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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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決戦用ホイール装着!!

宮古島で開かれるロングディスタンスのトライアスロンまで2週間余りと迫りましたが、私は今月初めまでに練習量を増やした反動から体調がイマイチであるうえ、写真集に向けた準備作業などもあって、ここ数日はクロスバイクで通勤をしているほかは、すっかりさぼってしまっています。

なんだかこのまま走ることも泳ぐこともできなくなってしまいそうな気がして不安も募るのですが、その不安を少しばかり軽減する手立てのひとつとして昨日、レース用のバイク「パルちゃん」に履かせる「決戦用ホイール」を入手してしまいました!!

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決戦用ホイールを入手した自転車店は、アメリカ・スペシャライズド製のロードバイク「ヴェンジ・エキスパート」のパルちゃんを購入したのと同じ名古屋市北区のニコ-製作所。
トライアスロンの審判員もされる社長と、ホイールを装着後に記念写真を撮ってもらったほか、作業をしてくれたイケメンの息子さんの写真も撮らせてもらいました(左、右)。

この決戦用ホイールは、パルちゃんに最初からついていたアルミ製のものとは異なり、オールカーボン製。
「BOMA(ボーマ=望馬)」という国内メーカーによるリムの高さが3.8センチのものです(中央)。
カーボンホイールの多くは、パンクしたときにタイヤごと取り換える「チューブラー」タイヤ対応ですが、入手したホイールは、一般のホイールと同じく内部のチューブを取り換えたり、修理したりできる「クリンチャー」タイプ。こちらの方がやや重ためですが、パンク修理はしやすいですし、エコでもあります。

エリート選手はもちろんのこと、一般のトライアスリートの多くも、アルミなどの練習用のホイールに加えてカーボン製の軽い決戦用ホイールを使っているものです。
しかし、前後2本を合わせて1500グラム余り、指先でヒョイと持ち上げられるほど軽いこのホイールが、ここ20年来の買い物としても最も高価だったパルちゃんの本体の半分近くもするほどで、カーボンのホイールが良いとは聞いていても、これまで手を出すことはためらわれていました。

ところが、それなりに練習は積んだものの、それでも不安が残るという状態にあって、とうとうワラにもすがるような思いでホイールの新調を決断しました。
宮古島で参加するトライアスロンは、あくまでも完走が目標ですので、既に十二分な体力があって余裕があるのならホイールを手にいれることもなかったかも知れませんが、逆に言えば、ホイールを新調してもほぼダメそうな場合でも新しいホイールは「もったいない」と思えたでしょうから、まあ今ここで決断できたのは練習に一定の手応えがあった証拠で、練習のごほうびなのだとでも考えることにしています。

アルミホイールに比べて200グラム余り軽いこの決戦用ホイールが、どれだけ実際のタイムを縮めてくれるのかは分かりませんが、わずかであっても「お金でタイムを買う」余地があるトライアスロンというスポーツは、その分だけ遊びがあって、奥深いともいえるでしょう。
また実際にタイムが伸びるだけではなく、バイクに乗ったあとに走る際に余力のある「脚が残る」状態になる効果は絶大だという話も良く聞きます。だとすれば、まさに願ったりかなったりです。

ニコ-製作所の社長さんも「これでタイムを狙うより、これで楽をしてください」とおっしゃって、私の置かれている状況を理解してくれているようでした。
これで、ほとんど最後の奥の手を打ってしまい、いよいよすがるものが自分自身以外になくなったわけです。
このあとは、このところ体脂肪がコンスタントに8~9%台になって、先ごろの血液検査では、お医者さんに「栄養失調気味」とまで言われて本調子ではない体調をいかに整え、気力を充実させていくかが大事になりそうです。

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