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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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豊橋から六甲へ

昨日は、愛知県豊橋市で開かれたハーフマラソン大会に出場した後、一路、兵庫県の六甲山地に向かって、駆けっこ仲間らによる「六甲全山縦走」のトレラン練習会に途中から参加しました。

「穂の国 豊橋ハーフマラソン」は、せっかく転勤で名古屋にいるうちに愛知県や中部地方など地元のマラソンを可能な範囲で走ってみておこうという目論みの一環として出場しました。
しかし、4月と6月に愛知・知多半島と岐阜・飛騨高山でそれぞれ100キロのウルトラマラソンを走る予定であることを考えると、まとめ走りをしておきたい日曜日に1日で21キロだけというのは練習量として心もとないため1日の積算走行距離・運動時間をアップさせようと、トレランとの「ダブルヘッダー」を敢行することにしたのです。

そして、六甲山縦走の練習会をしていたのは、このブログでおなじみの「ジダン監督」率いるトレランサークルの「チームジダン」のメンバーら。
私は数日前になって「ハーフを走った後に元気が残っていれば飛び入り合流するかもしれない」とジダンさんに伝えていましたが、名古屋の先の豊橋でハーフを走ったうえ、新幹線で移動して夕暮れからトレラン練習会に合流するという無茶な行動に、メンバーの若手からも「信じられへん」と驚かれてしまいました。

確かに、こんな常識外れにみえる振る舞いは若者であっても、しなさそうですが、私の場合、遊びの場合には年齢を度外視したような「ばか力」がわいてくるようです。
というわけで、自分でも「ばかだなあ」と少し思いながら、一方では「こんなことをできるのは元気なうちだ」とも考えて、遊びのダブルヘッダーを実行に移しました。

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ハーフマラソンが開かれた豊橋市は市内の大通りに敷かれた軌道の上を走る路面電車で知られています。
今や全国的に珍しくなった路面電車は、市民らから「市電」の愛称で呼ばれているものの、実際には市営の鉄道ではなく、豊橋鉄道の「市内線」で、マラソン会場の陸上競技場がある豊橋公園に行くにも、この市電を利用して「駅前」駅から「豊橋公園」駅まで乗車します(左、中央)。

公園までは2キロほどで、徒歩でもさほど時間はかかりませんが、せっかくの豊橋名物の市電ですから、乗らないわけにはいかず、料金も一律150円という安さですので、私は往復とも利用しました。

ハーフマラソンはコースの一部で市電の走るそばを通ることが「売り」の1つになっていて、ちょうど電車がランナーらを追い抜いていく場面を、走っている途中に撮ることができました(右)。
駅前で乗車した市電の車体に施されていたラッピングは、大会に協力する、かまぼこ会社のヤマサの広告でしたが、ランナーの横を通過した車体には、ちょうど「応援しよう!穂の国・豊橋ハーフマラソン」のメッセージが書かれていました。

この写真は、この後に掲載する予定の「走った!撮った!豊橋ハーフマラソン」で紹介するべきところを、前倒ししてアップしますが、「本編」には、ランナーが正面を向いて電車の横を走るカットを用意してありますので、ご期待ください。

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豊橋のシンボルが市電なら、神戸のシンボルはケーブルカー。
ハーフマラソンを走った後、一路西に向かって神戸の「裏山」ともいえる六甲山地を目指した私は、全山縦走中のチームジダンのメンバーらと合流すべく、ケーブルカーを利用して一気に縦走路近くまで登りました。

古くから観光地として開発された六甲山には、3本のロープウエーのほか2本のケーブルカーの路線があり、私が乗ったのは、そのうち長い方で、昭和7年に開業したという六甲ケーブル(写真)。
中腹から六甲山上駅までの標高差約493メートルを約10分で結ぶケーブルは、神戸と同じく夜景で有名な香港のビクトリアピークに登る「ピークトラム」のように深夜まで運行しているわけではありませんが、それでも最終便は午後9時過ぎで、夜景見物にも夜間登山にも利用できます。

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ケーブルの山上駅に到着したのは午後5時過ぎで、既に太陽は傾いていて、走り始めて間もなく、神戸の街や港の展望を少し楽しむことができたものの(左)、すぐに夕日が山の端に沈んでいきました(中央)。

ジダンさんらの一行は、予定よりも遅れ気味で、私がケーブルを降りたときは、ほんの20分ほどのところにいたのですが、数キロにわたって舗装路と山道が交差しながら続いている部分で、一行が山道を走っている際に私が舗装路を走ったかと思えば、その後に反対になるなどして、なかなか合流することができません。

この日は朝から冬のように冷え込み、夏でさえ涼しい六甲山の上は、じっとしていていられないほどの寒さ。
一行と連絡を取り合っていた携帯電話も寒さのため突然バッテリーが落ちるなどした挙げ句、真っ暗になって寒さが増すなか、山道が舗装路から離れていく分岐点で、ジダンさんらに何分も待ってもらうことになってしまいました。

六甲全山縦走の約55キロのうち私が走ったのは3分の1の20キロ程度ですが、一行は既に丸1日走り続けて疲れている様子なのに、気まぐれに「ドタ参加」をする私を、暗く寒いなかで待ってくれたわけで、私は申し訳なくて、合流してからも、後ろの方から大人しく着いていくことになりました。
一行のなかには、夜間走行が初めての女性も多く、監督のジダンさんも緊張されて「気を緩めないで!」と、なんだか行軍中の部隊長のような掛け声を連発されるものですから、写真を撮る余裕など全くありません。

ようやくゴールが近くなって舗装路に出た後に「もう気を緩めても大丈夫」という「お許し」が出てから、ようやくストロボを光らせてポツリポツリと写真を撮りましたが、走り始めたころにコースわきに見え隠れしていた神戸の「1000万ドルの夜景」は既に遠く、目的地である宝塚市や隣の西宮市方面の夜景を少しだけ収めることしかできませんでした。

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さらに下ってゴールの宝塚駅前にある温泉施設が近づくと、道幅も広くなり、一行の前に回ってヘッドランプを装着したメンバーらの勇姿を撮ることができました(左、右)。

長丁場のコースを先導し続けてきたジダンさんも、ようやくホッとした様子で、事故もなく、みなでゴールを迎えたことで、Vサインを見せてくれました(中央)。

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六甲全山縦走を「完踏」してゴールの温泉に到着した一行は、私を除く9人のうち女性が、なんと6人(中央)。
いずれも美女ばかりですが、また同時に強じんな足腰と精神力の持ち主ばかりです。

写真に収まった男女の人数は10人ですが、実は左端の美女は、ゴールの数キロ手前を単独で歩いていて、「危ないから一緒に行きましょう」とジダンさんに誘われ、同行してもらうことになった「山ガール」さん。
六甲全山縦走を11時間ほどで走った一行よりも4時間ほど早く出発したものの、やはり全山を歩ききったということで、山ガールにしておくのはもったいないほどの勇気とパワーです。
ということで、ジダンさんはさっそく名刺を彼女に渡して、チームへの勧誘をされていました(右)。

集合写真の左から2人目に写ってられるユズさんは去年10月の大阪マラソンの際、私が参加させてもらった仮装応援チームの一員で、私と同じくチームジダンのメンバーではありませんでしたが、今回の練習会を機にチーム入りされることになったということです。
こうして、チームに美女ばかりが増えていくジダンさんはうらやましい限りですが、根っから団体行動が苦手な私としては、みなさんに迷惑をかけない程度に、ときどきゲスト参加させてもらえればと思っています。

写真週刊誌風の左の写真は、温泉施設で暖まって汗と疲れを落とし、打ち上げ会場に向かうメンバーの様子で、右後ろに写っているのが、阪急・JRの宝塚駅前にある「宝塚温泉」でした。

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