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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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輪島の朝市みやげ

先の記事でお話した通り、珠洲トライアスロン大会への出場に伴う能登半島旅行では、大会当日も行き帰りでも、あまり写真を撮らず、落ち穂拾いにするネタはほとんどなかったのですが、本日は、またまたネタ切れとなったことから、なけなしのネタを絞り出すことにしました。

それは大会の翌日、バイクコースを含む半島の外周道路を巡って立ち寄った「輪島の朝市」でのスナップと、朝市で仕入れた食材などの紹介です。

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無念の途中リタイアを喫した6月の飛騨高山ウルトラマラソンの際も、大会の翌日は高山名物の朝市に立ち寄っていたことから今回も、高山に負けず劣らず名だたる輪島の朝市は、ぜひ見たいと思っていました。

実のところ、先の記事で大学時代に友人らと能登半島をドライブした話を紹介しましたが、そればかりか輪島にはかつて父方の叔父さまが2人住んでられて、親戚の集まりなどで数回、来たことがありました。

叔父は2人とも体格が良くて、うち1人は、かつて輪島市長を務められましたが、往年の名横綱で小柄だった双葉山から「あなたの身体が欲しい」と言われたとのこと。もう1人は市内で作り醤油屋を営まれていて、まさにウナギの寝床のような町屋づくりの建物の奥の方の通路の両側に、大人の背丈の何倍もあるような、巨大で真っ黒な桶が並んでいたのを覚えています。

しかし以前に輪島を訪れた、いずれのときにも朝市を見る機会はなく、今回は少し楽しみにしていたのです。
ところが今回、ドライブを経てようやく輪島にたどり着いたのは既に太陽が高くなった午前11時すぎ。
今や観光名所となった朝市は午前中いっぱいは開いているのですが、店の数は少なくなり、大会当日と同じく猛烈な暑さなっていたことから、そそくさと実家などへのみやげ物を買い求めて、退散することにしました。

何枚か撮った写真も詰めの甘いものばかりで、みやげ物は既にレジ袋に包まれてしまっています。
そこで解説を加えますと、左の写真の袋の中に入っているのは、地元産のミョウガとニンニク。
右の写真に入っているのは、イワシからつくった魚醤の「いしる」です。

帰りがけに朝市の通りを手押し車に瓶や缶の飲み物を満載して運ばれている年配の女性が行き過ぎられ、すかさず撮らせてもらいましたが、「私なんか撮って、どうするのよ」と言われてしまいました(中央)。

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朝市でゲットしたみやげ物は、その場ではきっちりと撮影できなかったことから本日、自宅のテーブルの上で「ブツ(物)撮り」を試みました。
いずれも既に実家などに、お裾分けした後ではありますが、まずは上で紹介したニンニクとミョウガ(左)。

韓国料理に使うだけでなく、そもそもニンニクが大好きな私は、スーパーでも旅先でも、生きのいいニンニクを見つけると必ず買ってしまいます。
安価な中国産のニンニクは、薄皮がむきにくいうえ、刺激が強すぎて味の厚みも少ないように感じることからニンニクは国産にこだわっているためで、能登産のニンニクは、ご覧のようにゴロっと大きく、見るからに美味しそうです。

ジャパニーズ・ハーブに目がない私はミョウガも大好物なのですが、スーパーに並ぶ3、4本で100円程度の画一的な大きさのものは、なんだか野趣に乏しいような感じがして、これまた旅先などで、摘んだばかりの、ふぞろいなミョウガが袋入りになっていると、ついつい買ってしまいます。
石川県小松市の「安宅の関」近くにある母の実家で、数年前に亡くなった祖母が、私が夏に遊びに行った際にいつも庭で摘んでくれたミョウガの鮮烈な香りを、こうした規格外のミョウガは思い出させてくれもします。

次なる能登みやげは「揚げ浜式製塩法」で手づくりされた塩と、上で紹介した、いしるです(中央)。
能登半島は昨年、佐渡島とともに国連食糧農業機関(FAO)から、生物多様性を大切にした農業や関連する文化、地域に独特の景観を守っている地域として、「世界農業遺産」に登録されていますが、その選定理由の1つとなったのが、昔ながらの製塩技術を受け継いでいることでした。
旅先で、その土地の食材や調味料を買い込むのを楽しみにしている私は、沖縄などでも手づくりの塩を見かけると買ってしまうのですが、今回は世界農業遺産のことが頭にあったものですから、この塩を見つけるや、ゲットすることにしました。

そういえば、「能登の里山里海」と抱き合わせで「トキと共生する佐渡の里山」として世界農業遺産に登録された佐渡島もまた長い距離のトライアスロンが開かれています。
長く快適なバイクコースを確保できるような僻遠の地は、トライアスロンのような地域おこしイベントが生まれやすい環境にもあるということでしょうが、逆に言えば、こうした場所で開かれるトライアスロンには、昔ながらの田舎の風景や人々の暮らしに触れる楽しみもあるものです。
残念ながら、ここでは紹介できませんが、珠洲トライアスロンのコースは、透き通った海、息をのむほど美しい海岸の風景、そして地元の人たちの応援が暖かい町並みをスイム・バイク・ランでそれぞれに楽しめるというすばらしいものでした。

いしるは、朝市の店頭では、イワシからつくったものとイカからつくったものの2種類が並んでいたのですが、「魚醤」の字が頭に浮かんで、イワシの方を選びました。
魚醤は私がかつて仕事で暮らしたことのあるカンボジアをはじめ東南アジアの各地でつくられていて、カンボジアでは「トゥック・トゥレイ(魚の水)」、タイでは「ナンプラー」、ベトナムでは「ニョクマム」と呼ばれます。
以前はよく東南アジア風の料理もつくった私は、またつくってみたいとも思って、いしるをゲットしたのですが、大きな瓶のものを使い切る自信がなかったため、小ぶりでスタイリッシュな瓶に入ったものをいただきました。

そして、能登みやげの最後に紹介するのは「ハバ(ノリ)」(右)。
海苔よりもずっと、分厚い海草をちぎって並べ、乾燥させて厚紙状にしたものです。
叔父などから送られてきていたのか、かつて実家でよく食べていた輪島のハバは、能登半島を連想させる懐かしい味の1つで、朝市に来る前から、これはゲットしなければと目論んでいました。
しかし、冬に採れるというハバははじめ、どの店で聞いても在庫がない状態で、何軒目かでようやく「ちゃんと保存しとったんよ」という、おばさまの店に巡り合うことができたというわけです。

(トライアスロンや恋路屋さんの記事も書き足しますが、もう少し後になります。)

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