、私が生まれてから既に半世紀以上が過ぎているわけですから。

BL120109市内ロング2-4RIMG9878  BL120109市内ロング2-5RIMG9886  BL120109市内ロング2-6RIMG9882

東山から下りていくコースは、前回とった日泰寺がある覚王山を経由する大通りではなくて、その1本南側にある名古屋大学のキャンパス近くを通る大通り。
その途中にある小さな神社の参道には、真っ赤な鳥居が並んでいました(左)。
鳥居が延々と続いてトンネルのようになった京都の伏見稲荷大社のミニミニ版といったところです。

そして、ゴールの自宅近くになって、この通りから外れると、自分の庭のように感じている鶴舞公園です。
見慣れた景色の場所に来ると、ほっとした気持ちになり、残る距離も短く感じるもので、エリート選手が大会のコースを事前に試走することには、こうした心理的な慣れが生むリラックスの効用もあるのだと思います。

なじみの鶴舞公園ではシンボルである噴水塔の周囲の池のほとりにある柳の葉が夕方の日に光り、それを前景に入れて塔にカメラを向けると、ちょうどカラスが1羽、塔のてっぺんに飛来したところでした(右)。

鶴舞公園の入口にある花壇は、葉ボタンで描かれたハートマークの周りに真っ赤なニシキギが植えられるというお正月バージョンのデザインに(中央)。
その向こうを歩く親子連れの子どもの赤い服が、ニシキギの赤とマッチして、アクセントになりました。

走りに集中するつもりで写真を撮る枚数を減らしたものの、結局のところ前回のロング練習と同じ枚数を掲載することになりました。
写真を撮ってやろうと思ってガツガツと被写体を探すよりも、心を自然な状態に解き放って、目と心に引っかかるものだけをサッサッと撮っていく方が、マラソン大会を走って撮る写真の場合と同じく、おもしろい写真が効率良く撮れるようです。

走ることは自分の身体と同時に心とも向き合う行為でもありますが、走りに無心に集中することで、モノを見る目の感覚も研ぎすまされるような気がしてなりません。

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