FC2ブログ
“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

最新トラックバック

カレンダー

12 | 2014/01 | 02
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

月別アーカイブ

FC2カウンター

全記事表示リンク

コチャン紙で写真集紹介!

ようやくゴールにたどりついた「走った!撮った!大阪マラソン2013」に続いて、去年11月に韓国で開かれたコチャン・コインドルマラソンを紹介する「走った!撮った!コチャン・コインドルマラソン2013」を掲載しようと思っているところですが、それに先立ち、この大会の直前にコチャンの地元新聞に掲載された私や私の写真集について書かれた記事を紹介します。

この新聞は「ハッピーデイ・コチャン」で、記事を書いてくれたのは、現地在住の日本人で、日本語講師や翻訳コーディネーターのかたわら市民記者としてコラムを連載されている中村恵実子さん。私の誕生日の前日に当たる去年11月7日の新聞に掲載された記事も、連載コラム「中村さんのコチャン暮らし」の1回分で、半ページを使って写真集の写真も盛り込んだ記事のタイトルは「愛しているよ!覆盆子(ポップンジャ)」。

コチャンの特産品であるキイチゴの一種、ポップンジャは主に果実酒として韓国の国内で人気があるほか、日本の韓国料理店でも置かれるようになっている健康食品。昔、病弱だった子どもにその果実を食べさせたところ元気になって、おしっこの勢いも良くなり、おしっこを受けるためのたらい(お盆)が覆った-という言い伝えがあるポップンジャは、滋養強壮の効果が高く、とくに精力増進に良いとされています。

そして中村さんの記事は、コインドルマラソンについての写真や記事を巻末に載せた私の写真集について紹介するとともに、私が50歳を過ぎて息子に恵まれたのが「ポップンジャのおかげ」と話したことを引き合いにして、地元の特産品をもっと見直そうという趣旨で書かれています。
そんなちょっとお恥ずかしいかぎりの内容ですが、以下に記事の写真とともに翻訳した文章を紹介したいと思います。

BL140121ハッピーデイ1P1040159  BL140121ハッピーデイ2P1040156  BL140121ハッピーデイ3P1040165

◎愛しているよ!覆盆子(ポップンジャ)
 
【コインドルマラソンを自書で紹介した辰巳さん】
今年11月にも、コチャンでは第11回のコチャン・コインドルマラソンが開催される。ここ数年この大会のため、数は多くはないが日本人ランナーがコチャンを訪れている。その中でも中心的な役割をしてきた辰巳郁雄さんが、2013年7月に日本でマラソン関係の書籍を出版した。「走った!撮った!世界のマラソン」というタイトルである。辰巳さん自身が走ったニューヨークシティマラソン、ロンドンやパリをはじめとするヨーロッパ各国のマラソン、日本各地のマラソンに関して、ランナー目線での写真と文章が紹介されている。小型サイズにもかかわらず、ぎっしりと中身の詰まった本である。驚いたことに、この本のラストにコチャン・コインドルマラソンが紹介されていたのである。

【コインドルマラソンに関する内容の文章より】
「走った!撮った!世界のマラソン」の本文を、一部の内容を抜粋して紹介しよう。
「韓国・全羅北道の高敞(コチャン)郡で、地元のマラソンクラブが開く地方の大会。10回目を迎えた2012年にはハーフマラソンなども含め約4700人が参加した。「コインドル」は巨石を積んだ先史時代の「支石墓」を意味する韓国語。世界遺産に登録された支石墓群の遺跡公園を、走りながら眺められる。支石墓、地元特産のキイチゴの一種「覆盆子(ポップンジャ)」の果実酒と並ぶ町おこしのイベントで、マッコリのほか覆盆子酒を出してくれる給水所もある。地元のマラソンクラブが中心に運営する手作りの大会で、温かな雰囲気も魅力。」

【6月の高敞】
辰巳さんは現在50歳を超えているが、とても若く見える。実際の年齢を知ったら驚く人が多いだろう。しかも辰巳さんの家庭には、今年お子さんが誕生した。辰巳さんが上記の本を送ってくれたのが今年の6月だった。コチャン郡では農家がポップンジャの収穫に最も忙しい時期だった。果汁を絞る作業所からポップンジャのにおいが漂ってきて、コチャンが甘い香りに包まれる季節だった。
辰巳さんに夏前のコチャンの様子とともにお子さんの誕生を祝う言葉を伝えたところ、こんな言葉が返ってきた。「ポップンジャの季節を1度は体験したいと思っています。こんなトシで子どもに恵まれるのは、どうやらポップンジャのおかげだと思われますので」彼はコチャンのあれこれについて感謝の言葉を惜しみなく送ってくれた。参加者が数万人規模の各国のマラソンを中心に紹介する自著のラストに、コインドルマラソンを載せてくれるだけでも、郡にとっては大変ありがたい人だと思う。

【ポップンジャに感謝しているか?】
「ポップンジャのおかげ」という言葉を、私がコチャンの人の口から直接聞いたことは実はほとんどない。地元の人ほど、郷土に関するものをありがたがらない。おそらくこれはどの地方でも同じだ。外に向けて特産物を広報することは、確かに必要ではあるが、地元の人が地元の特産物を愛することから始めなければならないのではないか?村おこしの方法はいろいろあるだろうが、まずはコチャンに住んでいる私たちが「愛していよ!ポップンジャ」と叫んで感謝の気持ちを持つことが必要なのではないだろうか。
日本も韓国と同じで結婚事情は悪化する一方で、しばしば「結婚氷河期」だと言われている。男性の結婚がきわめて難しくなっているなかで、辰巳さんは50代で結婚し、そのうえ男の子まで授かった。これは望んだところで、確率としては100人に1人が果たすことも難しいことだ。感謝して楽しんでいると良いことが起こるのである。コチャンの人たちも感謝しよう。ポップンジャをはじめとする特産物に、そしてあなたの大切な人に。

スポンサーサイト