FC2ブログ
“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

最新トラックバック

カレンダー

01 | 2013/02 | 03
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 - -

月別アーカイブ

FC2カウンター

全記事表示リンク

木津川なんとか完走

京都府京田辺市の木津川沿いを走る「京都木津川マラソン」に参加して、なんとか完走してきました。
「なんとか」と言いますのは、ほぼ1年前の「勝田全国マラソン」以来となる真面目に走ったマラソンだったため、勝田での3時間40分台の記録は上回りたいと思っていたところが、思い通りにいかず、3時間49分台という不本意な記録に終わったからです。しかも前半は比較的調子が良かったものの、30キロ過ぎあたりからガクンとペースが落ちて、35キロ以降は、ほとんど歩きに近いスピードになり、曲がりなりにも走り通すのが、やっとだったからでもあります。

BL130203木津川マラソン1RIMG0026E  BL130203木津川マラソン2DSC01102  BL130203木津川マラソン3DSC01107

30回目を迎えた京都木津川マラソンは、京田辺市を中心とした地元の人たちによる手作りマラソンで、東京マラソンに代表される最近の大都市マラソンとは趣が異なり、派手さはありませんが、アットホームな雰囲気が魅力です。また木津川沿いのサイクリングコースを下流側と上流側に1往復ずつするコースは、やや単調ながら、景色は上々で、高低差もほとんどなく、走りに集中することができます。制限時間はなく、初心者にも走りやすい大会となっています。

午前10時のスタート前には、特設舞台で太鼓の演奏が行われました(中央)。
この大会は去年から、東日本大震災の被災地や被災者の支援も打ち出していて、会場では東北の名産品の販売も行われ、その売り上げは京都で避難生活を送る人たちに贈られるということでした(右)。

さて、うまく走れなかった、いわゆる「失敗レース」を振り返ることは、あまりしたくないものですが、時計に記録されている5キロごとのラップタイムを見てみると、なぜうまう走れなかったかは一目瞭然です。
一言でいえば、今の自分の実力からすれば前半を「突っ込み(とばし)すぎた」ということです。
私は15年前に3時間を切ってフルマラソンを走ったころから、前半に飛ばして、後半にペースが落ちていくという「前半型」でしたが、今回の走りは、後半の落ち込みがあまりにも極端で、ほとんど初心者のような走りでした。

そのラップタイムはといえば、最初の5キロ、10キロが22分台、21分台で10キロの通過タイムは12月に走った10キロレースを上回る43分台。よほどうまく走れてもフルで3時間半ほどはかかる今の実力を考えると、完全なオーバーペースです。
ただ、本日は脚が軽い感じがして、これでも余裕を持って走れているつもりでいました。かつて最初の5キロを20分前後で入っていたころを覚えている「身体の記憶」が悪さをしたといいますか、体調が良かったことが裏目に出たといいますか。どちらにせよ、「10キロまでは23~24分台で」と事前に考えていたペース配分を完全に逸脱して、この前半で、ほとんど後半の結果が決まっていたようなものです。

ただ、その後は身体がついていかなかったためか、いったん「適正ペース」に戻りました。
15キロのラップは25分余り、20キロ、25キロはともに26分余り。
10キロまでのペースからは大幅にダウンしましたが、それは自然に落ちていったという感じで、このあたりまでは、まだまだ「今日は調子が良さそうだ」と、余裕を感じることができていました。
20キロの通過タイムは1時間35分余り。ハーフは1時間40分ほどだったはずですから、まだ3時間半は狙えるかもしれないペースで、悪くても3時間40分は切れるだろうと思っていました。

しかし、その後のペースの落ち込みは止めることができず、30キロまでは28分台、35キロまでは29分台と、1キロ当たり6分近くかかるところまできてしまいました。
30キロの手前で追い抜かれた「3時間半」のペースランナーを囲む集団には、あっという間に差をあけられて、もはや3時間40分も切れないかもしれないと思い始めました。
走り込みのなかで25キロ以上を何本かと30キロ走を2本組み込んでいたことから、こんな展開でも30キロまでは、なんとか格好をつけることができたのでしょうが、その効果もそこまでだったようです。

40キロまでのラップは34分台。なんと1キロ7分をオーバーして、100キロマラソン並みのペースに。
とはいっても100キロを走るつもりで走っている際のキロ7分と、身体が言うことを聞かなくなってペースが落ちたうえでのキロ7分では、しんどさが全く違います。
30キロまでは知らず知らずにやってきた1キロごとの標示が、なかなか現れなくなり、「歩き出したい」という誘惑に、何度負けそうになったか分からないほどです。

35キロ以降に歩いたとしてもゴールタイムは4時間を切れたはずですし、どうせ最低目標の3時間40分を切れなかったからには、50分を切ったところで何の意味もないとも思いました。
それでも、なんとか最後まで走り通せたことだけが、本日の結果でわずかに納得できる部分でした。

35キロ以降を1キロ6分で走れた場合と、実際のタイムの差は、なんと6分ほど。
それがなければ、去年の記録と、さほど変わらないタイムでゴールできたはずです。
60回近くもフルマラソンを走っていながら、こんな当たり前のことを分かっていないのは情けない限りですが、ハーフまでとは違ってフルでは、前半に調子良く感じても、決してスピードを上げすぎず、自重に自重をかさねることが大事だということを、あらためて実感したというわけです。

走り終わったときには心身ともにダメージが大きく、「もうフルマラソンは卒業したい」と本気で思ったほどでしたが、こうして覚めて考えてみて、去年からさほど体力が落ちたわけでもないことが分かると、「次こそはリベンジしてやろう」という気持ちもわいてくるものです。
そして、それなりにトシをとり走力も確実に落ちていきているにもかかわらず、ちょっとばかり調子が良いからといって突っ込んでいってしまう自分の気持ちの「若さ」は、捨てたものじゃないような気もします。

残念ながら今シーズンは、このあとにリベンジを期することができるフルマラソンは走れそうにありませんが、4月に初完走を目指すロングタイプのトライアスロンに向けて心機一転、ここまで頑張ってきた体力を落とさないように練習を重ねていきたいものだと思っています。

スポンサーサイト