「走った!撮った!大阪マラソン2013」の掲載を、いよいよスタートします!
今月27日に開かれた第3回の大阪マラソンで、私が出場して走りながら撮影した写真は約450枚に上りますが、このうちの200枚程度を20回ほどに分けて掲載していくことになりそうです。
大阪マラソンより先に「取材」をしている「走った!撮った!東京夢舞いマラソン2013」も近々、掲載をスタートする予定で、写真の選択と編集を進めながら、両方の大会の写真アルバムを平行してアップしていこうと思っています。
1回目の今回はスタートから4キロ地点付近までに撮った9枚を掲載します。
スタートしてしばらくは、コースが混雑していることから、他のランナーの邪魔にならずに撮影することが難しかったのですが、いつもどおり、楽しく応援したり仮装で走ったりしている人たちのほか、私が所属する明走会のランナーや関西支部(関西明走会)の仲間による応援風景なども、おさえることができました。



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東京、大阪、名古屋と、ギャラリーで開催した写真展だけでも既に4回を数え、今年は写真集の出版も実現することができた私にとって、今回の大阪マラソンは「何が何でも撮りまくろう」と意気込む必要もなく、「とにかく楽しく走って、楽しく撮ろう」といった自然体でスタートしたはずでした。
ところがフタを開けてみると、撮った枚数は、走りながらの写真撮影を始めたころの200枚程度でとどまることはなく、このところ多めに撮った大会並みとなってしまいました。でも、これはこれで、こんなペースが身についてしまったということなのでしょう。
また今回は、これまでメーンに使ってきたリコー製のカメラに代えてオリンパス製のカメラを使用することになり、カメラを起動させたときにセットされて、使用頻度が高くなるレンズの広角端の焦点距離は、これまでの35ミリ・フィルムカメラ換算の28ミリ相当から26ミリ相当へと、やや広くなって、「緩め」の絵柄が多くなりそうな気もしましたが、それほどでもありませんでした。焦点距離が短くなれば1歩踏み出すべきだという鉄則についても、長年こんなことをやってきたおかげで、自然に身体が動くようになってきているです。
とはいえ、これまで「日本でもお祭りのようなマラソンを開きたい」「写真展を開きたい」「写真集をつくりたい」といった「下心」も持ちながら撮ってきた気持ちが、そうした希望がすべてかなった結果、なくなってしまった今、「自分は何のために、こんなことを続けているのか」という思いは、大会に臨むまで抱いていました。
でも実際に走りだし、撮りだしてみると、そんな心配は、あっという間になくなったようです。
要するに、こんなことが「好きだからやっている」「楽しいからやっている」というだけのことなのです。
そして、これまで写真展や写真集、そしてこのブログを見てくださってきた多くの方々が、「写真を見ていると楽しくなる」「走りたくなる」と感じてくれたことが、今回も繰り返されるのであれば、それはそれで少しは意味のあることなのでしょう。
もちろん、写真に写ってくれた方々にも、できるだけそれを見ていただければ幸いです。
というわけで今回も、写真展を開くなら40枚か50枚のベストショットがあれば十分なところですが、ブログにおいては写真として見ていただけそうなものは、その基準を「緩め」に選んで、200枚程度をアップするということにしたわけです。