FC2ブログ
“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

最新トラックバック

カレンダー

10 | 2013/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

月別アーカイブ

FC2カウンター

全記事表示リンク

バイクに乗り53歳発進!!!

私は本日、53回目の誕生日を迎えました。

50の坂を越えようとしたころから、主に遊びで一段と落ち着きなく、忙しくなってきた私の人生ですが、この1年間は特に目まぐるしい生活の変化を経験しました。新たに人生のパートナーを得て、この歳ではあり得ないと思っていた息子を授かることができました。そのしばらく前には、もうひとりの子どもともいうべき写真集を出版させてもらいました。そして、地方の各地やカンボジア、東京、名古屋と故郷を離れて暮らした約30年にいったん終止符を打つ形で、転勤によって大阪に戻ってきました。

東京や大阪、名古屋で開いた写真展を経て、ようやく出版にこぎつけた写真集はささやかなものです。世界中の笑顔を詰め込んだようなその本は、ちょっとそのへんにはない楽しい本だと胸を張ってはみるものの、爆発的に売れるわけでもなく、人生の1つの節目とはいえ、長年生きてきた証というほどのものでもありません。
そして、走って撮るばかりじゃなく、もっとほかにも自分のできること、自分にしかできないことがあるはずだと模索していかなければならないように思っています。

しかし一方で、子どもを授かったことによって、これまでの生活とは全く異質ながら、想像できなかったほど楽しく手ごたえのある新しい生活に飲み込まれてきたことも確かです。
子どもを育てることなんて、自分と同じ世代や、もっと下の世代の相当の割合の人たちが普通に経験している、ありきたりのことですが、それが意外なことに私には新鮮で充実感を得られる経験になっているのです。

ですから、これまでこだわってきた「自分にしかできないこと」は、「子どもや家族と一緒に歩みながら自分にしかできないこと」へと切り替わっていくように思えています。
そして、それは決して家庭に逃げ込んでいくのではなく、地に足をつける場所を持ちながら、これまで以上に確かなつながりによって他の人たちとかかわっていくということになるのだと思っています。

いずれにせよ、私の53歳のスタートは、そんなふうに相当に新たな気持ちで迎えられることになりました。
そんな誕生日の朝、昨夜は遅くに帰宅した私ですが、初めぐらいは前向きな気持ちを保とうと、再びロードバイクに乗って職場まで片道約25キロを走り、帰宅時も夜の闇をもろともせず、バイクで戻りました。

朝の陽ざしは春のようにうららかで、淀川河川敷の空気はすがすがしく、自然が私の新しいスタートを祝ってくれているような気にさえなりました。夜は夜で、無心にペダルを回していると、自分がペダルをこぐ音だけが耳に聞こえて周囲の闇に消えていき、向かい風を受けているのも忘れて、まるで座禅を組んでいるときのような何もない気持ちになっていきます。

私はかれこれ30年近く、どの土地にいても基本的に自転車や駆けっこで自宅と職場を行き来してきましたが、これまでで一番、職場から遠い場所に住むようになって、今回はさすがに自力での通勤は難しいと思っていました。しかし、こうして2日続けてバイクで通勤し、2日間で合わせて約100キロを走っても、慢性的な鼻カゼは治らないものの、身体にダメージがあるわけでもありません。
そして、こんなふうに今回も毎日身体を動かし続けることができるようになって、本当に幸せだと思います。

「新年の抱負」にしては、まとまりのない文章を書き連ねてしまいましたが、要は本日を新たなスタートとして、ピカピカの2カ月余りの赤ちゃんである息子に負けることなく、新しい気持ちで前向きに「できること」に取り組み、走っていきたいというのが今の胸の内というわけです。

BL131108ジテツウ1PB080154  BL131108ジテツウ2PB080145  BL131108ジテツウ3PB080149

スポンサーサイト