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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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わが家の枝垂桜

桜のネタが一段落したと思いきや、またひとネタです。わが家で見ごろを迎えている枝垂桜を紹介します。

大阪・寝屋川市の成田山不動尊近くにあるわが家は、昨年7月に引っ越してきた3階建ての借家です。周辺は古くからある関西きっての邸宅街で、大きな庭のある家が立ち並んでいます。しかし元の敷地を3分割して最近建てたらしい3軒のうちの1軒であるわが家には庭らしい庭はありません。とはいえ家の壁と、外の通路を隔てる金属製の柵の間の、まさに猫の額ほどのすき間の地面に枝垂桜やヤマブキが植わっています。

外の桜ばかりに気をとられて、まさに「灯台下暗し」で気づかないうちに見ごろを迎えていた枝垂桜はしかし、柵の外から見上げることしかできず、それでもなんとか撮ってみた写真を3枚アップします。

BL140407家の枝垂桜1P1100115  BL140407家の枝垂桜2P1100123  BL140407家の枝垂桜3P1100121

※※※

本日の私は午後からの仕事で、これらの写真を撮ったあとにロードバイクに乗って職場に向かいました。その途中、通勤コースの淀川河川敷は、ここ半年余りの「ジテツウ(自転車通勤)」生活のなかで最も強いといえそうなほどの向かい風で、25キロの所要時間は、いつものほぼ1時間より10分ほど遅くなり、道すがらに写真を撮る余裕はありませんでした。(しかも帰りには風がないできて、追い風はわずかしか受けられませんでした。)幸い、大阪きっての桜の名所である大川(旧淀川)沿いの「毛馬桜ノ宮公園」の桜は、ここ数日の冷え込みのおかげで花がなんとか残っているとはいえ、かなり散り進んで若葉も見えつつあって、カメラを手にしたくなるような景色もありませんでした。

桜という花は目で見るには、どこで見ても文句なく美しく、本格的な春が訪れたことでウキウキした気分も相まって、どんな風に撮ってもきれいな写真になりそうな気がします。しかし実際には(近)寄れば花はきれいに写るものの、そこがどこか分からない、どこで撮っても同じような写真になりますし、(後ろに)引けば引いたで花の形がぼやけたり邪魔なモノが写りこんだりして絵になりにくくなります。
ひと言でいえば、桜の季節になるとソワソワして、あちこちで写真を撮りたくなるものの、桜という花は実際のところ、あまりにも撮りにくい被写体だと思います。

そして、どんな花もそうなのですが、盛りをすぎてしまうと花の色は濃く見えるようになるものの、みずみずしい美しさが消えて魅力も一気に薄れ、少なくとも寄って撮ろうという気にはならなくなります。
もちろん、散っていく際には花吹雪や花のじゅうたん、そして花いかだなどが絵になるとはいえ、満開になるまでが美しいだけに、盛りをすぎた花を見るのは、えも言えず寂しいものです。

そしてまた、その寂しさは人生の峠を越えた自分が、ときにふと感じる寂しさと似ています。ただ、来し方を振り返ってみても、自分の人生が満開だった時期がいつなのか、そんな時期がほんとうにあったのかどうかはよく分かりません。
ただ、花の季節の次には、もっと鮮やかでかぐわしい新緑の季節も待っています。もしかすると、それも過ぎたような気もしないではありませんが、まだまだ次があるという気持ちだけは持ち続けたいものです。

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