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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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皇居周辺ジョグ3

一昨日の朝、東京から名古屋に戻るのに先だって、2日連続となる皇居周辺のジョギングをした際に撮った写真を掲載します。先の記事でお伝えした通り、今回は皇居の外周歩道に加え、コースを少し外れたところにある日比谷公園や北の丸公園で撮影した春の花の写真も盛り込んでいます。

前2回の記事で、私の職場が以前、虎ノ門にあったころ、会社を起点として皇居かいわいで未舗装路をつないで走る10キロ余りの「都心クロカンコース」という練習コースを描き、皇居の外周歩道だけよりも、そちらの方を良く走っていたというような内容を書きました。今回は、そのコースのうち、先の記事を書いた3日前には通らなかった日比谷公園や北の丸公園にも立ち寄ったということです。

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都会のオアシスである日比谷公園は、さほど広くないながらも四季折々の花が咲き乱れる花壇や噴水、庭園風の池やレストランなどがレイアウトされて、様々に楽しめる公園です。

社会人になってこれまで、人生のほとんどの時期に職場までの行き来を自転車かランニングで移動してきた私は、出向先のテレビ局にいたころに警視庁を取材する担当だったことがありました。
東京や名古屋の職場には泊まり勤務の社員ら向けにシャワーがあって、ランニング通勤の際にも利用できるのですが、さすがに警視庁にはランニング姿で出勤することは、はばかられ、10キロ余りを走っても、さほど大量に汗をかかない冬場に私は、日比谷公園の一角で素早く着替えをするという離れ業をしていたこともありました。

公園の東側には、外の祝田通りに沿って、わずかばかり土の道を走れる歩道もあり、以前はクロカンコースの一部に組み入れていましたが、今回は池や花壇を縫ってジョギングしました。
池の近くで咲き誇っていた白い花はハナニラ(左)。アルゼンチン原産のヒガンバナの仲間だということです。

大きな花壇などでは、チューリップが咲き始めていて、さまざまな色の花が曲線の縞模様を描いて植えられている部分もありました(中央)。
白いチューリップが咲いている近くには、白くて丸いベンチが並んでいて、ちょっと相似形のベンチを背景に花を撮ってみました(右)。

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日比谷公園には、いつもどこかしらにニャンコが住み着いていて、この日も数匹を見かけましたが、みんなノラちゃんですので、ウチのチーコのように私にすり寄ってくることはなく、カメラを向けて辛うじて撮れたのは横向きに歩くシマ柄の1匹の姿だけでした(右)。

皇居の外周歩道に戻ると、朝早くから皇居ランナーの姿が少なくありません。
都心に住んでいるのか、いったん職場に行ってから勤務時間前に走りに走りに出ているのか、どちらにせよ、何かしらの工夫をして多くのランナーたちが走る時間を工面しているようです。
そんな早朝ランナーのうち、抜かせてもらう際に後ろ姿を撮らせてもらったのは女性の2人組み(左)。
そのうちの、お1人のウエアに、桜の季節を思わせるピンク色が鮮やかに見えたからで、写真では、左手の大手濠の向こう岸にも、本物の桜のピンクが見えています。

前日に皇居かいわいをジョギングした際、私はクロカンコースとして走っていた北の丸公園をやり過ごして、外周歩道から桜の名所の千鳥ケ淵緑道に向かいましたが、この日は皇居の北桔梗門に差しかかるところで歩道橋を渡って公園に入りました。

公園の入り口の歩道には、ソメイヨシノよりも花期が遅いシダレザクラ(枝垂れ桜)が濃いピンクの花を満開にさせていました(中央)。
シダレザクラの枝がシャワーのように幾つもの放物線を描くさまは、全体を撮ると背景がうるさくなるなどして何度かカメラを向けたものの、うまく絵づくりができず、1輪だけをアップしてみましたが、背景は模様のようになって、枝ぶりを思い描くのは難しくなってしまいました。

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北の丸公園の中では、大きな池のほとりにある芝生を走ることも、千鳥ケ淵の土手の上に繁る林の中を走ることもできて、よりクロカン的な林の中の小道をたどることにしました。土手の上から千鳥ケ淵の桜を見下ろしてみようと思ったからです。

この小道は以前、山道のようなトレイルでしたが、今は道幅が広くなって整備され、生い茂るヤブの中の踏み跡をたどった最後の部分は行き止まりになって、ショートカットされています。
しかし、山の中に迷い込んだような雰囲気は以前のままで、桜を見下ろすこともできました。

千鳥ケ淵の桜を見下ろす土手に咲いていたのは、紫色の菜の花のようなショカツサイ(中央)。
常緑樹の生け垣のような茂みの上には、桜が1輪、ポトリと落ちていました(左)。
桜の花びらが散った大きな木の根元には、山の春を思わせるスミレが咲きそろっていました(右)。

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北の丸公園の林の中では常緑樹のアオキも、ろう細工のような地味な色の花を咲かせていました(左)。

林を抜けて公園の中にある日本武道館わきを通り、公園の北の出口に当たる田安門の前に来ると、土手の斜面に様々な種類の桜が植えられ、微妙に色味の違う花を混ざり合うようにして咲かせていました(中央)。

田安門の外から見る千鳥ケ淵の桜の眺めは絶景ですが、遠くの桜は、まだまだ満開に見えるものの、手前の木は多くの花びらを地面に落とし、桜の季節が終わりを迎えていることを感じさせました(右)。

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田安門を出た後は、千鳥ケ淵を1周するようにして千鳥ケ淵緑道を南下し、宿泊先に戻りました。
緑道から水面を見下ろすと、桜の花びらが無数に浮かんで点描画のような模様を描き、一方で、せり出した桜の枝の花は、残り少なくなってきていました(左)。

緑道の植え込みには、里山の林の中で良くみかけるシャガの白い花が咲きそろい始めていました(中央)。
前日、ここを通った際には「まだ主役は桜だ」と思っていたうえ、まばらに咲くシャガの花は切り取りにくいことからカメラを向けるのを、ためらいましたが、この日は地面に散った桜の花びらを背景に、新しい主役の姿をおさえました(中央)。

前日の昼ごろ、千鳥ケ淵の中ほどに何隻となく繰り出していた手こぎボートは、営業前のこの時間にはまだ、岸の近くに無人のまま整列していました(右)。

桜の花は盛りを過ぎたものの、それを合図にしたかのように色んな花が一斉に咲き乱れる時期に走ったからということもあるのでしょうが、こうして東京を離れて名古屋に暮らす身として、あらためて皇居のかいわいを走ってみると、東京の都心は駆けっこをするにも「自然」の表情を楽しむにも、なかなかすばらしい環境です。

もちろん東京にいたときにも、こんな風に走ったり撮ったりしていたわけですが、短い滞在時間を惜しむように欲張って過ごすと、その環境のありがたみを再認識することができました。
名古屋で過ごす今の時間もまた、もっと日々を惜しむ気持ちをもって大事にすれば、さらに楽しくできるはずだと思っています。

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