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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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まちに春ひらく

泉州・犬鳴山へのトレランの報告がゴールに達したところで、記事で紹介する写真は日付けに近いものに戻すことにします。「近い」というのは、本日の写真ではなく、昨日の写真だからです。
それに、先だって名古屋近郊の山合いをゆるゆるとトレランしてきた際の写真はストックしたままになります。

昨日の写真といいますのは、昼休み、久々に外に出てランチをした行き帰り、名古屋城の外堀に近い街角で見つけた春の花を撮ったものです。
気温がジェットコースターのように上下し、天気も晴れたり雨が降ったりが繰り返されるこのごろですが、当たり前のことながら、全体的には確実に少しずつながら温かくなって、季節が冬から春へと移っているようです。

花を撮ったのは、たまに社食以外にランチに出る際にいつも通る「街角の花園」、御園通のかいわいですが、街中の歩道わきにある植え込みなどでも、少し間をおいて出かけると咲いている花が次々に変わっているのに気づきます。

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外食先の選択肢の中で唯一、野菜を心ゆくまで食べられる半ばブッフェ形式のランチを提供しているブラジル料理店に出かける途中、まず見かけたのは、見事に咲きそろっていた黄色いスイセンの株(右)。
建物前の植え込みがいつも色とりどりである店の一つ、碁盤屋さんの店先にあったものです。
背後には、冬を彩ってくれたナンテンの赤い葉も見えますが、今や冬から春へとバトンタッチ、選手交代です。
スイセンは、バタ臭いといいますか、ヨーロッパの香りがするラッパズイセンですが、ナンテンにも「碁盤店」の看板にも似合っていました。

ランチの帰りに、このかいわいを再び通った際に見かけたのは、早咲きのサクラ(左)。
まだら状の薄雲から一瞬、陽光が差したときにシャッターを押した絵は、春本番を思わせるものになりました。

最後の写真は、御園通かいわいの街ではなく、外堀の土手近くの草地に咲いたタンポポ(中央)。
しばらく前から、この部分の日向にポツポツと黄色く光るタンポポが遠目から見えていましたが、外堀に面した内側にある図書館へと続く新御園橋を渡って少し道草を食い、その花を近くで見てみました。

すると、花にしがみついて一心不乱に密を吸っていたのは小さな蜂。
良く見ると、花の下には、さらに小さなアリマキも張り付いていました。
花だけではなく、虫たちもまた、暖かさにつれて、その動きを活発にさせているようです。

※※※

さて、あさっての日曜は、東日本大震災から丸1年を迎える日ですが、ここ名古屋では女性だけの大規模な市民マラソンである名古屋ウィメンズマラソンが開かれます。
野口みずき選手らが出場するオリンピック代表の選考レースとしても注目され、地元では「世界最大規模の女子マラソン」というコピーがもてはやされています。

このいびつな「片肺飛行」のマラソンについては、これまでも記事の中で疑問を呈してきました。
http://marathoncameraman.blog12.fc2.com/blog-entry-316.html

まあ、最初にこのマラソンの構想を聞いたときに比べると、「こんなものをやってみるのも許せるかもしれない」と少し思えるようになってはきましたが、大会に先立つデパートのスポーツ用品フェアも、あちこちで開かれたランニングセミナーも、当然のことながら、すべてが女性限定で、名古屋の男性市民ランナーのしらけようは相当なものです。

もちろん、大会に併設されるハーフマラソンは男性も参加可能で、友人の中にはこれを目指して練習を積んできたランナーもいますし、私も当初はエントリーに向けて抽選に申し込みをし、当選もしました。
しかし結局はエントリーを断念して、少し後ろ髪を引かれながらも、週末は名古屋を脱出します。

といいますのは、実家に近くて、大学時代を過ごした京都でも第1回の京都マラソンが開かれて、こちらを走ることにしているからです。
そう、大阪、東京と続けざまに落選した後、今度は名古屋、京都の両方に当選して余分に運を使ってしまったというわけで、この双方を天秤にかければ当然、片肺ではない、まっとうな市民マラソンに軍配が上がります。

街のど真ん中を走るわけではない京都マラソンのコースですが、それでも数々の駅伝のメーン会場となっている西京極競技場をスタートして、嵐山から金閣寺、大徳寺、銀閣寺のかいわいと山の縁に並ぶ名所の近くを通り、駅伝の折り返しになっている宝ヶ池も通り、鴨川の河川敷まで走って平安神宮近くにゴールするというコースは、なかなか魅力的。

仮装が禁止というのは、お祭りマラソンの精神に反する気もしますが、まあそうしたお堅いところも、伝統や厳かさを重んじる京都なら許せる気もします。

ともあれ、大震災1周年の日に名古屋と京都で2つの大規模マラソンが同時開催されるわけで、鎮魂や復興を願う気持ちを胸に秘めながら、みんなでもっと元気になるためにも、絶望的な練習不足は無視することにして、都大路を走るマラソンを、おおいに楽しみたいものだと思っています。

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