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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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道頓堀の名物

昨日は先月末、大阪で開かれた中学・高校のミニ同窓会の際に撮った写真を紹介しましたが、本日は、それに先だってやはり大阪の道頓堀に立ち寄る用事があった際に撮った写真を掲載します。
道頓堀の新旧の名物などの様子です。

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道頓堀の名物といえば、なんといっても「くいだおれ太郎」の人形(左)。
ちんどん屋の格好をした太郎が看板となっていた食堂は既に閉店していますが、太郎は店のあった場所に近い商業ビルの前に移動して、今も人気を集めています。

そしてアーケード街の心斎橋筋と戎橋筋の間で道頓堀川に架かる橋、戎橋から見える巨大な看板は、おなじみグリコの「ゴールインマーク」(中央)。この看板を背景に記念写真を撮る人も絶えません。
ご覧の通り、普通にポーズをとる人も、ついついゴールインの格好をしてしまう人たちも。

さらに、広告関連で新たな人気を集めていたのは、「カールおじさん」と一緒に映像に映り、記念写真も撮れるという街頭のアトラクション(右)。
ビルの壁の方からこちらを向いたカメラの視野に入ると、大きなカールおじさんを取り付けた壁の看板の中にあるモニター画面に自分たちの映像が写り込むという趣向です。

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道頓堀で最近、人気が出ているという食べ物の1つに、「トルコアイス」があります(左、中央左)。
街頭でトルコ人らしいお兄さんたちがパフォーマンスをしながら売っているこのアイスは、食べてみると、何の変哲もないソフトクリームなのですが、ボールの中に入れたアイスを長い棒でかき回す際、粘りのあるアイスが1メートル以上にも引きのばされるのが見ものです。

お兄さんたちはまたアイスのコーンを複数使い、アイスを受け取ったと思ったお客に空のコーンをつかませて驚かせるなどのマジックのような芸も披露して、はたから見ていても楽しめます。
物を買うときにダメだと分かっていても必ず値切ってみて、そのことによって店の人とのコミュニケーションを楽しむのが礼儀だと思い込んでいる私のような「大阪人」には受けそうなパフォーマンスでした。

昔と同じく水が真っ黒で、ドブ川のような道頓堀川ですが、この水辺に遊歩道がつくられ、遊歩道の岸から遊覧船まで発着していたのには驚きました(中央右)。
道頓堀川といえば、1985年に阪神タイガースが日本一になったとき、興奮したファンらが戎橋の上から川にダイビングしたり、主砲の1人だった助っ人アメリカ人のバース選手にそっくりなケンタッキー・フライドチキンの創業者、カーネル・サンダースの像を投げ込んだりしたのが人々の記憶に刻まれています。

あのころは川の岸壁は垂直に切り立っていて、ダイブした人たちがどうやって岸に上がったのか不思議に思っていました。そのころに比べると、真っ黒な水を近寄って見ても楽しそうではないものの、岸辺が親水公園となったことによって、過って転落した人も助かりやすくなったように思います。

こんな道頓堀の変ぼうを見ると、ひるがえってわが名古屋では、やはり江戸時代の運河であって、街のど真ん中を流れる堀川が、いつまでいっても、ほんの一部を除いてドブ川そのものの姿で放置されているのは情けないことに感じます。

といいますか、名古屋には道頓堀や心斎橋、それに東京の渋谷のような若者がどっと繰り出すような繁華街がないに等しいということにも気づき、さらに暗い気持ちになりもします。
名古屋駅前や栄・錦、あるいは大須といった地域が名古屋の繁華街なのですが、いずれも人がごった返すようなにぎわいとは、ほど遠いのが現実です。

このところ、今月の市長選挙で再選を目指す名古屋の名物市長、河村たかしさんが名古屋城のかいわいに芝居小屋など江戸情緒のあふれる町並みを「再現」するというアイデアをぶち上げられていますが、そもそも街に繰り出して遊ぶ文化がイマイチ発達していないように見える名古屋で、そんなアイデアを実現したとしても、空振りに終わるのじゃないかと心配してしまいます。

多大な投資をして、そんな作り物の街をつくるぐらいなら、名古屋城の周囲に皇居の外周歩道顔負けのジョギングコースを整備したり、自転車専用道路をもっと充実させる方が市民も街も元気になると思うのですが、さめて考えると、ランニングブームの盛り上がりもイマイチなこの街では、それも空振りになりかねません。

コテコテで派手で活気のあふれる道頓堀かいわいの街のなかで、ふと目にとまったのは、春っぽい雰囲気を醸していたベビー用品店のショーウインドー(右)。
桜が咲き始めていた先月の下旬だったにもかかわらず、道頓堀かいわいには桜のサの字も見当たりませんでしたが、ショーウインドーのなかには、造花のチューリップが並べられ、人形の赤ちゃんがベッドでスヤスヤ眠っている様子で、街の喧騒とは裏腹に、ほんわかとした空気が漂っているようでした。

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