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やわた人形劇まつり

本日は京都府八幡市を中心に活動している人形劇団が共演する「やわた人形劇まつり」を見に行きました。
このまつりは、知人の理恵さんが代表を務められ、地元の7つの劇団からなる「やわた人形劇連絡会」が毎年7月に開いているもので、会場となった市立生涯学習センターには、子ども連れを中心に100人を越える観客が集まりました。

私は以前、学生演劇にかかわっていたころなどに普通の演劇を数多く見てきましたが、人形劇をナマで見るのは、カンボジアで人形を使った影絵芝居を見たときや、中学のころに課外学習で文楽を見たときをのぞくと、おそらく小学校時代以来でした。そのため会場に行くまでは、人形劇がどんな具合に進行するのか想像もつきませんでしたが、実際に間近で見てみると、期待以上に楽しむことができました。

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ストーリーは昔話もオリジナルものも、奇想天外なファンタジーでありながら、心に残るエピソードや教訓が盛り込まれています。手作りの人形たちはどれもシンプルなようで細部までていねいにつくられていて、顔立ちも動きも愛きょうがあり、劇のなかでは表情も変化するように見えます。
そして山や家を表す書き割りもシンプルながらポップで分かりやすく、登場するオニが山の中を歩くシーンでは、小型の人形が登場して遠近感を示すといった独特の表現方法も興味深いものでした。

そして何より、人形を操る黒子の劇団員の方々の熱演に関心しました。テンションが高いうえ、ご自分たちが楽しく演じていることが伝わってきて、休み時間にはモゾモゾと動いている子どもたちも、黒いバックに囲まれた小さくて色鮮やかなおとぎの世界に引き込まれるように、身を乗り出して見ていました。
私はといえば、生後10カ月の息子を連れて行ったのですが、途中でむずかったり泣き出したりするのではないかという心配は杞憂で、言葉もわからないはずの息子の視線も舞台にくぎ付けになっていました。

今や、テレビやコンピュータ、それに映画のアニメなどで、目を見張るばかりの映像に、子どもたちも簡単に触れることができます。しかし、そんな時代にあっても、ナマの人間が目の前で人形を動かす人形劇は、舞台と客席で、そのときだけの世界をつくる芝居ならではの緊張感を味わえるうえ、人形の動きがアニメよりはぎこちなく見えても、だかからこそ想像力をかきたてられるようで、その楽しさは一方通行の映像とは、まったく別もののようです。

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