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四間道の屋根神さま

本日は職場の近くにあって、江戸時代の城下町の雰囲気を残す「四間道(しけみち)」のかいわいで撮影した「屋根神さま」の写真を紹介します。

といいましても、写真を撮影したのは昨日と今月1日。本日は会社関係の重要な会議があって、夜の懇親会も含めて忙しく、新しい写真を撮る余裕が全くなかったからです。

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以前にも説明したことがありますが、屋根神さまは古い2階建ての木造家屋の1階のひさし部分の屋根の上などに設置される小さな祠で、火災や疫病などの厄よけのためにまつられてきたものです。
四間道のかいわいには、案内板の掲げられた立派な屋根神さまが1つあるほか、元々あった屋根の上から下ろされて、江戸時代に掘削された運河・堀川に架かる五条橋のたもとに移設されているもう1つがあります(右、中央)。

ところが昨日、五条橋近くの四間道の入口付近にあって、民芸品のギャラリーとして使われている古い家を見たところ、どうやら最近になって「後付け」したものと思われる小さな屋根神さまが取り付けられているのに気付いて、この写真を撮りました(左)。

そのため、四間道のメーンの通りから路地を入った地蔵尊の近くにある立派な屋根神さまものぞいてみようと思い立ったほか、5日前に撮っていた橋のたもとの屋根神さまの写真のことも思い出したのです(中央)。
このときはいつも閉ざされている祠の扉が開いて、なかにお供え物や榊の枝が置かれ、ひさしからは「熱田神宮」と書かれた提灯がつるされていて、珍しく思ったのです。
調べてみると、屋根神さまは毎月1日と15日に地元の人たちが祭礼をするそうで、確かにこの日は2月1日で、その瞬間は撮れませんでしたが、祠の前で手を合わせている人も見かけました。
祭礼では、熱田神宮など屋根神さまに祭ってある神さまに祈りをささげるのだそうです。

屋根神さまは名古屋をはじめ愛知県や岐阜県の各地に残っていますが、この四間道の地域は、かつて江戸時代の1700年に起きた大火事の際、堀川沿いにあった商店や民家が多数焼けたのを教訓に、防火のため道幅を4間に広げたことが地名の由来になっているだけに、屋根神さまは特別な意味を持ってきたようです。

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