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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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交野でトレラン1

昨日、実家のある大阪・枚方市の隣町、交野(かたの)市の郊外でトレランをした際の写真を3回ほどに分けて掲載します。

ちょうど1週間前に能登半島の珠洲トライアスロンに出ている私は、まだまだ身体の芯に疲れがたまっていることから、今回のトレランは短めの距離を、のんびり走ることとしました。
走ったのは、生駒山地の北部に位置する標高300メートル程度の丘陵地帯で、「交野市立いきものふれあいの里」や「府民の森くろんど園地」といったハイキング・フィールドを結ぶ15キロほどのコース。

山頂に巨岩がある展望の山・交野山(こうのさん)にも登るコースは去年、「チームジダン」の練習会でも一部を走っているほか、少年時代から山歩きやランニングが好きだった私も以前に何度か足を踏み入れている、いわばおなじみの場所でした。

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交野市の中心部方面から山道に入る前にまず、麓の田園地帯を走ったところ、道の両側にキウイやブドウの果樹園が続く一帯があり、そのうち初めて見るキウイが木に成っている様子を撮りました(右)。
近くには果物などの直売所も設けられていましたが、走り初めて早々に重い荷物を背負い込むこともできず、お土産をゲットするのは次の機会にすることにしました。

山ふところにかかる小さな滝を見た後、山道に取り付いて登り切ると深緑色の水をたたえた池が現れますが、写真に撮ったのは、その池ではなく、池のほとりにある休憩所の前に設けられたコンクリート製の水槽で咲いていた黄色いスイレンです(左)。

池を過ぎると間もなく、この日のコースで標高が最も高い341メートルの交野山の山頂に達します。
山頂に乗った、まさに天然の展望台ともいえる巨岩の上に立つと、北西側は実に180度の大展望(中央)。
足元には交野市や枚方市、寝屋川市、それに淀川の向こうの高槻市、茨木市などが広がる大阪平野が一望の下。写真で手前の方を緩やかなカーブを描いて続いている道路は、このところ車で帰省する際に、いつも新名神高速道路とともに利用している第2京阪国道で、この道路がなければ山頂からの景色は数10年前とさほど変わらないような気がします。

空に広がる積乱雲は、このところ全国的に続く不安定な天候を象徴するもので、走り初めのころは、ほとんど視野に入っておらず、夕方まで雨に降られることはないだろうと高をくくっていたところ、ご覧の通り手前の方は黒っぽくなっていて、雨をたたえている証拠です。
そして案の定、交野山を過ぎたとたんポツリポツリと雨粒が落ち始め、間もなく篠(しの)つく雨となりました。
雨はまさに驟雨で、走っているうちに小雨になり、いつしか上がってしまったのですが、その後も数時間の間でさらに2回の通り雨に降られることになりました。
 
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結局のところは3度にわたる通り雨に降られたのですが、走り始めた当初は真夏を思わせる強い日差しが照りつけて、日影ですら、身体にまとわりつくような暑さ。
少しでも涼しく走ろうと考えた私は、本格的なトレランではあり得ないほどの軽装で出掛けました(右)。
袖なしのシャツ、短めのランパンだけにとどまらず、シューズも超軽量でソールに通気孔が空いたレース仕様のものを選びました。

といいますのも、1週間前のトライアスロンでも炎天下で23キロを走り、給水所ごとで水を頭からかぶったのですが、それに先立ち半袖のバイクジャージからランニングシャツに着替えていたことが、少しでも涼しく走るのに功を奏したように感じていたからです。

昨日のコースはトイレや休憩所の整備されたハイキングコースが主体で、人里から離れることもなく、よほどのことがあっても遭難する可能性はゼロの場所だったうえ、最初の気温を考えると万が一、雨に降られても、かえって気持ち良く走れるだけだと考えた結果が、この一見素っ裸のような超軽装だったというわけです。
そして実際に、この格好で3度にわたって雨に降られたものの、それはちょうどトライアスロンの際、沿道の人たちがホースで水を掛けてくれたのと同じで、気持ち良い以外の何ものでもありませんでした。


交野山は雑木林に覆われ、眼下に麓の町が広がる大展望を除けば深山の趣もありますが、山頂を後にしてしばらく行くと、コースは、その昔、河内の国と大和の国の境にあって多くの人たちが行き来した要衝の山里、傍示(ほうじ)の里の外れを通ります。

そこは、複雑に刻まれた山のヒダの1本である浅い谷の奥まで、棚田がはい上がっているところで、能登半島の千枚田と同じように、狭い土地を局限まで耕作に利用しようとする人の営みと自然が見事に調和した風景が広がります。
といいましても、掲載した写真は、その広めの風景ではなく、青々と伸びていたイネをアップで狙ったもの。
棚田の1枚ごとにイネの成育ステージは異なっていて、白い粉のようなイネの花が見える所もあれば、稲穂がこうべを垂らし始めている所もありました(中央右、左)。

傍示の里には、そこかしこに古い石仏が置かれていて、そのうちの1つは2体が仲良く並んでいるものでした(中央左)。

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