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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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風吹く鶴舞公園

韓国・済州島での登山競走開催に向けた視察旅行から帰国した私は、ゴールデンウイーク後半もカレンダー通りに休日をいただいていますが、再び遊び回る元気は、まだ戻ってきていません。

既に書いた通り、済州島で登山コースの下見を終えた後に、雨の中で大転倒をし、幸いにも骨折などはしていないもようですが、軽いむちうちによる首の張りや、腰や背中を強打したことによる痛みは帰国後、徐々にわいてきたようで、昨日は夕方まで自宅にこもって、洗濯をするなどしながら休養しました。
ちょうど連休後半の前半は、天気がパッとしないという予報でしたので、山に出かけたいと思うなどして心が揺れることもなく、じっくり休養しながら、写真の整理など自宅でやるべきシゴトに精を出そうと思えました。

ただ午後の遅い時間になると、朝のうちは雨が降りそうな様子だった空が明るくなって、窓を開けると、5月のさわやかな風が吹き込んできます。
また昼寝をしたおかげで、身体の疲れや痛みが峠を越したような感触も得られたことから夕方、風に誘われるようにしてカメラをつかみ、近所の鶴舞公園に散歩に出かけました。

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気温も十分に高そうでしたので、外に出た際に着ていたのは風を肌に感じられるようにTシャツと半ズボン、それに裸足感覚で歩いたり走ったりできる5本指で底の薄いシューズ。
思った通りシャツの中にも入ってくる少し強めの風は、いつまでも感じていたいと思えるほど、さわやかです。

風といえば、風、石、女-の3つが多いことから「三多島(サムダド)」とも呼ばれる済州島の風も、澄み切った空気の中を抵抗なく吹きわたる感じがして、実に気持ち良かったのですが、昨日の鶴舞公園の風は、それに負けないほど心地よいものでした。
そこで、こんな気持ちの良い風を写し止めることができれば-と思って、「風」をテーマに描いてシャッターを切ってみることにしました。

鶴舞公園の入口にあるシンボルの1つ、噴水塔の池の周囲にある柳の木は、何本かが、無残に見えるほどバッサリとせん定を施されていましたが、残った木の下で空を見上げると、しだれた枝が風に踊っていました(左)。

公園の中央部にある池のほとりでは、藤棚のフジも、長い花の穂をしだれさせ、風に揺れていました(右)。
ここは花の質感を出すためにストロボをたく「日中シンクロ」をして、花が目立つよう空の色も落としました。
ちょうど、一昨年に東京・銀座の「リコーフォトギャラリー RING CUBE」で、個展を開いて以来、懇意にさせてもらっている写真家の曽根陽一さんが、日中シンクロを駆使して撮った作品の写真展を同じギャラリーで開催されていて、つい、いただいた案内のハガキにあった素敵な写真を頭に描きながら撮ってみました。

とはいえ、動く被写体の軌跡が見えるようにストロボを「後幕シンクロ」に設定したものの、ご覧の通り、動きはあまり良く分からないイマイチの写真になりました。

池の北の端には黄色いショウブが満開になっていて、震えるように揺れる花びらをアップで狙ってみしたが、今度はシャッタースピードを落としすぎたためか、動いていないように見えた花の中央部も微妙にブレ・ボケてしまいました(中央)。

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名古屋市の木である常緑樹のクスノキは、春に古い葉を落とすとともに若葉を伸ばしますが、強い風のため地面には、枯れ葉に交ざって、つぼみと若葉を付けた、ちぎれた枝先も落ちていました(左)。

藤棚の近くの池の縁では、クスノキの新旧の葉やフジの花びらが、寄り集まってイカダをつくり、夕方の空を映す水面でクルクルと円弧を描いてダンスをしていました(右)。

あれこれ撮ったあと、公園の中央部にある、噴水塔と並ぶシンボルの奏楽堂の前まで来ると、ちょうど夕日が落ちるところで、空には風にたなびいたような雲が浮かんで、底の部分をオレンジ色に染まらせていました。
左側から犬の散歩をしているカップルが画面に入ってきたところ、1羽のカラスが風にフワリと乗るようにして飛び立ち、画面を横切って右側からフレームアウトしようとしました(中央)。

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